大手学習塾に通う受験生の悲痛な叫び声
これは他人事ではありませんね。
高校生のみなさんはもちろんですが、ぜひ保護者様にもご一読いただきたいです。
今から大手学習塾について言及させていただきますが、もちろん当塾に対しても厳しい精査をお願いいたします。
【月謝が25万円もかかっている高校3年生】
私も以前大手学習塾に勤務しておりましたので、もちろんこの塾についても存じ上げております。
半年分のお月謝が150万円、つまりひと月あたり『25万円』ということになりますが・・・。
いや、これは普通に異常ですね。
中学受験なら分かりますが、大学受験、それも映像授業でこれは正気とは思えません。
(※もちろん当塾では、こんな非常識な提案は一切いたしませんのでご安心ください。
本当にこの提案が必要なら、当塾ではお断りいたしますし、他塾をお勧めします。)
しかし山口が問題だと感じているのは、お月謝の高さではありません。
どれだけお月謝が高かろうが、『ご本人とご両親が納得していれば別に構わない』と考えています。
しかしこの文面を見る限り、少なくともご本人は塾の指導に満足していないわけですし、さらに問題なのは、
『おそらくはお子様が塾に不満を抱いていることを、ご両親は把握していない』
ということです。
厳しい言い方をさせていただくと、
『毎月25万円をドブに捨てている』
ということになります。
さらに、こちらの受験生はこのように書いています。
『半年で150万円』
そう、山口もよく知っていますが、この塾は半年分のお月謝を一括で支払わないといけないのです。
つまり、いざ授業がスタートしてみて
(うわ…この映像観てても全然分からないんだけど…)となっても取り返しがつかないのです。
もちろん、一切返金には応じません。
『いや、最初の契約の時点でご納得の上でご捺印されたんですよね?』
と言われて終わりです。
まあそれが資本主義経済の原理原則と言われればそれまでなのですが、この『数か月分のお月謝を支払ってもらい、一切返金に応じない』というスタイル、会社側にメリットはあっても、ご家庭側にはデメリットしかありません。
う~ん・・・しかし『半年で150万円』って・・・。
ただ、大手学習塾がこれだけ高額になるのにはもちろん理由があります。
・講師の人件費
・設備費
・維持費
まあこの辺は当塾も同様にかかってしまう必要経費ですが、ここからが問題です。
・営業マンや管理職の人件費
・宣伝広告費
実はここがめちゃくちゃ大きいのです。
下手をしたら最初に挙げた必要経費よりも大きいくらいですね。
余談ですが山口が勤務していた前職、どういうわけだかCMに某世界的な歌姫を起用し、なんとその年間契約料が・・・
『数十億円』
ちなみにグループの総資産額は軽く1,000億円を超えているとのことで・・・。
うらやまS・・・違う、怪しからん!
まあとにかく、お月謝がとんでもない金額になるのには理由があるわけですね。
しかし大きな組織を維持していくためには必要なことだと思いますし、何よりも実際に契約するご家庭が納得していれば問題はないわけです。
重ねて申し上げますが問題なのは、
『高額なお月謝を払っているにもかかわらず、当の本人は塾に不満を持っていて、さらにご両親はそのことに気が付いていない』
ということです。
【もちろん、当塾にも厳しい批判の目を向けていただいて構いません】
他塾のことばかり言及しておりますが、もちろんそれは当塾とて同じことです。
当塾の売りは、
①完全1対1のマンツーマン指導
②途中で講師は変わらない
③私語やスマホ、居眠り一切禁止という学習環境
④質問対応あり
⑤どんな難関大対策でも対応
⑥卒塾生達の素晴らしい合格実績
パッと思いつくのはこういったところです。
お月謝そのものが安いかと言われれば決して安くはありませんが、
『映像授業メインの塾』
『授業をしない自学自習メインの塾』
のお月謝に比べればはるかに良心的だと自負しております。
ただし、飽くまでもそれは私がそう言っているだけの話です。
当然
『いや、いうほど分かりやすくないんだけど…』
『塾に通っているけど一向に成績が上がらないんだけど』
『他塾の方がよさそうなんだけど…』
と思われるのであれば、当然他塾へ移るべきです。
これは何もイヤミを言っているわけではなくて、他塾についてあれこれ言うのであれば、当然その批判の目は当塾にも向けられるべき、そう考えているからです。
事実、私達の大学受験第一志望合格率は
『毎年70~80%』
正直自分で言うのもなんですが、驚異的な数字だと思っています。
しかしながら逆に言えば、『毎年20~30%の高校3年生は第一志望に合格できていない』ということでもあります。
私はTOYOTAの車にしか乗っておりませんが、当然TOYOTAの車がいやだという人もいるでしょう。
私は『当塾こそが日本で一番の学習塾』だと信じていますし、そう思って日々塾生の指導にあたっておりますが、それが全員にあてはまるなどという傲慢な考えは持っておりません。
もしも疑問に感じる点があれば、いつでもご遠慮なくご相談くださいませ。