もしも『自分は意志が弱いな~・・・』という自覚があるのであれば…
これも先日面談でお母様、お父様とお話していたときに話題に挙がりました。
そうなんです。
私山口、実は誰よりも意志が弱いんです。
中高生の頃も、『ゲームは1時間だけ!あとは勉強を頑張る!!』、と心に誓ったその日から8時間ぶっ通しでゲームやってみたり、『絶対に禁煙するぞ!』と心に誓ったその日から、本当にタバコを断絶するまでに5年はかかりました。
ちなみに禁煙してからかれこれ12年経過しましたが、未だにめちゃくちゃ吸いたいです。
100歳まで生きて、何の悔いも残っていなかったら思いっきりタバコを吸うつもりです。
そんなわけで、この教室にいる誰よりも意志が弱い山口なのですが、それでも決めたことを100%達成する必殺技があります。
それは、『決めたその瞬間から、邪魔になるものは一切捨てること』、それだけです。
ちなみに高校2年生の山口、『絶対に早稲田に行くんだ!』と決めたその瞬間に、すべてのゲーム機器を破壊しました。
手元になければやりようがありませんので。
禁煙の時も、ダラダラと『今月は1日10本、来月は1日5本…、最後はゼロにしよう!』などというぬるま湯どっぷりの思考だったため、5年経ってもやめられませんでした。
この時も、『今日(※2013年7月1日)から絶対に1本も吸わない!』と心に誓って、そこから今に至るまで、1本も吸っておりません。
ちなみに今は、毎日毎日ランニングしているわけですが、これも『どんなに気分が乗らない日であっても、必ず最低10㎞は走る!』と決めてます。
自分のような意志薄弱な根性無しは、『1日休んだらなんぼでも休んでしまう』ことが分かっているからです。
ただ、そこはやはり根性無しの山口ですので、目に見える成果はほしいわけで、奥さんにお願いして『Garmin』という時計を購入させてもらいました。
これで毎日データを取って、(ふふ、今日も自分頑張ったな!)とほくそ笑んでおります。

(※世界中のランナーの中で、上位1%の距離を走っています)

(心肺機能に負荷をかけるため、心拍数は平均150以上、1kmラップは5分30秒以内になるよう負荷をかけて走っています。ダラダラ走っても意味がありませんので)。
みなさんももし、『自分も意志が弱いんだよな~…』と思うのであれば、君の目標達成を阻害するようなものはゼロにしてみてください。
いや、もちろんそういう阻害要素と共存できるのがベスト。
スマホだって今やほとんどの中高生が持っているわけですし、君だけが持っていない、なんてのはおかしいですもんね。
だから、できれば『スマホは1日1時間まで。あとは勉強を頑張る!』を、自分の強い意志で実行してください。
でもできないのであれば、ガラケーにすればいい。
インスタやTikTokごときで壊れる友情なら、そんなものは最初から友情でもなんでもなかったんです。
中学校や高校の教師が、授業や部活の伝達事項を電子機器で伝達することの方がおかしいんです(※ちなみに愛知県ナンバーワンの東海中学、東海高校では、すべての書類のやり取りを紙でやっているそうです。塾生のお母様から教えてもらいました)。
いいじゃないですか、君の第一志望の合格通知をもらうその日まで、スマホをガラケーにしても。
別に命を取られるわけじゃないんだから。
というわけで、誰よりも意志が弱い山口が、目標を達成する必殺技を紹介させていただきました。
参考になれば嬉しいです。
【スマホの代りに参考書を持ち歩いてほしい】
そして中高生のみなさん、スマホの代りにこれを持つと、スマホのスクリーンタイムの時間が劇的に減りますよ!

