大学受験の第一志望の合格率をご存知でしょうか??
ちなみに去年の当塾、高校受験の第一志望合格率は100%、大学受験は85%ほどでした。
しかしながら一般的に見た場合、大学受験の合格率は、何と10%程度とも20%程度とも言われています。
まあ情報源がネットですので、多少誇張されているのかもしれませんが、多く見積もっても30%はまず超えないと思われます。
もう一度念を押しておきます。
高校生のみなさん、おそらくは公立高校入試はほとんどの受験生が第一志望に合格しているでしょうが、大学受験はまったく甘くありません。
当たり前の話ですが、高校受験はほぼほぼおそらくは合格できるであろう学校を第一志望に選びますし、そこでダメでも第二志望にはまず受かるはずです。
一方で大学受験は、目には見えないものの、共通テストという足切りがあるため、国公立の受験では受験する前に見込みがない受験生は確実に振るい落とされます。
その上で、合格ボーダーラインを超えた受験生で、2~5倍ほどの倍率で戦うわけですから、足切りを突破した受験生でも半分以上は振るい落とされるのです。
倍率だけで言うならば、私立大学はもっと大変です。
私立の場合は記念受験者もいたり、どう考えても合格は厳しい受験生も何となく受験してくるので、受験生の数は大変なことになってしまいます。
さらに言えば、私立大学の受験の場合、君が受ける大学は皆がその大学を第一志望だと考えているわけではありません。
例えば山口が合格した同志社大学や立命館大学、ここを第一志望だと考えて受験している受験生はおそらく3割程度、7割は滑り止めだと考えています。
京都大学や大阪大学、京都府立や大阪市立、大阪府立、名古屋大学や神戸大学、広島大学や九州大学などを受験する受験生の滑り止めです。
受験当日、君の周りの7割は超難関国立大学を志望している受験生だと心得なければなりません。
そしてそれはここ愛知県でも同じです。
昨年度、当塾から南山大学に合格した塾生は最終的に4名いましたが、一人も南山に進んだ卒塾生はいませんでした(※ちなみに彼ら彼女達の進学先は、広島大学、愛知県立大学、静岡大学、岐阜大学です。合格体験談でも報告させていただきましたが、広島大学に進学した卒塾生は、南山の英米に合格しています)。
これは別に同志社や立命館、南山の格が低いというわけではなく、どうしても難関国立組の滑り止めにならざるを得ないという、ただただ純粋な事実をお伝えしているだけです。
関関同立や南山、MARCHを志望しているみなさん、みなさんのライバルは、超難関国公立や早慶上智志望者であることを忘れてはいけません。
関関同立や南山、MARCHが第一志望であるのは大いに結構なのですが、ゴールをそこにしていては絶対にライバルには勝てないのです。
ライバルと同じように、せめて3教科だけでもいいので、英語・国語・選択教科だけは超難関国立組、早慶組と同じくらいの努力と学力が必要になります。
さて、そう考えた時、普段山口が呪文のように、『平日○○時間、土日祝は△△時間勉強!』と呟いておりますが、これ、実は全然足りないんですよね。
時間なんていくらあっても足りない。
だけど総じて危機感がなかなか芽生えてくれないので、仕方なくテンプレみたいに呟いているだけです。
本当のところ、1日30時間でも50時間でも勉強してほしいくらいですが、残念ながら受験生のみなさんに与えられた時間は、等しく『1日24時間』なので、みなさんが勉強に費やせる時間には限りがあるんです。
・・・。
そして今現在、教室に来ている塾生が1人だけ。
え!
どういうこと…、なのかなこれは??
まあ百歩譲って西高や東高の3年生は、補講があるのでしょうが、それにしても他の塾生はどうしたのでしょうか??
いやいや、きっと何か拠無い事情があるのでしょうが、まあなんだか早く開校する意味はあまりないのかもな~…などとさみしく思うのです。
いや、ひとりでも来てくれているので、彼のためだけにでも13時に開ける理由はもちろんあるのですが。
でも塾生のみなさん、みなさんの時間は有限なんです。
時間は待ってはくれません。
もう気づいたら夏休みなんてあっという間に終わって、気づいたら年末年始になっていて、あっという間に受験本番、(あの時もっと勉強しておけばよかった…。)なんて悔やんでみても、時間は元には戻りません。
ちなみに大学入学共通テスト本番まで、『あと166日』、つまり5ヵ月強です。
当然ですが、高校2年生についても『プラス1年』です。
もう全然時間がありません。
今ぶっちぎりのA判定が出ているのであれば話は別ですが、現在C判定より低い結果が出ているのであれば、それに見合った行動を取ってくださいね!