でも負けるよ

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教室長ブログ

山口はブログで厳しいことばかりを言っているように感じるかもしれませんが・・・。


ただ現実をお伝えしているだけです。


『岡崎高校や刈谷高校の課題や指導が厳しい』、これは事実です。


『総じて西尾市内の高校は、課題も指導も緩い』、これも事実なんです。


山口が主観で言っているわけではありません。



ただただ、合格実績や共通テスト平均点を冷静に俯瞰し、西高生や東高生から聞く学校の状況、模試などで分かる偏差値、これらを総合して『第一志望に合格するために必要なこと』を書き綴っているだけです。



【A判定は当たり前。A判定でも落ちるときは落ちる。】

どうにも理解ができないのですが、なぜC判定未満の受験生ほど危機感も持たず、のんびりと自分のペースで勉強をしているのでしょうか?


A判定でも落ちる時は落ちるんです。

当り前の話ですが、模試の結果などただの空手形ですし、大学側が定員を設定している以上、仮に偏差値が80を越していても、同じ学力の受験生が定員以上に受験すれば、そりゃああぶれる受験生は出てきます。


もはやC判定未満の受験生が入り込む余地などありません。


もちろんその逆に、『D判定やE判定から逆転合格!』なんてケースもあります。

現に当塾でも、毎年毎年偏差値40から難関大に合格する塾生がいるわけですが・・・


そんなのレアケースです。


しかも彼らや彼女たちの場合、私たちは学校の授業や偏差値は度外視して、『計画的に第一志望に合格するための対策』を続けていたわけで、闇雲に無策で受験してもらっていたわけではありません。



ともあれ。


普通に考えればC判定やD判定、E判定から第一志望に合格する確率は、紙のように薄いと考えるのが自然です。


もちろん、努力なんてものは各々異なるものなので、みなさんそれなりに努力をしているのでしょう。


でも、それなりの努力で達成できる目標は、所詮『それなりの目標』です。


私が受験生に厳しいことを言うときは決まって、『高い目標を掲げているくせに、大した努力もしようとすらしない受験生』に出会ったときです。



『僕は(わたし)はこれくらいの努力しかできないから、大学もこれくらいのところでいいんです』、なら何も言いません。


山口はみなさんに第一志望に合格してほしいからこそ、必要なものを余すことなく伝え、それができていなければ厳しい現実をお伝えしているだけなのです。



【ものすごく努力しても負けることがあるのに、適当な努力でどうやって勝てるのでしょうか?】

こちらは山口が大好きな野球漫画、『ダイヤのA』から拝借したものです。


主人公のチームがめっちゃ練習しているところに、コーチが厳しい現実を伝えます。


そして・・・

なんと9回裏ツーアウトランナー無しまで追い込んでいたのに、そこからデッドボール。

一気に連打をくらいサヨナラ負けしてしまうのです。



もう当時の自分はてっきり『よっしゃ!これで甲子園や‼!(※注:漫画です)』と張り切っていたのに、まさかの衝撃の結末で本当に立ち上がれなかったんですね・・・。



『いや、漫画やんけ!』と思うなかれ。



当り前の話ですけどね、現実の世界でも甲子園に出場できるチームは『たったの1チーム』。


それにどの高校の野球部員も、『それなりに一生懸命練習』してるんです。


その中でも本当に突き抜けた努力を積み上げて、運すらも手にしたチームだけが甲子園に出れるわけです。


程度は違うけど受験も同じに決まってるやん。




みんな『それなりに(自分のペースで一生懸命)努力』してますって。




ただね、当たり前の現実として『岡高生や刈高生は圧倒的に努力している』、これは間違いない。



もちろん、岡高生や刈高生でも落ちていく受験生はいるだろうけど、比率で言えば本当に少ない。


だからこそ自分はみなさんに、『岡高生や刈高生に負けない努力をしてほしい』と心から願っている。


だけど現実には、岡高や刈高の厳しさは、そこに通っている高校生にしか分からない。


自分は岡高生や刈高生をひいきしているわけではなく、みなに平等に、同じだけの努力ができる場所を提供したいと考えています。



もちろん考え方は人それぞれ。


『そんなことない!そこまで頑張らなくてもきっと第一志望に合格できる!』、そう思うのであればそれを信じればいい。



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