これはＦＩＸの塾生とか関係なく、すべての保護者さまへお伝えしたいです。

いよいよ私立の受験が本格化し、いやでも受験を意識しなければならなくなります。

先に結論からお伝えしますと、『お子さまが常に平常心でいられるように』、ぜひ前向きな言葉をかけ続けてください。

極端な話、０点の答案やＥ判定だらけの模試の結果を持って帰ってきたとしてもです。

この１０年間、数えきれないほどの受験生を送り出してきましたが、受験生のお子さまは言わずもがな、お父さんお母さんも並々ならぬストレスを抱えてしまいます。

しかしグッとこらえて、努めて平常心でお子さまに接してあげてください。今こそいつも以上の愛情を注いでください。

そうですね・・・仮に０点の答案を持って帰ってきたとしましょう。

もちろんそれを見たお父さんお母さんは、血が逆流するほどのネガティブな感情に支配されてしまうと思います。

それでもその気持ちをかみ殺して、『大丈夫？何かあったの？？私たちがついてるから大丈夫だからね。』と声をかけてください。

間違っても、『こんな点数取ってきてどうするつもりなの！あなたやる気ないでしょ！！』、などと言わないでくださいね。

お子さまはそんな点数を取りたくて取ったのでしょうか？

もちろん違いますよね。

ひょっとしたら体調が悪かったのかもしれない、ひょっとしたら精神的に追い詰められて、つい白紙で答案を出したのかもしれない・・・。

いずれにしても、つらい状況と戦っているのは、私たちではないということです。

一番つらいのは生徒本人ですし、言われなくてもやらなきゃいけないことは分かっています。

だから、私たちにできるのは、残りの数週間ベストな心理状態で学習をし、受験当日100％の力を発揮できるように、ポジティブな声がけをしていくことだけです。

ネガティブな言葉からお子さまの学習がポジティブに転じることは絶対にありません。

絶対にです。

もちろんお父さまお母さまが不安になるのは当たり前のことです。

でもあと少しです。今誰よりも一生懸命頑張って、自分の人生を切り開こうとしている自分のお子さんをどうか愛して、信じて前向きな言葉をかけてあげてください。