学校の先生はあてになるのか?

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雑談

小学校・中学校・高校の先生はあてになるのでしょうか?

これについては正直賛否両論あるでしょうし、そりゃあ世の中にはいい先生も悪い先生もいると思います。

それは学校だけに限った話ではありませんし、例えば警察のような組織にも悪い人はいたりしますので…。

ですので、ここから先は飽くまでも山口個人の価値観であって、総意ではないということを前提としてお読みいただけたら幸いです。

これも確固たる根拠があるのかどうかは別にして、『教師 教務力』『教師 レベル』など、いくつか検索してみると、色んな意見に出会えると思います。

【もちろんいい先生にも悪い先生にも出会いました】

小学校、中学校、高校を通して、担任じゃない先生も含めてよいのであれば、それこそ100人を超える先生方との出会いがありました。

ただその中で、(この先生は本当にいい先生だったなぁ。)と思える先生は片手で数えるほどです。

もちろん、山口が魅力に気づけなかった先生方もいるのでしょうが、いい先生よりも悪い先生の思い出の方が強い印象に残っています。

いつも山口が引き合いに出す、中学2年生の時の担任M田先生。

母には「先生のせいにしてはいけない!」と言われてはいたものの、『おまえみたいなバカは行くところがない。』『おまえのバカがうつるから学校には来なくてもいいぞ。』と言われると、さすがにいい先生とはお世辞にも言えないと思います。

あ、今の中高生にはまったく理解できないかもしれませんが、山口やみなさんのお父さんお母さん世代では『割と普通』でした。

もう自分なんて数えきれないほど先生に殴られましたが、これも今の中高生のみなさんには信じられないことだと思います(※詳しくはお父さんお母さんに聞いてみてください)。

いや、ただ前提として山口が悪いことはちゃんと理解しています。

そうじゃないと、いくらそういう時代だったとはいえ、先生も簡単に生徒を殴ったりはしませんからね。

でもまあ正直、教育者だというのであれば、罵詈雑言や暴力に訴えず、先生の献身的な愛情で生徒の間違いを正す姿勢が必要だったのではないかと個人的には思います。

人間とは都合のいいもので、いいことは忘れてしまうのですが、嫌なことほどずっと覚えていて、多分このM田先生をはじめとする、山口にとって嫌な先生のことは、死ぬまで忘れないと思います。

【話を元に戻しまして…】

さて、そういったことも含めまして、個人的には山口は学校の先生を信用していません(いい先生もいらっしゃるというのは重々自覚した上でです)。

学校の先生というのは、生徒の合格実績いかんがお給料に反映されるわけではないからです。

いや、きれいごとは抜きにして、お給料の問題はとても大切です。

もちろん、山口個人は「三河エリアに少しでも社会貢献できるように」と思ってやってはいるものの、手元に100億円あったなら…、いやそんな仮定の話をしても仕方ないのですが、今みたいな気持ちで仕事ができるのか怪しいものです。

ここで大切なのは、『先生方の給料は決して悪くない』ということです。

しかも日本の悪しき風習、『年功序列制』でお給料が決まっていますので、良い指導をしようが悪い指導をしようが…、それこそがっつり手を抜いてしまおうが、『お給料は上がっていく』のです。

もちろん、担任を持つだとか、受験生を担当するだとか、校長や教頭などの役職につくかなどでも違いはあるでしょうが、正直な話、適当な指導をしていてもお給料はどんどん上がっていきます(※と同級生から聞いております)。

いや、先生の仕事は大変ですよ!

もちろんそんなことは分かっています。

朝は生徒よりも早く学校に登校して、学校が終わったと思ったら部活の顧問を担当。

授業を一生懸命やっても中には居眠りをする生徒もいたりして(個人的にはこれが一番耐え難いですね)、挙句の果てに生徒に陰で悪口言われたりして…。

テスト期間中などにはテストを作成して全員の採点(※ちなみに山口は深夜の0時を過ぎても学校の電気がついているのを見たことがあります)、長期休みに入ったと思ったら、これまた部活でほとんど毎日学校…。

大変なんです。

問題は、その大変なことに応じてお給料が変わっていないということなんです。

一生懸命指導しても、部活を担当しても…、その逆に部活の顧問も断って、なんか適当な指導をしても『給料は同じです』と言われたら頑張る気なんて起きるでしょうか?

