愛知県公立高校入試スタート!

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教室長ブログ

こんにちは!

最近まったくブログが書けていませんでした。

 

 

FIXは完全1対1のマンツーマン指導、プラス授業以外の時間も教室通い放題、質問し放題ですので、入試直前ということで授業と質問対応の両方で、なかなかブログを書く暇が・・・。

 

 

 

すいません、言い訳ですね!

時間は作るものですから、『忙しくてできなかった』は理由にも言い訳にもなりません。

今後はきちんと定期的に更新していきます。

 

 

正直言うと、『春のキャンペーンブログ』なんかも書きたかったのですが、(当たり前の話)山口の仕事で最優先されるのは『現生徒対応』ですので、営業的なものに割く時間があれば、今いる受験生が合格する可能性を1%でも上げるために費やしたかったというのが本音でもあります。

 

 

 

しかしながら、自分個人としては、この一番忙しい時期が、一番楽しくて充実しています。

本当はね・・・『もっと早い段階で質問に来んかーい!』と思ったりもするのですが、なかなかどうしてほとんどの中学生にとって、そこまでの自主性や計画性を持つのは難しいのも重々理解しています。

 

それでも、この時期の中学生諸君の爆発的な成長を間近で感じることができるのは、一講師として至上の喜びです。

終わってもいないのにこんなことを言ってはいけませんが、よほどのことがない限り全員合格すると自信を持っています。

 

今年も西尾高校、西尾東高校、鶴城丘高校、吉良高校、一色高校の西尾の公立高校を筆頭に、刈谷高校、岡崎北高校、安城東高校なども受験します。

 

落ち着いて、平常心でみなさんのベストを出し切ってきてくださいね!

 

 

 

 

そして毎年毎年葛藤していることがあります。

それは公立高校入試対策。

 

 

誤解を恐れずに言えば、愛知県の公立高校入試はとても取りやすいです。

もう出るとこ決まってますから。

うちは完全1対1のマンツーマン指導なので、その子の得意不得意に合わせて、最も効率的に当日点が取れるようなカリキュラムを組んでいきます。

 

 

目標が高い子(当塾で言うと、医学部医学科や早慶上智、公立の高校でも偏差値60を目指している生徒達です)には、英語や数学は高校生の単元まで進めてしまっていますし、その逆で、同じく英語や数学がニガテな生徒に対しては、徹底した遡り学習をやらせていただいています。

 

 

 

 

さて、愛知県の公立高校入試ですが、数学では必ず難解な『相似』『空間図形の応用問題』などが出題されます。

 

これまでは『基礎問題もこういう難問も同じ1点だから、受験当日は捨ててもいいからね。』と指導してきました。

実際のところ、今年もそのように生徒諸君には伝えています。

その1問に10分20分費やすくらいなら、基礎問題での得点を確実にした方が、絶対に合格には近づきます。

 

 

でも今年はちょっとだけ方針を変えました。

『本番では捨ててもいいけど、練習の段階では120%頑張ってみよう。』・・・ということで、愛知県のお家芸である難解な図形問題も最後まで頑張ってみました。

 

G君の解答

 

K君の解答

 

改めて子どもたちの持っている可能性の大きさに驚かされました。

 

どちらも山口の担当生徒の解答なのですが、きちんと自力で解答できています。

下の解答に至っては、連比を使えば比較的簡単に解けてしまう問題なのですが、K君は『角出し(相似で使われるテクニックです)』をして、新たな相似を作り出して正解に辿り着いています。

 

 

 

上のG君の解答にしてもそうですね。

愛知県の問題は答えが整数にならない問題も多々あり、途中で心を折られてしまうような難問もあります。

この問題もそんな問題なのですが、最後の最後まで集中力を切らさずに、しっかりと正解へたどり着きました。

こういった生徒達の目に見える爆発的な成長や、才能が開花する瞬間を見ると、鳥肌が立つくらい嬉しいのです。

 

 

 

まあそれでも昨日の帰り際には、『5分以上かかりそうな問題は最後に回してね!』と伝えて送り出しました(笑)。

 

 

お子さんを預からせていただく身として、ありがたくも指導させていただく身として、もちろん目の前の生徒の合格を最優先させるために日夜努力していますが、改めて思います。

 

 

勉強だけではないのだと。

 

 

奇問難問を捨てるように指導するのは簡単です。

実際のところ、最難関と言われる私立の中学、高校、大学では、そういった捨て問をしっかりと把握し、処理していく(解かない)能力も求められていますし、そのこと自体が悪いとも思いません。

 

 

それに日本の入試は、膨大な数の生徒をペーパーテストメインで合否を決めていくので、誰でも解けるような問題ばかりを並べては差がつかないので、致し方ないとも思います。

 

 

まあ最終的に『捨てる選択肢を取る』のだとしても、やはり姿勢の面で『最後まで諦めない』ことを伝えていきたいと、改めて強く思いました。

 

目標はもちろん人それぞれなので、そこへ向かう過程も頑張る内容も、全員違いますが、心根の部分は同じです。

受験勉強はもちろん大切ですが、その他の部分も同じくらい大切です。

 

大人になって社会に出たときに、(これはやっかいな仕事だから捨ててしまおう。)と早々に投げ出してしまう人間にならないように、捨てるにしても、最後まで頑張ることができる人間になれるように、頑張ってほしいなと願います。

 

 

さあ長くつらかった受験勉強もあと少し!

まあでも3週間後には高校生活が始まって、(実は今からが本番だったのか・・・)と思い知らされることになりますが、今は目の前の受験に完全燃焼してくださいね!

 

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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