公立高校受験が終わりましたが・・・

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中学生のみなさんへ

あとは結果を待つだけですね。


当塾の塾生に関していえば、本当に良く頑張ってくれたと思います。


ただ毎年のことながら、その年のボーダーなどというものは結果が出なければ分かりませんし、あとは吉報を待つばかりです。


そういえば当塾の塾生から興味深い話を聞かせていただきました。


【○○〇予備校の予想問題が外れたたしいのですが・・・】

今年の某中学校、例年以上にものすごく学力が高く、(これは今年は過去最高の岡崎高校・刈谷高校合格者を出しそうだな・・・)と予想していたのですが、結果としてはそうはならなさそうです。


その某中学校の学年上位は某予備校に通う中学生が席巻していたのですが、実際のテスト本番には対応ができなかったようです。


ただ、最初に申し上げましたが、そのことについては某予備校にはなんの責任もありません。


その某予備校は最初から指導方針はきちんとお話しているでしょうし、それを承知の上で通っていたのでしょうから、結果責任など問われるはずがないのです。

気になったのは私が当塾の塾生から教えてもらった話。


『某予備校の予想問題が外れたから受験を失敗した』という声が上がっていたということ。


あのねぇ・・・。


そんな他責思考でどうするんや?


受験の失敗なんて、どう考えてもまずは自分のせいやろ?


その某予備校の先生だって、意地悪で試験問題を予想したわけではなく、過去の経験則から『これは絶対に出るはず!みんな合格してくれよ!』と思って指導したに決まってるやんけ。



余談ですがちょうど1年ほど前、私はこちらの塾生とものすごく悔しい思いをしたんです(※2023年2月16日のブログにて書かせていただきました)。




某中学2年生の数学、角度の問題で、この某予備校が予想問題をズバリ的中させ、某予備校に通っていた生徒たちは全員、『問題を読むこともなく、脊髄反射で”180度”と解答し、全員が正解した』ということでした。


で、うちのeトレーニングの問題を漁っていたら・・・うちにもあったんです、同じ問題が・・・。



『ちっきしょーーー!!!』


もうめちゃくちゃ悔しかったですね。


(彼がこの問題を取れなかったのは自分のせいや・・・)とその日は帰って枕を濡らしました。


でもね、そんな予想問題が的中して、その問題について考えることもなく正解したとして、何の意味があるんでしょうか?


そんなことをやってるから、そんなことで味をしめちゃったから、公立高校入試本番で同じようなことをやって、失敗しちゃったんでしょうが。


それを塾の先生方のせいにするなんてあかんやろ?


言っとくけど、そんな思考を持ったままだと、どんな高校に行ったとしても大学受験は確実に失敗する。



だから良かったじゃない。


今回痛い目にあったことで、目が覚めたのではないでしょうか?



大丈夫。


公立高校入試がうまくいくかどうかは神のみぞ知るところではありますが、高校受験で失敗したからって君の命が取られるわけではありません。


むしろ、そんな実を伴わない、非本質的な取り組みで第一志望に合格するよりも、ここで悔しい思いをして次の大学受験に捲土重来を期す方がずっといいかもしれない。



なお余談ですが、もちろんうちの塾生はしっかりと結果を出してくれました。

無責任なことは言えませんが、マークミスとかが無い限りは合格するはずです。


結果も出ていないのにこんなことを言うのはなんですが、うちは塾生のみなさんに対して、『公立高校入試対策』などはほとんどやりません。


いや、もちろん最低限、他塾がやるくらいの公立高校入試対策はもちろんやります。


しかしながら私は今の公立中学校の授業そのものも、オールマーク化してしまった公立高校入試そのものも『まったく信用しておりません』。



そして中学生のお子様がいらっしゃるお父様お母様、私の戯言など100%鵜呑みにする必要はございませんし、むしろ疑っていただいても構いません。


しかしそれ以上に、公立中学校でご子息ご息女がどのような授業を受けているのか?そして愛知県の公立高校入試オールマーク化がどれほどの弊害を生み出しているのか、存分に懐疑的な目で見ていただきたいのです。


もしも何も問題が無ければ、(なんだ、山口の勇み足じゃないか)でいいんです。


この問題の恐ろしい所は、今すぐに表面化するわけではないということ。



実際に中学校のテストで上位10%~20%の成績上位者が、実際にはそれに見合うほどの学力は身につけられていない場合も多々あるということです。


だから『せっかく頑張ってN高校に行ったのに、3年経ったら偏差値が40くらいしかなかった・・・』という受験生がたくさんいるのです。

私個人の見解ですが、N高校で第一志望に合格する受験生は、おそらく学年上位50位以内の3年生だけです。



さて話は戻りますが、もしも仮に公立高校入試に失敗しても、学校や塾、ご両親のせいにしてはいけません。


君の努力が足りなかった、ただそれだけでしょう?


『問題を読むこともなく”260度”と答えて正解した』、それは君の力ではありません。



申し訳ないけど、そのような学習に甘んじている受験生が、うちの塾生に負けるわけがない。


私山口は自信を持ってそう言えます。





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