学年ビリからでも大幅成績UPは可能です
昨日西高生の男の子と話していたのですが、どうやら修学旅行は長崎とのことで・・・。
旅のしおりを見せてくれました。
そう、山口の地元が長崎ということで、わざわざ教えてくれたのでした。
ありがとう!
自分の実家付近に塾生が旅に行く、なんか変な気持ちです(笑)。
すごい田舎なのでびっくりするかもしれませんが、ぜひぜひ楽しんできてくださいね。
さて、ありがたいことにこの仕事に就かせていただいてから随分長い時が過ぎましたが、その分だけ本当に多くの中高生、保護者様とお話をさせていただきました。
当たり前の話ですが、例外なく全員が『成績を上げたい!』と思ってご相談に来てくれています。
当然、『成績は上がりますか?』というご相談も数えきれないくらい受けましたが、これに対しては『必ず上がります。』とお答えしております。
以前もブログでご紹介させていただきましたが、山口は中学時代、学年ビリを2度ほど取ったことがありまして・・・。
結論から言うと、学習法はさておき、テストで一桁の点数を取るような学力でも、関関同立くらいまでなら努力で成績を上げることは充分に可能ですし、山口以上に頑張ってくれるのであれば、もちろんそれ以上だって可能です。
確率論で言えば本当に大幅に下がるでしょうが、巷には『オール1から名古屋大学』『偏差値40から早稲田大学に合格』なんて人もいるわけですから。
ただ、一口に『成績は誰でも上がる』とは言っても、もちろん簡単なわけではありません。
過去のブログで書いたので詳細は割愛いたしますが、山口の場合ラッキーなことに、その後東大に現役合格することになる友人がマンツーマンで教えてくれたのですが、まあとにかく成績なんて上がりませんでした。
とにかくやってもやっても上がらない。
それもそのはずで、中3夏の時点で『学年ビリ』ということは、1、2年生のころの土台などゼロに等しいので、どれだけ勉強しようがリアルタイムで進行している3年生の単元で良い結果など出せるわけがないのです。
これがとにかく苦痛・・・。
記憶に残っているのはその苦痛ばかりです。
何せ勉強してもしても結果が出ないわけですから。
もう自分が世界で一番頭が悪いんじゃないのか?なんて錯覚するくらいでした。
毎日毎日、みなが受験勉強をやっている中、自分はひたすら1、2年生の基礎の反復でしたので、それも焦りに拍車をかけていました。
ただこんなこと改めて言うまでもないのですが、そこで勉強することを止めていたら、絶対に成績なんて上がらなかったでしょうし、大学はおろか、公立の高校さえ合格しなかったでしょう。
先にも述べましたが、どんな学習をしていたのかのご紹介は今回割愛するとして、とにかくやる気を持って勉強してください。
何を当たり前のことを、と思われるかもしれませんが、もしこれを読んでいるみなさんが、山口と同じくらい勉強をサボっていて、おなじくらい成績が悪いのであれば、何かを犠牲にしてください
それがスマホなのか、ゲームなのか、漫画なのかは分かりませんが、少なくともそれまでに、成績上位のお友達と比較して、何かしらサボった、楽をしてきたのは間違いないはずです。
厳しいことを言えば、この期に及んで自分の楽しいを優先させて、その上で人よりも良い成績を取ろうなんてムシのいいことは考えないでほしいのです。
細かい勉強法は割愛しますと書きましたが、それでも何をやれば良いのか分からないというみなさんにアドバイスができるとしたら、『本を読む』『英単語を覚える』、これだけで良いのでやってみてください。
もちろん、これだけで劇的に成績が上がるなんてことはありませんが、これが必ず後々につながっていきますから。
ちなみに山口ですが、本当に学年ビリの成績を取ってはいたのですが、親父殿の教育方針で、小学校3年生の頃から『1日30分活字を読み、原稿用紙1枚分自分の意見を書く』という謎の苦行を続けさせられていました。
まあ~とにかくこれが嫌で嫌で・・・。
みんながアニメを観ているであろう19時台に、自分は読みたくもない本を読んで、400字で自分の意見をまとめる、なんてことをやっていたので、とにかく苦痛でした。
ただ後に本格的に学習に取り組んだ時・・・、どうでしょうか、比較したわけではないので分かりませんが、恐らく人よりは理解するスピードは高かったのではないかと思います。
現代文の問題、英語の長文、数学の文章題・・・、これらに対してはこの、『何かを読み、思考し、自分の意見をまとめる』という経験が、存分に力を発揮してくれたのではないかと思います。
だから『何をやればよいのか分からない』、という生徒諸君は、とにかく毎日少しでよいので本を読んでください!
さて最後に、当塾では今、『学年1位の中高生が4人』『上位10%以内が9人』いるのですが(中間テスト、学力テストなど)、彼らに共通しているのは、とにかく『誰よりも勉強している』ということです。
当たり前の話ですが。
『完全マンツーマンで、最も効率よく学習する』、なんてのあ当たり前の話であって、彼らはそこからさらに努力を重ねているからこそ、素晴らしい成績が取れているのです。
面白いことに、性格はみんなバラバラなんですがね。
もし本気で成績を上げたい!と思っているのであれば、月並みですが腹をくくってください。
スマホやゲームなんて、自分の手でたたき割るくらいの根性を見せてください(※もちろん、本当に叩き割らなくてもいいですよ!)
でも、成績を上げたいと思っているのは、他ならない君自身でしょう??
お父さんお母さん、学校の先生、お友達じゃないはずです。
心配しなくても、もっともっと楽しい高校生活や大学生活が待っていますから、今くらいはがむしゃらに勉強してみてくださいね!