文字はとっても大切!(※飛騨高山のお土産、ありがとうございました)

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雑談

先日塾生が飛騨高山にご旅行に行かれたとのことで、お土産を頂戴いたしました。



飛騨高山、いいですよね!

自分もほぼ毎年訪れるのですが、ほとんど何もせずに食べ歩いて西尾に戻ってきます(でもそれがいいんです)。


一度など、飛騨の山奥の旅館に泊まって、そこから一歩も出ることなく、そのまま帰宅したこともありました(苦笑



それはさておき、このお土産に添えていただいたお手紙にびっくり!


これはすごすぎる!


いや~自分字が本当にうまくないので、達筆な字を見ると本当にほれぼれするというか、もう何度でも見返してしまいます。

日本語ってすごいですよね!

直線ばかりのアルファベットとは違い、角張ったところだけではなく、曲線もあって、それだけにバランスよくきれいな字を書くのは本当に難しいと思います。


羨ましい!

いや、羨ましがっているだけじゃなくて、自分もちゃんと練習しないと・・・(冷汗


中高生のみなさん、みなさんもね、こんなに達筆な字を書ける必要はありませんが、もっともっと漢字に意識を持つこと!



自分はこうして英語を指導させていただいておりますが、英語よりもはるかに日本語の方を重視しております。


日本語が疎かな状態で、異言語である英語がマスターできるわけがないじゃない!



しつこいけど、『前置詞』という用語を『ぜんちし』と平仮名で書いてしまったら、『名詞の前に置かれる言葉(詞)』という大切な意味が理解できないでしょ?



『とき・じょうけんのふくしせつ』なんてノートにメモしてたら、あとで見返したときにそりゃあ『時・条件』くらいは分かるかもしれない。


だけど意味も分からないまま『ふくしせつ』なんて覚えても、その働きは理解できないでしょ?


ちなみに

『副詞』・・・主に動詞を修飾する。名詞以外は何でも修飾できる

『節』・・・文章のカタマリのこと

例)Ifやwhenなど

★『時・条件の副詞節ではwillは使えない!』

①If you ×will go straight, you’ll find Nishio station.

willはいらないよ!

②When I ×will have finished my homework, I’ll come to you.

未来完了形でもWhen節の中ではwillはいらないよ



日ごろからたくさんの本を読み、実際に文章を書かない限り、君の日本語能力は向上しないし、ましてや英語を理解することなんてできるわけがない。


あと、実際の大学入試においても、漢字で書かれていなければ大幅減点、というよりも下手をしたら、採点してもらえない可能性すらある。


え?

そんなわけないじゃん



でもそんなことわかんないじゃない。

誰も国立大学の入試の採点現場を見たことが無いんだから。


少なくとも山口みたいなのが試験官だったら、どんなに素晴らしい解答であっても、平仮名だらけだったら読む気がしない(※というよりも、現代文の記述は文字数制限があるところが多いので、平仮名の解答は不可だと思いますが)。



恐ろしいことに、今は西尾市内の中学校、国語ですら『漢字が分からなければ平仮名でもOK』のところが多いのです。


これでどうやって中学生のみなさんが、読解力や記述力を身につけることができるのでしょうか?


でもですね、そりゃあ学校の先生が『漢字で書かなくてもいいよ、平仮名でもOK!』なんて言ったら、誰も漢字なんて書かないですよ。


字そのものは汚くてもいいんです。


薔薇とか齷齪とか矍鑠とか顰蹙とか・・・そんなのを書けるようになろうなんて言ってるわけじゃないんです。



私たちが必要最低限、日ごろ学校や日常生活で目にする漢字だけでも、一生懸命書けるように、そしてその意味を理解できるようになってほしいのです。



ちなみにですが山口、現代文も専門としておりますので、英語の授業であっても塾生には全て漢字で書いてもらっています。



少なくとも、漢字を書くのが嫌ならばうちの塾は選ばない方がいいです。



とはいえ、かくいう山口もうっかり簡単な漢字を忘れることはあります。



先日などは『休憩』という漢字をど忘れしてしまって(※しかも塾生を指導中に)、もう本当に冷や汗がダラダラでした。



現代文を専門にしていて、普段大層なことを言っている自分でも、小学校や中学校で使うような漢字を忘れてしまうことはあります。



みなさんに知ってほしいのは、『一生懸命頑張って、漢字を使ってしっかりとした文章を書く』ということを怠ってほしくないのです。



というわけで、日曜の夜でしたがツラツラとブログを書かせていただきました。


最後にもう一度、この素晴らしい文章を見てください。



・・・。


自分も練習してみようかな?

とても嬉しいお手紙、本当にありがとうございました。






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