全中高生に告ぐ!
いつもいつも面談ではお母さんに『お母さん、がみがみ言っちゃうと子供はやる気をなくしちゃうんで、どうかグッとこらえて、いいところ見つけて褒めてあげてください』と言っている山口ですが、今日はお母さんの味方になってみようかと思います。
こんにちは!
昔も今も変わりませんが、新規や三者面談で塾に足を運んでくれるのは9割方お母さんです。
もちろん、たまにお父様もいらっしゃることもありますが、世の中のお父さんは昼も夜もなく、家族のために一生懸命働いていらっしゃるので、なかなか時間が作れません。
ただそういった事情を差し引いたとしても、君たち子どものことをより考えているのはお母さんの方です。
もうこれは絶対そう(※飽くまでも山口調べです)。
2・3年後、あるいは5・6年後の受験、その先の成人式や大学卒業、社会に出てからの苦難の日々、そして結婚・・・、お母さんは君たちのはるか先のことを毎日毎日考えている。
そりゃあお説教の一つもしたくなっても仕方ないと思わないかい??
お父様方は割と、『お家のために一生懸命稼いでくるから、あとは頼んだぞ!』みたいなスタンスの方が多い(※飽くまでも山口の主観です)。
差し当って、目の前のことで言えば受験、限られたたったの数年間で、受験勉強を乗り切り、少しでもいい大学に入ることが、我が子を少しでも幸せに近づけることだとわかっているからこそ、『勉強しなさい!』なんて言うのだよ。
何も嫌がらせで言っているわけではない。
でもね・・・。
これは経験者談だと思って聞いてほしいけど、お母さんを蔑ろにしていると、君たちは5年後10年後・・・20年後30年後にきっと後悔する。
昨年帰省したときに、母親から居間に呼び出された。
何の話だろうと思っていたら、こっそり内緒で保険をかけていてくれたとのこと。
山口もそうだけど、若いみなさんが大人になって老後を迎えるころ、残念ながら年金などはほとんどもらえない可能性がある。
当たり前の話だけど、少子高齢化で働く層がグンと減って、支えなければならない高齢者がグンと増えるわけだから、よほど経済が好転しない限りは、みなさんの給料が増えたとしても、そのお金は高齢者に費やされるわけだから、若い世代が受けられる社会保障は今以上に減っていくだろう。
母はそれを見越して、自分自身の老後ではなく、山口の老後のことを考えていた(※山口まだ若いですし、自分でも老後のことはしっかりと考えております)。
そして思った・・・。
もっと親孝行しておけばよかったと。
まあ本当に月並みなんですがね。
だけどもう中高生、大学生のころには戻ることはできない。
もしタイムマシーンがあったら、母親に反抗しまくっていた中高生の頃に戻り、『おまえ絶対後悔するからやめとけって!』と言ってやりたい。
(なんだこの変なおじさんは!)ってなっちゃうだろうけど・・・。
でもこれは何も山口家に限ったことではない。
君たちのお母さん全員が、同じように考えて、同じように日々君たちのことで悩んでいる。
ちょっとくらいお母さんが小言を言ってもばちは当たらないでしょう??
だから君たちも・・・、なかなか中学生高校生では難しいかもしれないけど、(お母さんありがとう)と思ってほしい。
先週も何人かのお母さんとお話をさせていただき、山口の長い話もみなさん一生懸命聞いてくれて、帰っていった。
山口は『勉強は自分自身で頑張ることも大切!』と思っているから、特殊な事情がない限り講習の案内はしないのだけれども、『授業の数を増やしたほうが良いのでしょうか?』とおっしゃられる。
母親の愛情は圧倒的な自己犠牲。
もう自分のすべてを投げ打ってでも、子供に幸せになってほしいと思っている。
オレオレ詐欺に引っかかるのも女性ばかりでしょう?(※飽くまでも山口調べです。データとか見たわけではありませんのでご容赦のほどを・・・)
『母ちゃんおれだよ、今交通事故起こしちゃって、示談金が300万円必要なんだ。今から弁護士の先生に代わるね。』
『お母さん、○○さんの弁護士のものです。先方は示談で済ませてもいいとおっしゃっているので、今すぐ指定の口座に300万円を・・・。』
普通に考えたら、(なんでこんなのに引っかかるんだ??)って思っちゃうかもしれないけど、母親は何も見えなくなってしまうくらい我が子のことを考えている。
だから君たちにも、そんなお母さんの思いを汲んでほしい。
・・・ともう少し書きたいことがあったのですが、授業準備に入りますのでこの辺で。
そういえば話は変わりますが、英検1級講師、都築先生の枠は今季残り1枠となりました。
ちなみに来季分はすでに埋まっておりまして、キャンセル待ちの状況となっております。
国立二次、G・MARCH、関関同立であれば山口でも対策は取れるのですが、正直早慶上智、国際教養大学、医学部などの最難関校対策、TOEFL、IELTS、英検1級二次対策などは都築先生でないと厳しいです。
もしこれらの最難関校を受ける可能性があれば、塾生・非塾生問わず、お気軽にご相談いただけたらと存じます。
そんなわけで今日も一日頑張りましょう!