(岡崎高校学年367位からの)『総合偏差値71.3(全統記述)おめでとう!!!』

カテゴリー :

教室長ブログ

(今回、あえて悪かった教科にもマーカーを引いておりますが、その理由はまた後ほど)



いや~予想通りでしたわ。


しかし彼のこの結果を語るには、少し遡る必要がありますのでしばしお付き合いを。



【岡崎高校へ合格するまでの経緯】

今岡崎高校1年生の彼なのですが、正直に言うと岡崎高校に合格するかどうかは結構きわどいところでした。

まあでも、元々の学力は非常に高かったですし、英語に関しては相当な前倒し指導を進めておりましたので、仮に岡崎高校がダメで西尾高校だったとしても、第一志望の大学は充分に狙えると踏んでおりました。


そんなわけで例によって、公立高校入試の内容はすべて無視。


英語に関しては中学3年生の中頃には難関国立大学対策までできていましたし、最後はいちか先生にお願いして、唯一ニガテの数学の対策をお願いしていたのでした。


結果は見事合格。


そしてありがたいことに、当塾の刈谷高校・岡崎高校合格率は彼のおかげで未だ100%を維持できているのでした。


まあそんなことはどうでもいいのですが・・・。





【岡崎高校に入ってからは壁にぶちあたってしまった】

タイトルにも書かせていただきましたが、なんと岡崎高校での1学期期末テストはなんと『367位』。


これは彼には相当堪えたはずです。


塾生のみなさんはご存知の通り、『高校の中間テストや期末テストの結果はどうでもいい』を公言してはばからない山口ですが、それにしたってこの結果はきつかったと思います(なお、誤解の無いようにお伝えしておきたいのですが、どうでもいいのは結果であって、その後の復習はとても大切です。テストは先生方が一生懸命作ってくださったものですから、テスト直しや復習は全力を尽くすこと)。




ただ、山口は彼の本当の力を知っていましたし、『まあ期末テストでビリだったとしても、本当の力は岡崎高校でも上位30位には余裕で入る』と思っていました。


とはいっても、ご本人やお母様からしたら不安で不安で仕方なかったと思います。



岡崎高校はなぜか1年生の7月の模試がありませんし、なんぼ山口が耳障りのよいことを言ったとしても、相対的な評価が分からないままで辛い時期が続いたはずです。



そこで彼とお母様にお願いしたのが、『(東進以外の)外部模試を受けられてはどうでしょうか?』ということでした。



その話を面談でしたところ、お母様はすでにその予定だったようで、かくして河合塾の模試を受けていただいたわけです。




その結果、『英語の偏差値は76.7』、『文系総合偏差値71.3』という結果が返ってきたんですね。


結果論で言うわけではありませんが、『予想通り』でした。



【今は英語の指導は一切せず、匠先生が数学の指導をしております】

そんなわけで、岡崎高校の中間テストでは、本来得意だと思っていた英語でもボコボコの結果が返ってきたのでした。


ただそうはいっても、山口はもとより『高校の中間・期末テストでは高校生の本当の実力は測れない』と考えておりますので、最初からあてにはしておりませんでした。



自分が信頼しているのは、彼と一緒に積み上げてきた努力だけでして、それで評価するならば、『彼の英語は誰にも負けない』と確信しておりました。


そこよりも、1年後2年後を見据えるならば、本当にニガテとしている『数学の対策』の方が最優先だと感じていました。



もちろん、本来であれば『英語と数学の授業を同時に受けてもらう』のが望ましいのかもしれませんが、冒頭申し上げました通り、英語に関しては中学2年生の冬からみっちり取り組んでいて、すでに難関国公立レベルに達しているので、その必要はないと判断し、今は数学一本に絞っています。




指導を英語から数学に完全移行したのが夏以降であったため、今回の模試では結果が出ませんでしたが、今から1年ほどで数学の偏差値を65まで上げていく予定です。


そのため、あえて今回は結果が振るわなかった数学にもマーカーを引かせていただきました。





数学に関しても『100%上がる』という自信があります。





【とはいえ、そんなことを言えるのも時間があるからです】

当塾では厳格に、『東高生は高校2年生の夏以降、西高生でも高校2年生の9月以降は入塾不可』という制限を設けています。


刈谷高校、岡崎高校ですら、『新規ご入塾は高校2年生の12月まで』とさせていただいています。


凄い厳しいことを言わせていただくならば、『残り1年とかそれくらいで何を頑張るの?』と言いたいのです。


大学入学共通テストが6教科8科目、難関大の二次試験はほとんど記述、その上滑り止めの私立大学の対策もやらなければならない。


1年やそこらでは無理です。



もちろん、『高校2年生の冬まで、やるべきことをしっかりと頑張って、最後の1年間で難関国公立の記述対策をやりたい』という受験生なら話は別ですが、確率で言えばそういう受験生はほとんどいないと思っています。



そして今回紹介した彼も、超がつくような難関大を目指しているわけですが、『受験対策に一番時間がかかる』と言われている英語を、この時期にある程度完成させることができているから余裕のある計画を立てることができています。




【・・・とはいえ、もちろん最後はガンガンに追い込むんですけどね!】

しかしながらみなさんが目指している大学というのは、『開成や灘高校などをはじめとする、超絶難関私立の受験生が受験する大学』なわけですから、当然大変です。



倍率こそ2~3倍程度ですが、それこそ全員共通テストは8割9割取ってきて、高校1年生から二次対策やりまくってきたようなライバル達です。


もちろん、小学校4年生くらいから中学受験でガンガン追い込んできたような受験生も山ほどいますからね。


だから結局のところ、彼も他の塾生と同様に、最後は相当きつい思いをすることになります(苦笑




そんなこんなで、何だかいつも以上に支離滅裂な内容になってしまいましたが、『良い意味で』予想通りの結果が返ってきました。


本当はですね、色々な必勝の秘策があるわけですが、それはもちろん企業秘密ですので、このブログでの紹介は控えさせていただきます。






Monthly Archives

月別記事