人間的成長と学力向上の因果関係

カテゴリー :

教室長ブログ

昨日の合格速報を見て、『担任制指導のFIX』は難関校に特化した塾なのかと思われた方々もいらっしゃったのではないかと思います。

もちろんそれは一つの武器です。

また後日ご紹介いたしますが、当塾では都築先生やM先生など、非常に高い教務力を持った先生が、指導にあたる時間と同等かそれ以上のカリキュラムを、生徒1人1人に合わせて作っていきます。

言うまでもなく、他の塾や予備校には真似のできない指導法だと自負していますが、それは当塾の取り組みのほんの一部分でしかありません。

 

これは個別指導塾(それも1対1メインの)の強みであり、魅力でもあると思っていますが、本当に色んな生徒さんに出会うことができます。

当塾には今現在も、『早慶上智』や『医学部医学科』などの最難関校を目指している生徒が通塾していますが、それ以上に地元三河の公立高校を目指す生徒であったり、東海地区の国公立や私立大学を目指している生徒の方が占める割合は大きいです。

 

さて、タイトルの通りですが、私たちは学力の向上には人間的成長が大きく関わっていると考えています。

例えばの話ですが、都築先生の指導方針で、『言い訳をしない』『でもとだってを言わない』というものがあります。

先に断っておきますが、都築先生はベテラン社会人講師ではありますが、実は女性です。

 

なるほどなと思ったのですが、『でも』と『だって』の後にはネガティブな言葉しか続きません。

例えば宿題ができなかったとき。

『でも』時間がなかったから仕方ないじゃん!(だから宿題はできなくてもよい。)

『だって』学校の〇〇先生の授業、本当につまらないもん!(だから成績が悪いのは○○先生のせいであって、自分のせいではない)

 

言うまでもありませんが、時間がないのも、つまらない○○先生の授業を受けているのも、みんな同じ条件ですよね。

それでも良い点を取るお友達は確かにいるわけです。

 

こういったところから改善していかないと、どれだけ教務力の高い講師がつきっきりでマンツーマン指導をしたとしても、思ったような成果は得られません。

その子が授業で100%理解したとしても、その後に続く能動的なものがなければ、知識の定着と得点力には絶対につながらないからです。

それは先日お見せした『エビングハウスの忘却曲線』でも明らかですね。

 

 

話は少し変わりますが、3年くらい前でしょうか?

都築先生が生徒を叱っている声が聞こえてきました。

『誰のための授業なの?私じゃないんだよ!』

『予習ができてないならこの後の授業はもう意味がないから後日に振り替えます。』

その後教室の外に出て、なおお叱りは続いていました。

 

(続く)

 

 

 

 

 

 

Monthly Archives

月別記事