とにかく一刻も早く危機感を持ってほしい!

カテゴリー :

教室長ブログ

例えばの話、『40時間一生懸命勉強したら、第一志望に合格できますよ!』と言われたら、おそらくほとんどの受験生が頑張れるはずです。



ところがこの40時間が400時間になりだすと、恐らくその数はかなり減る・・・というか、400時間という時間がピンと来ないのではないかと思います。



さらにこれが『4,000時間』となると、おそらく計画的に全力で頑張る事が出来る受験生は3%くらいまで激減するはずです。



そう、常々申し上げておりますが、いわゆる『難関大に合格するために、高校3年間で必要になる学習時間は4,300時間以上』、なんですね。



40時間なら誰でも頑張れます。



400時間となると、まあまあ脱落して、本当に4,000時間以上学習を積み上げることができる受験生はほんの一握りになります。



高校3年間で4,000時間以上勉強するために必要になるのは、ずばりシンプルに『忍耐と我慢』です。


一応これだけやれば、3年間で4,000時間以上の学習を確保できます。

高校1年生・・・平日2~3時間、休日はその倍

高校2年生・・・平日3~4時間、休日はその倍

高校3年生・・・平日4時間、休日文系は12時間以上、理系は14時間以上

(※なお、岡崎高校、刈谷高校の基準です)



一日でも欠けたら4,000時間は下回ります。


それでも、部活であったり、諸々の事情により、まったく勉強できない日もあると思います。


そこで(今日は勉強できなかったから週末に上乗せして勉強しよう)と主体的に行動できる受験生だけが、4,000時間の壁を超えることができます。



主体性とはそういうことだと思います。



束縛されないこと、恣意的に好き勝手勉強することを主体性とは言いません。


なお、この『高校3年間で4,300時間以上の学習』という基準は、東進ハイスクールが公表しているものです。


もちろん、この4,300時間というのは、すべての受験生に当てはまるわけではありません。


例えば山口のように、数学が極端にニガテな受験生は、5,000時間、6,000時間の学習が必要でしょうし、それでも不十分かもしれません。



高校1年生のみなさん、みなさんは高校に入学してからもう半年以上経過しているわけですから、もしこれまでにサボってしまった自覚があるのであれば、その失った7ヵ月を取り戻さなければなりません。



高校2年生のみなさん、みなさんはもうほとんど時間が残されていません。


実のところ、みなさんの入試本番まで、『あと1年と2か月程度』しかないのです。



厳しいことを言わせていただきますが、もう間に合わない受験生は間に合いません。


それは君の能力の問題でも、指導者の問題でもなく、ただただ『君がこれまでサボってしまったから』です。



どんなカリスマ講師でも、君に残された『1年と2か月』という時間を倍にすることはできません。


それでも何とかしたい、どうしても合格したい高校がある、というのであれば、これはもうなりふり構わず、何かを犠牲にしてでも頑張らないといけない。



でも犠牲にするものなんてたかが知れています。



君の命や、大切な人の命を賭けるわけではない。



たかだかスマホだとか、君の努力に悪影響を及ぼす友人の誘惑を断ち切るだけです。


犠牲にするものなんてその程度。



その程度すら犠牲にできないのであれば、これはもう第一志望を諦めるしかない。



第一志望に合格していくのは、自分の大きな目標のために、行住坐臥すべて勉強に打ち込んだ受験生。



でも、目標のために一生懸命勉強を頑張ることは、全然カッコ悪いことじゃない。



むしろめちゃくちゃカッコいいですよ。



と、うちに通ってくれている中高生のみなさんを見てしみじみ思います。






そして高校3年生のみなさんは、一切悔いを残さないように!



第一志望合格が全てではないけど、今少しでも手を抜いたら、君の後悔は人生最後の時まで続くことになるよ!(※経験者は語る)





『40時間を400時間、4,000時間に置き換えて考えてみましょう。そうすれば、第一志望の大学に受かるために真の受験生がどれほど努力をしているのか、理解することができます。』


Substitute 400 hours, 4,000 hours for 40 hours, and you can realize the extent to which genuine exam candidates study hard for their entrance exam they most want to pass.





Monthly Archives

月別記事