今のN高校やH高校の空気感を当塾には持ち込まないでください
私は以前、私のブログを読んだ知己の友人から『ちょっとぐっさん(※すみません、友人にはそうよばれています)のブログ、厳しすぎやしないかい?N高校やH高校にだって、頑張っている高校生はいるだろう?』と言われたことがあります。
もちろん、N高校やH高校にも一生懸命頑張っている受験生はいます。
ごく一部ではありますが。
私が厳しい指導が必要だと感じているのは、もちろん『大学受験の本当の厳しさを知らない、大多数のN高生やH高生』のことです。
全員が全員頑張っていない、などとはもちろん思っていません。
【『山口先生の課題が厳しすぎて、プレッシャーがすごいんです。だから課題を緩くするか、出さないでほしいです。』と言われることがあるのですが・・・】
これはたまに言われます。
その都度私はそういう生徒にこう声をかけます。
『N高校(※もしくはH高校)の英語の先生は、僕みたいに厳しいことを言わないのかな?』
生徒『そんなに厳しい先生はひとりもいません。』
もちろん私はN高校やH高校の英語の先生と話したこともありませんし、これが真実かどうかは分かりません。
しかし、これが仮に真実だとして、『高校の先生は厳しくない、山口は厳しい。だから厳しくない方が自分にとってはいい。』と思うのであれば、遠慮はいりません。
うちなんてやめた方がいいですし、少なくとも山口の指導を受ける必要はありません。
高校の授業と同じでゆるい方がいいのであれば、当然安くはないお月謝を払ってまでうちに来る必要なんてないんです。
そうすると当然、『いや、頑張ってないわけじゃないですよね?人それぞれの努力の仕方があると思うんです』という意見も出てくるでしょう。
もちろん、山口もそう思います。
ただ私個人はこう考えています。
『第一志望に合格するために、必要な努力を必死に積み上げるのか?』
『それとも、第一志望には合格できなくてもいいから、自分なりに頑張ることができればそれでいい』と考えるのか?
別に後者でも構わないんです。
ただしそれならそれで、他塾に通った方がいいです。
私個人は、『何が何でも第一志望に合格することがすべて!』なんてことは思っていませんが、少なくとも『第一志望に合格するために、一生懸命努力することはとても大切』と考えています。
乱暴な物言いが許されるのであれば、『自分なりの努力』は求めていません。
そりゃあね、そこら辺を歩いている中高生一人ひとりに声をかけたら、みなそれなりに『何かを頑張っている』と思うんです。
頑張ってない人間なんてひとりもいない。
私が当塾を選んでくれる中高生のみなさんに望んでいるのは、『大きな目標のために、全力を尽くしてほしい』、自分なりの努力をこの教室に持ち込んでほしくないのです。
誤解してほしくないのは、たとえば『毎日4時間、一生懸命英文を音読したり、ノート何冊分も書いたけど覚えられませんでした』、山口はこういう塾生にまで厳しい言葉をかけることはありません。
それどころか、『本当に良く頑張ったね。これだけ頑張ったんだから、今はできなくても必ず覚えられるようになるよ。だから一緒に頑張ろう!』と全力で励まします。
私が当塾に来てほしくないのは、『大した努力もしていないくせに、”自分なりに頑張ったんです”と堂々と言ってのける中高生』のことです。
それは見てれば分かります
ですので、当塾は成績や高校でフィルターをかけることなどはありませんが、努力できるかどうかのフィルターはかけさせていただきます。
当塾の契約書には、『仮入塾期間(2か月)』という記載がありますが、この2か月間で『努力することができない』と判断した場合は、そこでおやめいただいております。
もちろん、『やる気を出させるのも塾の仕事』、それは心得ておりますし、当然全力でそういうお声がけもいたします。
しかし私たちは、『やる気のない中高生を頑張らせる塾』ではありません。
それはそれで『や〇気スイッチを押してくれる塾』を選ぶべきであると考えております。
とにもかくにも、はっきりと申し上げますがN高校とH高校は指導も課題も緩いですし、厳しいと感じているのは、本当の進学校の授業や課題を知らない高校生たちです。