(常に車に常備しています)

(大きさはこれくらい。手のひらサイズです)
移動するときやお風呂などにこれを持ち込んでおります。
そんなことを言うと、『いや、そういうものを読みながら歩くのは危ないんじゃ・・・』という声が聞こえてきそうですが、もちろんその通りです。
だからチラッと目を通して、あとはその内容をぶつぶつ呟きながら歩くのです。
それにスマホ見ながら歩くよりははるかにマシ。
中高生諸君、飲食店や西尾駅、ベルサウォークや待合室などを見てみなさい。
みんな下向いてスマホに釘付けになってますから。
何なら最近では、車や自転車を運転しながらスマホを触っている不届き者もたくさんいますからね。
スマホを見ながら歩いている人たちは、脳を破壊され、貴重な時間を失っているだけではなく、自分の身を危険にさらしているわけです。
それくらいなら、単語帳に目を通しながら歩いてください。
もちろん、安全には気を付けて、チラッと見るだけに留めてくださいね。
それでも絶大な効果が出ることをお約束します。
【2名ほど山口の指導を外させていただきました】
理由はシンプルで、『数か月に渡り、努力する姿勢が見られなかった』からです。
もしかしたら私山口、厳しいという印象を持たれているかもしれませんが、別にそんなことはありません。
山口が厳しく追及しているのは、『英語学習で一番重要な英単語の暗記を頑張ったかどうか?』『仮に覚えられなくても、自習室にきて一生懸命努力していたかどうか?』、せいぜいその程度の基準です。
いいんです、別に英単語が覚えられていなくても。
だけどそれならそれで、『毎日自習室に来て、一生懸命努力していたという姿勢』くらいは見せてほしかったですね。
・課題もこなしていない
・自習室にも来ていなかった
私の指導理念は、『定量的にしっかりと量を積み上げること』が根底にありますので、厳しい話、それができない中高生は、私の指導を受け続けても絶対に成績は上がりません。
『1回授業を受けて理解して、次の週には学んだ内容を忘れている』、そんな無為な日々が積みあがっていくだけです。
しかしこれは私と、西尾高校や西尾東高校の教師たちの力の無さが原因です。
私は私で、今回の2名のやる気を引き出してあげることができませんでした。
これは偏に私の力不足です。
言わずもがな、西尾高校や西尾東高校の教師たちは、ただただ怠慢な職務放棄により、目の前の生徒を放置し続けているからです。
『夏休みの課題は自由課題』、これでどれだけの高校生がやる気を出して、貴重な夏休みを全力で勉強に注ぎ込むことができるのでしょうか?
とはいうものの、私にも言い分はあって、『目標のために勉強を頑張るのは、本人次第』だと思っています。
人に言われてやる勉強に何の意味があるのでしょうか?
ともあれ、私なりに数か月間、一生懸命向き合わせていただきましたが、私の力不足により、やる気を引き出してあげることができなかったのは事実です。
ですので今回は講師を代えさせていただいて、最高の結果が出るよう祈るばかりです。
ただね、高校2年生のみなさん。
もう君たちの高校生活は折り返してしまったからね?
残された時間はあと1年と半年程度、今の努力で本当に間に合うと思っているのか、胸に手を当てて考えてみてほしい。
今から諸君の偏差値は、ほとんどの場合は下がっていく。
理由は簡単で、『今まで頑張らなかった連中も頑張り出すから』。
君たちが毎日3時間勉強しても、周りも同じだけ勉強していたらよくてプラマイゼロ。
彼らや彼女たちより多く努力して、その分だけ何とか偏差値が上がる。
西尾高校や東高校の課題を教えてもらったけど、到底大学受験の基準を満たすものではない。
もちろん中には、本当に自主的に、主体的に課題量を積める西高生や東高生もいるだろうけど、正直30人いるかどうか。
西高や東高で学年250位よりも下の順位なら、偏差値は40前後のはず。
それなら偏差値40くらいの高校に通っているのと何も変わらないです。
だから本気でどうしても行きたい大学があるのであれば、それに見合った努力を積み上げてほしい。
もちろん、今の努力で合格させてくれると断言してくれる学習塾があるのであれば、そちらに転塾するのも選択肢のひとつです。