★2026年某国立大学英文、山口試訳(※3月2日更新)★

カテゴリー :

教室長ブログ

Ⅰー(a)

Aerobiology did indeed get refocused at the start of the twenty-first century, and it started growing up at last. For one thing, aerobiologists got braver. They launched more ambitious expeditions, and they learned how to collaborate in bigger teams to merge their data from across wider stretches of the sky.



『実際のところ、大気生物学は21世紀初頭に再び焦点があてられ、ついに成長し始めた。その理由の一つには、大気生物学者がより果敢になったことが挙げられる。彼らはより野心的に探索に乗り出し、そしてより大きなチームで共同調査することを学び、結果として広大な大気のデータを集積しまとめることができたのだ。』


後半の”to merge their data”以下ですが、自分は和訳の自然さを重視するために、『結果のto』で訳し下ろしましたが、もちろん従来通り、副詞的用法で訳してもOKだと思います。

また他動詞merge Aですが、『データを統合する』は不自然に感じたため、『データを集積しまとめる』と訳しました。

(もちろん、『データを統合する』でも減点はないと思います)

⇒『広大な大気のデータを統合するために』



続きはこのページで随時更新していきます。



(b)

DNA revealed that the diversity of microbes was overwhelming: that spoon of soil might contain thousands of species, most new to science. Looking for microbes with nothing but microscopes and dishes full of food had left the vast majority of species unseen. Now their genes could testify to their existence.

『DNAの存在により、微生物の多様性が圧倒的であるということ、つまりたったスプーン1杯ほどの土壌にも、科学の分野ではほとんど知られていない数千の種が含まれているかもしれない、ということが明らかになった。顕微鏡と微生物の栄養源で満たされたシャーレだけを用いて微生物を見つけ出そうとしていたため、大部分の種が未発見のままであった。しかし今では、遺伝子のおかげで微生物が存在しているという確証を得たのである。』


※中盤の”most new to science”は”which is”が省略されていると考え、直前の”thousands of species”にかける。

“nothing but”は名詞修飾の副詞で、意味は”only”と同じ。

直後の”microscopes and dishes”にかける。


なお、”dishes”は『皿』でもOK、その場合は『実験で用いられる皿』くらいには訳し出した方が良いかも・・・。

Ⅰ-(3)

『大気はさながら動物園であることが分かった。大気中に含まれているDNAを解析した結果、そこには多様な生物が存在していることが分かったということ。』

こめ

Ⅱ-(a)

 Yet the traces are clearly there if only we can read them. Just as the Mesopotamian gods places signs in the natural world as messages to be decoded, so the Mesopotamians have left their signs upon our culture.

『しかしその痕跡は、私たちがその跡を正確に読み取れた場合に限られるが、明らかに存在している。メソポタミアの神々が自然世界に、解読できるメッセージとしてその印を残したように、メソポタミアの人々は現在の私たちに、自身の印を残してくれた。』

Ⅱ-(c)

 We have come full circle, from writing on clay tablets at the very beginning of history to returning to them now to ensure the survival of the information age. This is one of the most fundamental lessons of all that we can learn from Mesopotamia: that the way we record knowledge matters and can have a real impact on the preservation of our culture.

『歴史のまさにその始まりに、粘土板に文字を書き込んだことからスタートし、今ではセラミックでできたマイクロフィルムのタブレットに情報を残すという形で情報時代を存続させることが確実なものとなった。それはまさに粘土板に戻ることであり、私たちは一周して元の鞘に収まったのである。これこそがまさに、私たちがメソポタミア文明から学ぶことができる最も重要な教訓の一つなのだが、私たちが知識を記録することはとても重要なことであり、それが私たちの文化を保存することにも現実的な影響を及ぼし得るということだ。』







Monthly Archives

月別記事