英語の偏差値80オーバー!(高校3年生の女の子です)★当塾がリスニングを一切やらない理由を説明します★

そう、今年度の2月のブログでお話させていただきましたが、当塾には今、英語の偏差値が80を超えている新高校3年生が3人います。
ちなみに今年の高校3年生は去年に引き続き少なめの7人です(ちなみに全塾生は54名です)。
うちの塾生は本当に英語に強いなと改めて実感しております。
なおこちらの塾生、去年の12月27日のブログで紹介させていただきましたが、山口が書いた英文を訳してくれた女の子なんですね。

いや、正直自分で言うのもなんですがかなり難しかったはずなのですが、ものすごくきれいな和訳で本当に感動したことを覚えています。

非常にきれいな日本語ですが、書いてくれた字そのものもとても美しいですね。
そんなこんなで彼女もご多分に漏れず、すでに英語力は山口を超えていると思います。
まさに『青は藍より出でて藍より青し』を地で行っていますね。
塾生が第一志望に合格した瞬間、生徒達が山口を飛び越えていくのを確認できる瞬間、そういう瞬間に遭遇できたとき、本当にこの仕事をやっていてよかったなと思えます。
中高生のみなさんの人生はまさにこれから。
これから続いていく数十年を実りあるものにするために、ぜひ今、勉強を一生懸命頑張ってほしいです。
【当塾がリスニングを一切やらないのは、大学受験に必要がないからです】
先日保護者様よりご質問をいただいたのですが、これはとても大切なお話ですので、ぜひ共有させていただけたらと思った次第です。
まず、当塾では一橋大学や京都大学に合格するような卒塾生でもリスニングは一切やっておりません。
受験科目にリスニングないからです。
英検準1級や1級に合格するような塾生でもそれは同じです。
例えば、『国公立二次試験 リスニング』などで検索してもらえれば分かりますが、まずほとんどありません。
東京大学、東京外国語大学、大阪大学(外国語学部限定)、新潟大学、神戸市立外国語大学・・・このあたりでしょうか?
ただ誤解のないようにお伝えさせていただきますと、もちろんリスニングはやったほうがいいんです。
それは間違いありません。
しかし、幣ブログでも折に触れてお伝えしておりますが、『4技能の中でリスニングが一番難しい』のです。
先にお伝えさせていただきますと、本気でリスニングを何とかしようと思うのであれば最低でも1,000時間、難関大レベルなら10,000時間、何不自由ないレベルまで持っていくのであれば30,000時間は必要になります。
リスニングだけでです。

毎日”リスニングだけ3時間”続けても10年かかるのです。

それも闇雲にやっても意味がありません。
例えばですが、日本語に全く触れたことがない外国人がいたとします。
彼にNHKのニュース音源などをひたすら聞かせ続けて、いつか日本語を聞き取れるようになり、理解できる日がやってくるのでしょうか?
おそらく途轍もない膨大な時間がかかるはずです。
私達が日本語をマスターしたように、まずは簡単な単語のやり取り。
次に助詞や接続詞などを付け足して・・・簡単な書き取りなどもやりながら・・・それを24時間日本語だけで生活することでマスターしていくことができます。
それも先にも紹介した通り、途轍もない時間がかかってしまうのです。
やり方もこうです。
①まずは英検3級レベルのスクリプトを用意する
②スクリプトを黙読
③次にスクリプトを見ながら実際にリスニング
④ディクテーションする(※聞いた音声を英文とカタカナで書き取り)
⑤スピードを下げて音だけで聞き取る
⑥徐々にスピードを上げる
⑦実際に自分でも声に出す
こんなことを毎日毎日続けて、何とかリスニングの力は身についていきます。
はっきりと言います。
高校受験や大学受験くらいなら、リスニングなんてやる必要がありません。
そもそも、ほとんどの大学がリスニングを設けていないのは、『その能力を求めていないから』、これに尽きます。
これも幣ブログで何度かお伝えしておりますが、大学側が本当にスピーキングやリスニングの能力を求めているのであれば、『英検準1級、または1級を取ったら満点扱いにします』としているはずなんです。
事実そういう大学もありますので、そのルートが最適だと思われるのであれば、そのルートを選ぶべきです。
大学が要求しているのは、
①しっかりと英単語やイディオムを覚える
②英文法は100%で理解する(※もちろん、100%に達することはありませんが)
③①と②を駆使して、難解な英文を論理的に解釈する
④論理的に解釈した英文を、正確で正しい日本語に訳す
この能力です。
さらにはっきり言えば、それが確認できるのであれば、ドイツ語でもフランス語でも中国語でも構わないんです。
ただこれもさらに念を押させておきますが、もちろん国際社会の舞台で活躍するためには、リスニングの能力もスピーキングの能力も必要です。
むしろそちらの方が重要だと自分も思います。
しかしながら・・・これはしつこいほどに念を押させていただきますが、リスニングこそが一番難しく、一番時間と労力がかかるのです(※英会話は除きます)
東大や京大に合格するのに必要な学習時間が4,200時間以上。
司法試験に合格するのに必要な時間が6,000時間以上。
リスニングをものにするのに必要な時間が10,000時間以上。

これが当塾がリスニングをやらない最大の理由です。
そしてリスニングは大学受験レベルなら必要ありませんし、本格的なリスニングやスピーキングは本当に必要な人だけが、大学へ行ってから、海外へ留学してから(※最低でも1年)本格的に学んでも遅くはないと思っています。
もちろん、中高生の内からリスニングに取り組むことは素晴らしいことですが、それには相応の覚悟が必要だと私は感じております(※通常の受験勉強に加えて、さらにリスニングのためだけの学習時間を作るということです)。