西尾中学校、学年6位おめでとう!(※3年生の男子です)

どうしよう・・・。
中学生のみなさんのおかげで、毎日ブログの更新が大変!
なお、昨日紹介させていただきましたブログでもお伝えしました通り、彼も理科の得点が96点で同率1位となりました。
そしてそして、『英語がニガテ!』という理由で当塾に来てくれた彼なのですが、見事英語で満点!
もちろん、こちらも1位ですね!
しかしながらやっぱりうちの塾生はハイレベル。
昨日紹介いたしました女の子は、『444点で学年11位』、今回の男子は『449点で学年6位』
得点差はわずか5点でした。
このレベルになると、数点の間に何人も密集してしまいますね。
そんなわけで、今回紹介させていただきました西中3年生の男の子ですが、ま~本当によく自習に来てくれています。
個々最近はほとんど毎日教室に来ているのではないでしょうか??
そして毎回ラストの22時まで残って帰っていきます。
保護者様に強くお伝えしたいのですが、やはりこれを中学校のうちからやってほしいんです。
正直今の公立高校入試、昔ほど頑張らなくても割といい高校に行けてしまいます。
記述による減点が0になりましたので。
たまに、『たとえ試験がオールマークになったとしても、それはみんな同じ条件なのだから、結局昔と難易度は変わらない』という意見を耳にしますが、『記述によって差がつくのか、つかないのか?』は大変大きな問題でして、とても昔と同じ難易度であるとは言えません。
結局何が言いたいのかというと、『書く練習も読む練習もせず、進学校の合格を勝ち取っても何の意味もない』ということです。
例えば、同じ95点を取って刈谷高校に合格したとしても、『マーク対策だけをやって合格した受験生』と、『記述対策もしっかりとやって合格した受験生』では、雲泥の差があります。
もちろん、後者が圧倒的に有利であることは言うまでもありません。
しつこいようですが、大学受験において重要なのは、高校時代よりも中学時代、中学時代よりも小学生の頃、さらに幼少期にいかに学習習慣、読書習慣をつけられるかにかかっています。
【実際のところ、高校から入塾される西高生・東高生にはものすごく厳しくお声がけすることが多いです】
もちろん、全員ではありません。
全員ではありませんが、総じて西高生や東高生には厳しくお声がけすることが多いのは事実です。
はっきり言って、西尾高校と西尾東高校の課題は余りにも少ない。
授業の内容も主に、『大学入学共通テスト』に焦点を充てていることが多いため、難関国立二次記述対策はできていない、というか間に合わないことがほとんどです。
当り前の話ですが、普段の授業で課題が出ていないのであれば、必然的に子どもたちの学習量は減ります。
面白い例があります。
2024年の冬休み、岡崎高校では数学の課題が”400題”でました。
刈谷高校では200題(※これでもとんでもなく多いです。岡崎高校が異常な量だと言えます)
西尾高校、西尾東高校ではほとんど課題らしい課題は出ませんでした。
これがそのまま合格実績に現れています。
塾にも行かず、岡崎高校に合格し、常に学年5位内をキープ、東大しか受験せず、そのまま東大に合格した麒麟児篠原先生ですら、『岡崎高校の課題はついていくだけで精いっぱい』だと言っていました。
そしてまた、『高校教師や塾教師などが、子どもたちに適切な課題を出して正しい進路に導くのは当然の義務』とも言っていました。
私からすれば、西尾高校や西尾東高校の教師たちは、そういった『当然の義務を怠っている』としか思えません。
もちろん、都築先生は、『そうは言っても、勉強を頑張らないのは本人の責任でしかない』というのも事実です。
塾講師である私がこんなことを言うのもなんですが、『第一志望に合格するは本人の実力、ふごうかくになるのは、ただただ本人の努力不足』だと思っています。
ただ、刈高や岡高では、放っておいても学校がガンガン追い込んでくれるので、私達が『大学受験の厳しさ』を説く機会はあまりありません(※もちろん、ゼロではありません。刈高生や岡高生でも、取り組みが甘いと感じる生徒はいますので)。
しかし実際のところ、学校そのものがぬるま湯のような高校ですと、まずは普段の学習姿勢や意識から正さなくてはなりません。
ところが、それが生半可なものではないので、必然、高校野球の監督宜しく厳しい口調になることが増えてしまうのです。
ですので、小学生や中学生のお父様お母様、この貴重なゴールデンタイムに、ぜひ学習の土台を築き上げてください。
うちの中学生の塾生たちがすごいのは、当塾の力というよりは、お父様やお母様がその礎を築いてくれていたからです。
高校に入ってから土台を作ろうとしても、もう間に合いません。
それでも当塾は、間に合わせるべく全力で指導させていただきます。
ただし残された期間には限界があって、高校3年生からではまず間に合いません。
土台を作るころには受験が終わっています。
タイムリミットは正直高校2年生の夏休み。
刈谷高校や岡崎高校では、高校1年生から膨大な量の課題が出ています。
高等英語や高等数学の内容も、2年生の夏休み前には一通り終わっています。
そんな彼らや彼女たちと肩を並べて切磋琢磨するためにも、最低でも同じ質と量の課題が求められるのは必然です。
【山口愛用の参考書に書かれていたキッツい一言】

『ここまでの段階で、「普段そんな細かいことはいちいち意識していないし、気にもとめていない、面倒くさい」と思われた方がおられたら、それが東大が一番嫌う「思考停止の力任せ」そのものです。
「意識していない」のと「理解していない」のは、イコールではありません。本当の基礎力とは、「意識していなくても身についている」、言うなれば息をするように自然にできることであることを再度認識していただけたらと思います。』
東大や京大、早慶の問題は『本当にビックリするくらい難しい』です。
とてもじゃありませんが、半年や1年頑張ったくらいでは焼け石に水です。
そんな高度なことを『息をするように自然にできる』ようにするためには、気が遠くなるほどの膨大な努力と時間が求められます。
自分なりの努力でもだめ、時間が伴っていなくてもだめ。
正しい努力と膨大な時間が伴って、はじめてその域に到達することができます。
月並みですが、うちの塾生たちが圧倒的に本番に強いのは、その当たり前を当たり前に積み上げているからです。
これから高校生の期末テスト、1ヵ月後には模試の結果などが返ってきます。
当塾の塾生たちの圧倒的な強さを紹介させていただきます。
【もちろん、今回成績が下がってしまった塾生もいます】
でも気にしないこと。
毎度同じことを言ってますが、『本番じゃなくて良かったじゃない』、ということです。
中間テストも期末テストも、実力テストも模試も所詮練習に過ぎません。
とはいえ、当たり前の話ですが、テスト直しは100%になるまでやること。
そして解説を読んでも分からなければ、絶対に質問に来ること。
それができないのであれば、次の試験でも同じような結果が返ってきます。
特に中学3年生、高校3年生のみなさん。
いよいよ周りのライバル達も本気を出してきます。
そのことを肝に銘じて、今回分かった自分の弱点を、しっかりと見直してくださいね!