『英単語の暗記がどうしてもニガテで・・・』という中高生のみなさんへ(※今回のブログは保護者様には向けられておりません)

カテゴリー :

雑談

先日ビールのCMを見ていたら・・・(山口は付き合いでしかお酒は飲まないので、ビールのCMにも興味はないのですが)、そのCMに出演している女優の名前が出てこない!

え!

恐ろしいことに自分はその女優の方を(きれいな人だな~・・・)なんて思ってたのに思い出せない!

正直本当に自分の記憶力の悪さに戦慄しました。

結果、スマホで『金麦 CM 女優』で検索しましたよ・・・。

そしたら『石原さとみ』と出てきました。

石原さとみが脳裏に浮かばないなんて、こりゃもういよいよ末期ですね。

こんにちは!

牛乳を買いにマックスバリューに行ったはずなのに、シュークリームを買って帰って冷蔵庫を見て愕然としてしまう山口です!

もうね・・・山口の脳のシナプスの崩壊っぷりだと、5分前のことも忘れてしまう、なんてことも朝飯前のぼろもうけなのです。

しかし中高生のみなさんの脳は違います。

みなさんの脳の力は、ほぼ例外なく平均的に優秀なのです。

もちろん、IQ140超えの生まれ持っての天才児、みたいなスーパー小学生や中学生もいるでしょうが、多分何千人に一人とかの割合です。

そんな1%にも満たない天才と自分を比較しても何にもならないですね。

ほとんどの数百万人の中高生諸君は、みな同じくらいの脳力で、元々持っている理解力や記憶力に大した差なんてありません。

山口に至っては、これから脳の能力は低下していく一方で、まさに今がピークのみなさんの脳とは比べるまでもありません。

少し前置きが長くなりました。

今も昔も『英単語がどうしても覚えられません』という中高生は後を絶ちませんので、参考までに山口の英単語暗記法を伝授いたします。

断言します。

どんなにニガテでも100%覚えられます。

【英単語の覚え方】

先に簡潔に箇条書きでお伝えしておきます。

①まずは見るだけ(それで覚えられるならその単語は無視。先に進みましょう)

②見るだけで覚えられなかったら100回音読する(この時、関係のない他の単語も混ぜると効果的です。同じ単語を100回連続しても、定着率が悪いです。ちなみに3分もかかりません)

③①と②でも覚えられなかったら、単語帳の例文を書き出して、自分でも例文を作ってみる

④それでも覚えられなかったらゴロ合わせで覚えてしまう。

ちなみに山口、先にも申し上げました通り、単語は片っ端から忘れてしまいます。

今は英英辞典しか使用しておりませんが、単語の確認には『ターゲット1900』『鉄壁』『文で覚える単熟語 英検準1級』などを使用しております。

ちなみに昨日はターゲットで単語チェックをしていたところ、”coerce”(1832)『~に強要する』という単語を完全に忘れてしまっていました。

何度か音読しましたがどうしても定着しない・・・。

ですので③と④を実行するに至りました。

一応こんな感じです。

とにかく書く。

象形文字である日本語と違い、英語はアルファベットの集合体ですので、単語のイメージがなかなか湧きにくく、スペルミスも起きやすいです。

とにかく面倒くさがらずに書いてみてください(・・・といっても厳しい話、この単純作業の『書く』すらやらずに『英単語が覚えられません』という受験生が非常に多いです。)

そして山口は、この『書く』という工程でも”coerce”という単語を覚えられなかったので、③と④までやりました。

あ、裏紙ですねこれ。

ゴロ合わせですが、この単語は『コウア~ス』と発音するので、『コウア~ス的(高圧的)に強要する』と無理やり作りました。

注意点として、同じ『強要する』という単語の”force””compel”は『V 人 to 動詞の原形』というふうに使役の”get”と同じであるのに対し、”coerce”は『V 人 into ~ing』と語法が異なる点です。

これだけでは心もとないので、自分で例文も作ってみました。

① I don’t wanna coerce my students coming to fix into studying.

『私はfixに通ってくれている塾生達に、勉強を強要したくない。』

② I don’t think Japanese goverment should coerce each governers into implementin “go to” campaign .

『私は、日本政府は各県知事に、”go to”キャンペーンの実施を強要すべきではないと思う。』

山口が適当に考えた文章ですので、ネイティブが見ればもっとナチュラルな表現があるのかもしれませんが、正直大学受験レベルなら充分に理解と使用に耐えうるものと思います。

さて、『英単語が覚えられない!』と言っている中高生諸君(特に高校生)、みなさんは一つの単語にここまで労力を費やしていますか?

