入塾1ヵ月で偏差値10UP!(西高1年生男子!)
(西高生にこそ見てほしいですね)

もちろん、総合偏差値も素晴らしいのですが、まだ山口が納得しておりませんので一部モザイクで(★まだまだ上がります、ということです)。
注目してほしいのは英語の偏差値です。
7月の時点で英語の偏差値は51.4。
彼が入塾してくれたのが10月頭で、今回の模試を受けたのが11月頭ですから、何とわずか1カ月で偏差値が10上がったということになります!(サバ読んですみません、本当は9.9ですね)
正確な順位はお伝えできませんが、西高生を100人ごぼう抜きです!
いや~これは本当にものすごいことですよ?
常日頃から申し上げておりますが、英語という教科は100%結果が出る教科ですが、普通は膨大な時間がかかります。
どんなに努力を積み上げても、英単語を500単語1,000単語覚えてもなかなか結果が出ない・・・(そうして英語という教科を諦めてしまう受験生も多いのですが)。
それをたったの1ヵ月で、偏差値を一気に10上げてしまったのですからこれはもう本当にすごいことなんです。
ただしもちろん楽して、というわけではありません。
お母様ごめんなさい!
めっ・・・ちゃ厳しく指導させていただきました。
『こんなのは覚えたとは言わないんだよ!』
『先週やったこと忘れちゃってるじゃん、復習が甘いよ!』、みたいなことを毎週言っておりました・・・(本当にごめんなさい)。
ですが山口、誰にでも厳しいわけではありません。
もちろんちゃんと相手を見て、(この子は厳しい声掛けは逆効果だろうな)と思ったら、優しく接しておりますのでご安心くださいませ。
彼の場合は『彼ならきっと乗り越えてくれる!』と判断したので、1回目の授業からめちゃくちゃ厳しく指導しておりました。
そしてもちろん、厳しい指導にはそれなりの理由があります。
【大学受験を志す高校生にはとにかく時間がない】
体験授業の時点で、彼はほとんどの英単語を知りませんでしたし(これは西高の課題が甘いからです)、英文法はおろか、ほとんどの品詞も理解できていませんでした(関係代名詞や接続詞、自動詞、他動詞や前置詞など)。
これについては公立高校入試と公立中学校の指導システムに原因があります。
文法や品詞を理解していなくても、公立高校入試では高得点が取れますので(※ちなみに彼も英語のテストでは20点とってました(22点満点中))
常々申し上げておりますが、公立高校入試、及びそれに準ずる公立中学校のテストは、本質を欠いた学習でも『それなりに点数が”取れてしまう”』んですね。
もちろん、実際に学んでいる多くの中学生はそのことに気がつきません。
ですので、彼の場合は体験授業の時点で、もう最初から相当厳しいことをお伝えしました。
『(うちに入るなら)今まで学校や今の塾で学んだことは全て忘れてもらうし、課題や宿題も西〇高校の比じゃないくらい出すから覚悟してほしい。西高の授業ペースもまったく無視するからそのつもりで』と。
正直、(言い過ぎちゃったな~・・・絶対に来てくれないだろうな~・・・)と思っていたのですが、覚悟を決めて入塾してくれました。
(※余談ですが、普通の学習塾では、体験授業でこんな厳しい指導はしません。誰でも分かるような簡単な問題を取りあげて、『すごい!もうバッチリできてるじゃん!』みたいなことを言って、気持ちよく帰ってもらうんです。その方が契約率上がりますので)。
ただもう本当にきつかったと思います。
何せ今まで築き上げてきたものを全て捨てて、全く新しいことを受け入れ、しかもきついことに挑戦していかなければならないのですから。
しかしそこに真摯に向き合って努力を積み上げたからこそ、この素晴らしい結果が出たんですね。
厳しく指導した理由はここにあります。
もしも彼が中学生で、まだ誤った学習法を身に付けていなかったのであれば、ゆっくりと時間をかけて理解してもらい、正しい指導法を学んでもらうことができます。
しかしながら、どっぷり3年間、誤った・・・というと語弊があるかもしれませんが、少なくとも正しい学習方法を身に付けないままに過ごしてしまい、高校でも課題が出ていないとなると、残りの2年間で4,5年分の学びが必要になる、ということになります。
地道な学習や膨大な課題は遠回りにも感じますし、即効性は全く感じられません。
むしろ、(こんなことをやってていいのだろうか?もっと効率の良い学習法があるんじゃないのか??)と思うかもしれませんが、地道な努力と険しい道のりこそが最短の近道です。
彼はそれを信じて、一生懸命勉強に取り組んでくれたんですね。
さて、そんな彼の目下の課題ですが、国語ですね。
でも国語も必ず上がります。
英語と国語は密接に絡んでいますので、英語が上がれば国語も上がりますし、その逆もまた然りです。
そんなわけでT君(※イニシャルは関係ありません)とお母様、当塾を信じて入塾を決めてくれてありがとうございます。
決して安くはないお月謝で、しかも担当の山口が厳しいことを言っているのですから、ご決断には相当な勇気が必要だったはずです。
まだまだ彼の本当の学習は始まったばかりですが、この大変な努力を本当に尊敬しております。
昨日彼が言ってくれた、『(偏差値が上がって)め…っちゃ嬉しかったです!』という言葉が、山口にとっても本当に嬉しかったですね!(でもまだまだ上がるよ!)
私個人は、今の公立中学校のテストの点数は全く参考にしておりません。
90点だろうが100点だろうが、実際のところ本当の実力は測れないのです。
マーク試験ではスペルミスも三単現のミスも、時制のミスも起こりません。
失敗する機会がないということは、自分の弱点を知らないままに、そしてこれが一番恐ろしいのですが、真の実力をつけていないままに高得点が”取れてしまって”高校に進学していく、ということになります。
誤ったものを身に付ける時間が長くなれば長くなるほど、その凝り固まった思考や習慣を取り除くのに膨大な時間がかかりますし、ましてや新しいものを受け入れることなどできるはずがありません。
塾生のみなさん、当塾は決して楽で簡単なやり方を教えるわけではありませんが、一生懸命頑張って、必ず目標を達成しましょう!
【岡高生は模試の結果をあまり気にしないように!】
なぜだか分かりませんが、岡崎高校1年生は7月の模試を受けていなかったため、今回の11月の進研模試が初模試ということになります(外部模試を受けていない限り)
・・・えぐい。
全国偏差と岡高偏差の差が20以上あるやん・・・(※全国偏差が70でも、岡高偏差だと50ということになります)。
刈高、岡高あるあるなのですが、学年全体のレベルが異常に高すぎて(※全員各中学校の上位1~3%、学年ビリの方でも全国平均だとめちゃくちゃ高い数字が出たりするんですよね。
だから今の時点では、数字そのものはまったく気にしなくてもいいです。
しかしそうはいっても、1年後にはある程度の目安は必要になってきますので、数字を気にする必要はありませんが、日々の努力はしっかりと積み上げておいてください。
私達はみなさんに、『難関大に合格するために必要なことを伝える』ことはできますが、時間の問題だけはどうしようもありません。
みなさんの一日を50時間にすることはできませんし、1年を500日にすることもできません。
42.195kmを1時間で走れるランナーが存在しないように、半年や1年程度の努力で難関大に合格することは、時間という物理的な要因で不可能であることを肝に銘じて日々を過ごしてください。