100%センター試験で8割以上取るための勉強法(古文)

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雑談

さて、今日は予定していた授業が振替となりましたので、ここぞとばかりにブログを更新しておきます。

 

珍しく古文のお話です。

 

結論から言いますと、古文は高校3年生からでも間に合います。

ただしそれは、もっとも学習に時間がかかる『英語』と『数学』をしっかりと勉強してきた場合に限ります。

そうじゃなければ普段から基本となる『助動詞の活用』や『助詞』は覚えておいてください。

 

そして古文は、文系の生徒はもちろんのこと、理系の生徒にとっても大きな武器となります。

 

みなさんは現代文でアベレージ8割~9割を維持できているでしょうか??

相当国語が得意な生徒でもそれは難しいと思います。

またその学習法も極めて特殊で、勉強したからといって短期的な結果は望みにくい教科でもあります(個人的には現代文もやりさえすれば必ず上がる教科だと思っていますが・・・)。

 

しかし古文と漢文は、短い時間でも正しくやりこめば、アベレージ8割~9割が狙える教科なのです。

※ただし早稲田大学は除きます。

 

ちなみにですが古文も漢文も、センター試験レベルであれば必要な時間はそれぞれ100時間ずつくらいです。

どちらの教科も文法の理解に約20時間ほど、残りの80時間は演習となります。

 

 

・・・と書くと簡単そうに感じるかもしれませんが、みっちり演習を80時間やるというのはなかなか容易ではありません

また、ほぼ暗記なので(もう9割強暗記です)、英単語や日本史の暗記を嫌がる受験生にとってはかなりの苦痛を伴います

 

でもですね・・・、9割暗記でいいんだよ?(しつこいですが早稲田は除きます)

 

100時間ずつみっちり暗記中心の勉強をするだけで、貴重なセンター試験の80点が確保できるのですから、これは頑張る価値が大いにあると思いませんか??

ただ暗記が中心となりますので、多くの受験生には『本格的にやるのは夏からでいいよ。』と伝えています。

ただし言わずもがな、これは『まったくやらなくていい』と言っているわけではなく、最低限学校の先生が用意してくださった課題はこなしておいてください。

 

 

・・・で、じゃあ何を覚えるのか?ですが、とりあえず一にも二にも『28個の助動詞を全て』丸暗記してください。

とりあえず、意味は覚える必要なしです(それは後ほどということで・・・)。

 

 

つべこべ言わずにまずは『る・らる・す・さす・しむ・ず・む・むず・まし・じ・まほし』『き・けり・つ・ぬ・たり・けむ・たし』『らむ・らし・めり・べし・まじ・なり』『なり・たり・ごとし・り』 この計28個を覚えてしまいましょう。

ちなみにこの順番ですが、山口は自分が覚えやすい順番に勝ってにいじっています。

例えばほとんどの古文の参考書などでは、『・・・たし・けむ』となっているはずですが、山口的にゴロがいいので勝手に『けむ・たし』にしています(たばこがけむたしみたいな感じで・・・)。

『らむ・らし・めり・・・』のグループも同様で、多くの参考書では『らむ・めり・らし・・・』となっていると思います。

この辺はみなさんの都合のよい順番でいいので、とりあえず何も考えずに片っ端から覚えてくださいね!

 

 

・・・と言うと、(え?助動詞の意味は覚えなくていいんですか??)なんて声が聞こえてきそうですが、先にも申し上げました通り、そんなの後です。

 

厳しいことを言わせていただけば、そういう高校生諸君に限って、『き・けり・つ・ぬ・・・』の文字の羅列すら覚えていません。

意味も覚えなきゃ、接続も覚えなきゃ、単語ももちろんやらなきゃ・・・なんて言ってるから、たったこれだけの文字の羅列も覚えていないのです。

 

 

だまされたと思って、まずはこの28個を完全に暗唱できるようにしてください。

な~に大丈夫。

やってみれば分かりますが、これを覚えるのに1時間もかかりません。

 

本気で何回も何回も暗誦すれば、絶対に1時間で覚えられます。

るー らるー すー さすー ・・・

 

古文がニガテなみなさんは、あれもやらなきゃこれもやらなきゃ・・・なんて思っていて結局何もやっていない場合がほとんどです

そんなに一気に頑張らなくていいので、まずは全ての助動詞を覚えること!

 

あとは『る・らる・す・さす・・・』のグループが未然形に接続すること、『き・けり・つ・ぬ・・・』のグループは連用形に接続すること、といった具合に、接続を覚えてください。

 

これにいたっては30秒もかかりません。

覚えるというより、ただの確認です。

 

その後にそれぞれの助動詞の活用を覚えて、(【例】『る』⇒れ・れ・る・るる・るれ・れよ)を覚えて、最後の最後に意味を覚えるのです。

 

 

もちろん、この覚えたものを実戦の中で練習していく必要があるのですが、受験生のほとんどのみなさんは『実際の文章の中で、問題を解きながら助動詞の意味を覚えて、接続と活用を・・・』といった具合に練習しているので、実はものすごく効率が悪いのです。

 

一見効率がよさそうですけどね。

 

でもその割に、フワフワしたまま確かなものを定着させられずにずるずると勉強して、結局何も身についていない、なんてことが起こってしまっているので、とりあえず何も考えずに『る・らる・す・さす・しむ・ず・む・むず・まし・じ・まほし』を覚えてください!

 

何度も言いますが、ただこれを覚えるだけなら数分しかかからないはずです。

そして延べにして100時間もあれば、センター試験で8割取ることは充分に可能です。

 

だまされたと思って、まずはるー らる すー さす しむ・・・と何度も声に出して覚えてしまってくださいね!

 

え?

その後どうするのかって??

 

それは塾生のみなさんにだけこっそりお伝えしていきます(ただし夏以降ですよ!今は四の五の言わずにとにかく英単語を覚えてくださいね!)

 

 

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