日本の空港に到着した瞬間に英語力は劣化し始める
昨日、夕方くらいに電話が鳴りました。
出てみるとなんと・・・
この春卒塾したばかりの女の子からでした。
都築先生が担当していた生徒で、偏差値が40を切っていた状態からスタートし、怒涛の追い上げで最後は偏差値が55くらいまで伸びた努力家の女の子でした。
最後に教室を去るときに都築先生が、『せっかくだから英検とか取っておいた方がいいよ。』と言っていたのをしっかりと覚えていて、アドバイスを聞きたいとのことで電話してくれたのでした。
・・・えらい!
人生で一番ホッとして、一番遊びたいときに勉強のことを考えるなんて・・・。
彼女は学力はもちろんですが、こうした人間力の面でも本当に大きく成長してくれたと実感しております。
で、これは来年再来年に高校を卒業していくみなさんにも声を大にして伝えたいです。
みなさんが外国語学部などに進まない限り、英語力は確実に劣化していきます。
みなさんの英語力のピークは、高校3年生の冬と考えて差し支えありません。
大学でも英語は学びますし、大学によっては英語で論文を読んだり書いたりするようなところもあったりはしますが、死にものぐるいで勉強をした大学受験時には遠く及びません。
ですからできることなら大学1年生の頃に英検を取っておいてください。
TOEICについては、ほとんどの大学で必修に近い形で受験することになります。
ただ個人的には、TOEFLやTEAP、IELTSなどのような、世界基準の試験に挑戦してほしいです。
TOEICというテストは日本人と韓国人のために存在しているようなもので、日本と韓国を除くと実は1割程度の外国人しか受験しておりません。
そんなわけで電話の30分後には卒塾生の女の子が教室に来てくれました。
早速英検とTOEFLのテキストをプレゼント。
あ、上のチョコレートは差し入れでいただいたものです。
気を遣ってくれてありがとう!
でもなんか嬉しいですね。
彼女のこの1年間の努力をふっと思い出しました。
いや、彼女に限らずなんですが、今年の高校3年生はとにかく毎日教室に来ていました。
当塾は『毎日通い放題、質問し放題』ですので、もう遠慮なく全員ガンガン質問に来てくれてました。
みなさんから質問していただくことで、自分たち講師陣も日々成長できますので、ありがたいの一言に尽きます。
で、話を戻しますが、さすがにこのモチベーションを、大学に入ってからも維持することはなかなか容易ではありません。
ですからみなさんの英語力がピークのうちに、色んな事に挑戦して、大学4年生または院2年生の頃にはやることがなくなって、就活と卒論と卒業旅行の計画に精を出してほしいなと思います。
ちょっと話がそれますが、当ブログにも時々登場している宇宙飛行士の卵くんと久しぶりにメールでやり取りをしました。
現在名古屋大学の工学部航空工学科から同大学の大学院に進み、ミシガン州立大学へ留学、先日帰国したのでした。
なお、彼はTOEICは満点で、論文も英語で書いたり読んだりできていて、ネイティブとも不自由なく一通りのことは話せるレベルの英語力を持っています。
そんな彼でも、日本という英語が身の周りにない環境にいると、どんどん英語力が下がっているのが分かるのだそうです。
言うまでもありませんが、日本に住んでいる中高生のみなさんにとって、英語力を上げるのも、そして維持するのも非常に大変なんです。
それにみなさんは、英語だけではなく数学も国語も社会も・・・理系に進むなら物理も化学も勉強しないといけないですからね。
だからこそ、最も効率の良い学習方法で学んでくださいね!
う~ん・・・今日はいつも以上に取り留めのない文章になってしまいましたが、本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。