もちろん先にも申し上げた通り、みなさんが『パッと見ただけで覚えられた単語』にここまでの労力を割く必要はありません。

どうしても覚えられない英単語にだけ、2倍3倍の労力を割いてほしいのです。

もちろん『いやいや一つの単語にそこまでの時間はかけられないよ』という中高生もいるでしょうが、みなさんは果たしてここまでやってみて、時間を計測したことがありますか??

山口今回、この”coerce”という単語に①~④をすべてやってみて時間を計りましたが、『たったの12分』しかかかっていません。

むしろこのタイピングに1時間くらい時間がかかっています(笑)

で、結論。

厳しい言い方をしますが、『英単語が覚えられない』という受験生に限って、単語帳に何の書き込みもしていないし、音読もしていないし、書くという単純作業すらやってないのです。

家や学校、電車の移動中に単語帳を眺める、そんなのは勉強とは言いません。

ただの確認作業です。

そして先ほど『①~④に12分』と言いましたが、これは飽くまでも40オーバーの中年山口の場合の話。

みなさんはもっともっと覚えられるはずです。

仮に山口と同じ、1単語に12分かかったとしても、10単語で120分(2時間)、毎日英単語の学習に2時間の時間を本気で割いたなら、ターゲットは190日で終わることになります(逆に言えば、これだけ頑張っても最短で半年以上かかるということですが…)。

入試に英語がないのなら、もちろんこんなことやらなくていいです。

でも出ると分かっていて、なおかつ数学や物理と違い『ただ覚えるだけ』という単純作業ができないというのは、厳しい話怠慢以外の何物でもありません。

もちろん、『英単語が分からなくても何となく解けてしまう』なんていう麒麟児も中にはいますが、そんなの本当に数千人に1人ですし、知らないよりは知っていた方がいいに決まっています。

そして受験を控えた高校2年生や3年生ならご存知だとは思いますが・・・、もちろんみなさんは英単語の暗記だけではなく、イディオムも覚えなければならないですし、文法も理解しなければならない、長文の精読と速読もやらないといけないのです。

さらに言えば英語だけやっていればいいわけではなく、私立専願でも国語と日本史(または世界史、政経)をやらなければなりませんし、国公立ならプラス数学ⅠA、ⅡB、理科基礎とプラス社会1教科、理系の受験生は物理と化学までやらなければなりません。

時間なんてもう全然ないんです。

当塾が早期段階で高校3年生の入塾を締め切るのは、たったの1年やそこらでこれらの対策を取るのは難しいと考えているからです。

塾の利益を考えるなら、そりゃあ全ての受験生に来てもらった方がありがたいんです。

少し話が逸れますが、当塾は完全1対1ですので、今在籍してくれている塾生に100%以上の対応をしたいのです。

話を戻しまして。

そう、英単語の暗記なんてものは誰がやっても面倒くさいのです。

こんな面倒くさいことを高校3年生まで放置してはいけません。

もっとも習熟に時間がかかる『英語』という教科は、できるだけ早期に終わらせて、ラストの1年間(高校3年生)は、みなさんが本当に頑張りたいことを頑張る時間に充てるべきです。

英語なんてちゃっちゃと高校2年生の冬までに終わらせてください。

そして完全1対1で英検1級、準1級講師が対応する当塾ならそれが可能ですし、実際に多くの塾生がそうしています。

・・・て塾の宣伝をしてしまった、違う違う!

とにかく、『英単語を覚えられない!』と嘆いている中高生のみなさん、嘆いている暇があったらひと手間二手間かけてください!

日本語を勉強している外国人が、『ニホンゴ ムズカシイヨネ~』なんて言いながらぼーっと日本語の単語帳眺めてたら、(日本語なめてんの??)と思いませんか?

英語だって同じです。

単語帳を眺めるなんてのは勉強とは言いません。

それは隙間時間でやってください。

というわけで、英単語の暗記にはとにかく手を変え品を変え、覚えるまでありとあらゆる努力を惜しまないでください。

具体的には最低でも『ターゲット1900』や『システム英単語』などの初級レベルの単語帳を終わらせること、関関同立以上の難関大志望なら、『鉄壁』や『単語王』、『英検準1級以上の単語帳』のいずれかまで終わらせなければなりません。

時間なんていくらあっても足りないんです。

今回紹介しました『①~④までやったけど単語覚えられなかったよ!』という中高生諸君がいたら、ぜひぜひ山口のとこまで来てください(非塾生でも大歓迎ですよ)。

みっちり語り合いましょう!

Monthly Archives

月別記事