もちろん、それでも生徒に対して献身的な指導をされる先生方もいます。

だけどよく考えてみてほしいのです。

仕事の評価はお給料でしか測れないのです。

別に教師じゃなくてもいいです。

一生懸命仕事をして、ベストなパフォーマンスで会社に貢献したはずなのに、お給料がまったく変わらず、しかもそれが10年後も20年後も変わらないとなったら、仕事を頑張る意欲なんて起きるでしょうか?

そこで別の会社のお偉いさんが、『うちなら君の努力に応じて、今の会社の2倍3倍お給料払うよ。』と声をかけてきたらどうでしょうか??

これで同じ会社でやる気が出るならどうかしてます。

そう、よくも悪くもですが、学校の先生は『お役所仕事』なんです。

もちろんその中には悪い先生ばかりではなく、いい先生もいたりするわけですが、本当にいい先生に出会えるかどうかは運次第です。

みなさんの目の前にいる先生は本当にいい先生なのでしょうか?

教師という仕事に求められるのは献身性であり、何があっても目の前の教え子に親身に寄り添い、夢や目標をサポートしていく慈愛の精神に満ちていなければなりません。

ちなみに以前にもちょっとだけ申し上げましたが、山口は絶対に学校の教師はできません。

自分にとっては今の仕事がベストです。

もちろん、『地域釈迦に貢献したい!』という思いもあるのですが、山口にはそこまでの博愛精神はありませんので、やっぱり、『当塾を選んでくれた中高生とお父様お母様に幸せになってほしい、うちを選んで良かったと思ってほしい。』と心から思っています。

授業中に居眠りしてしまうような生徒、やる気も全然ない生徒にも幸せになってほしいなどという、マザーテレサのような海のような広い心は持ち合わせておりませんので…。

ただその分、当塾を選んでくれた中高生のみなさんには、全力でサポートします。

私たちの仕事の評価はただ一つ、『中高生のみなさん、そしてお父様お母様の希望に応えられたか否か?』、その一点しかありません。

どんなにいい仕事をしていようが、『いや、ベストは尽くしたのですが○○君の希望には応えられませんでした・・・。』では、塾の存続などありえないのです。

きれいごとではなく、指導の良し悪し以上に、私たちに求められているのは一言『実績』です。

それ以外に、わざわざお金を払って、当塾を選ぶ理由などありません。

『あの塾は実績は全然良くないけど、とってもいい先生がたくさんいるらしいからあそこに行こう』などとは絶対になりません。

だから私たちは、必ずみなさんの目標をみなさんと一緒に達成します(※ただしやる気だけは絶対に持ってきてください!)

さてそんなわけで、ああだこうだ言ってしまいましたが、まあ塾にいると『学校の先生の授業が全然分からない』とか『学校の先生に嫌われているかもしれない』とか、逆に『学校の先生が好きじゃない』なんて声も聞いたりするわけです。

しかしながら、総じて昔も今もそうだと思うのですが、学校の先生は塾や予備校を快く思っていないでしょうし、その逆もまた然りです。

当塾に限った話ではありませんが、塾や予備校の講師たちは当然『うちが一番なんだ!』と思いながら日々頑張っていたりします。

学校にいい先生やそうでない先生がいるように、もちろん学習塾や予備校などにもいい先生とそうでない先生はもちろんいます。

その中で、みなさんにとって本当にいい先生に出会えれば、それに勝る幸せはないと思います。

いい先生かどうかというのは相性の問題もありますし、山口がニガテとしていたM田先生にしても、実際のところは成績が上がったという教え子もたくさんいたのかもしれません(実際のところは分かりませんが・・・)。

ただこればかりは運の側面もありますので、残念ながらみなさんにとってあまりよくない先生にあたってしまったら…、その時は何か対策を講じる必要があると思います。

PS.教師を目指している中高生のみなさんは頑張ってくださいね!今回の話は山口の主観も混ざっていますし、世の中にはいい先生もたくさんいらっしゃるのです。それは事実ですので、みなさんは信念を持って勉強を頑張ってほしいです。ただし、教師というお仕事は本当に大変なお仕事ですので、覚悟を持って、そしてみなさんは未来のお子様の将来に関わる大変なことをやるのだという自覚を持ってほしいと思います。

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