とある予備校のタイムスケジュール
おそろしい・・・。
本当にこんな予備校があるのか?と疑問に思いましたが、どうやら本当っぽいです。
山口の地元、九州にある『北九州予備校』という予備校なのですが、勉強量がとんでもない。
【とある卒業生のブログより抜粋】
7:00 起床・朝食
8:30 朝テスト
9:30 必修授業(50分)
10:30 必修授業(50分)
11:30 必修授業(50分)
12:20 昼休み
13:15 必修授業(50分)
14:15 選択授業or必修自習(60分)
14:25 選択授業or自習(60分)
15:35 選択授業or自習(60分)
16:45 選択授業or自習(60分)
18:00 寮門限
夕食・風呂
19:00 日誌
19:20 必修自習(50分)
20:20 必修自習(50分)
21:20 必修自習(50分)
22:20 必修自習(50分)
23:30 消灯・就寝
今改めて振り返ると、とんでもないタイムスケジュールだと思います。今なら絶対こんなに勉強出来ない。
さらに寮での自習は大勢が食事スペースに集められて、講師が見張る中張り詰めた空気の中で行われてました。喋ることはもちろん出来ないし、居眠りなんかしていたら即効注意される環境です。集中力がある時はいいんですが、どうしても勉強する気が起きない時なんかは座っているだけでも本当にきつかったのを覚えています。
・・・。
これ、毎日ですよ?
でもね・・・よく考えたら河合塾にせよ駿台生にせよ、予備校生は全員これくらいやってますね。
いや、もちろんだらだらした予備校生だっているんでしょうが、ほとんどはご両親にお金を出してもらって、背水の陣で頑張っている浪人生ばかりでしょう。
こんな連中と戦わなければいけないのです。
山口普段から『1日10時間勉強!』なんて言ってますが、それは不特定多数にブログで発信しているから適当な数字を言っているだけです。
偏差値が70を超えている受験生が、A判定しか出ていない大学を受験するのであれば、『1日3~4時間の勉強』で良いのかもしれませんし、今の時点で偏差値が5以上離れていて、『C判定未満』ならば、正直『1日10時間の勉強』でも足りないと思います。
量より質、それはもちろん大前提ですが、例えばの話『偏差値40しかないんですが東大に行きたいんです!』と言っている受験生に、『量より質だよ』なんて言えないでしょう?
これは極端な例ですが、差はあれどもそういうことです。
偏差値の開きが大きれば大きいほど、また判定がC判定にも達していないのであれば、その差は学習量で埋めるしかないのです。
受験生諸君。
みなさんのライバルは、みなさんが想像しているよりも強力です。
もちろん今が一番しんどいでしょう。
でも勉強の不安は、勉強することでしか解消されません。
高校3年生はセンター試験まで残りあと3か月、あと少しですから完全燃焼してくださいね!