ここまでやってから『英単語が覚えられません!』と言ってほしいのです。
もう・・・何回同じようなこと言うんや??と思われそうですが、英単語が覚えられないという高校生諸君はここまでやってから『英単語が覚えられません』と言ってほしいのです。
こちらは西尾東高校の卒塾生のターゲットですね。
これだけやって覚えられないというのであれば、高校の指導や当塾の指導に問題があるのだと思います。
でも断言します。
『英単語が覚えられない』という高校生は、間違いなくここまではやっていません。
何となくパラパラと単語帳をめくって、何となく蛍光ペンでなぞって、何となく付箋を貼って『勉強したつもりになっている』だけです。
山口はよく『勉強時間の量』のことばかり言及しておりますが、もちろん当たり前に『質も大切』だと考えています。
ただ、学習習慣がつけられなかった高校生というのは、質の問題以前に、そもそも量が伴っていないのです。
まずは机に向かって3時間4時間勉強できる姿勢を作って(もちろん、合間に休憩を挟みながら)、そこから質を改善していく必要があります。
勉強をろくにやってこなかったのに、いきなり『質を向上させましょう』なんて言っても、そもそも勉強をやっていなかったのですから質を変えるもへったくれもありません。
単語帳を眺めるだけで覚えられるなら、それに越したことはありません。
しかし、目で見てだめなら書いて、それでもだめなら家で何度も音読して、それでも覚えられなかったら初めてその単語に付箋を貼って、放課や移動の時間、お風呂などの隙間時間に何度も目を通してほしいのです。
英単語の暗記にそこまでやる価値がないと思われるなら、それはそれで結構です。
ただ、もちろんですが入試本番で得点できる保証はできかねますし、文系理系共に圧倒的なウェイトを占めている英語を落とすということは、受験の失敗を意味しています。
やるのもやらないのも君たちの自由です。
塾生全員に何度も何度もしつこいくらいに声をかけていますし、それでもやらないというのであれば、それはそれで構いません。
山口の受験ではありませんので・・・。
・・・てこのままだとまた、(山口がいやなこと言ってるよ~…)と思われそうですが、いやそりゃ塾生全員に第一志望に合格してほしいですよ!
お願いだから英単語の暗記なんてものは今のうちに終わらせてください!
もう3年生になったらそんな暇は全然ないですよ!