なぜスマホが受験勉強に害なのか?(ぜひ、お母様やお父様にもお読みいただきたいです)
これはぜひともお母様やお父様にもお読みいただきたいですね。
中高生のみなさんは、(なんだ、また山口のスマホの悪口が始まったよ・・・)とおもわれそうですが・・・、スマホについてはもう諦めました。
冷静に考えて、今どきスマホを持っていない中高生なんていないですもんね。
なんならスマホを持っていないという理由でいじめが起きてもおかしくないレベルです。
ですので、中高生のみなさんにはスマホと共存するよう努力してほしいなと思います。
そしてついでに言うとお母様、お父様・・・私たち世代も本当に危ないです!
最近物忘れがひどくなったな~…なんて感じたことありませんか?
自分はあります!
先日、石原さとみさんの顔は思い出せるけど、名前がまったく出て来なくて本当に焦ってしまいました。
なぜそんなことが起こるのでしょうか?
リアルな話、スマホを触り続けていると若年性認知症になるかもしれないそうです・・・。
【人間の脳は握りこぶし二つ分くらいなのだそうです】
ものすごく小さいですね。
そして大切なのは、人間の脳の容量や能力は、昔も今も大して変わっていないということです。
【現代人は平安時代の人が一生かけて得る情報をたったの一日で詰め込まれてしまう】

この情報の信憑性については責任を持てませんが、仮に本当だとしたら、私たちの脳は一日中膨大な量の情報を処理している、ということになります。
しかもそのほとんどがどうでもいい情報(インスタ、TikTok、YouTubeなどなど)。
人間の脳の容量なんてたかが知れているのに、スマホをちょっと触っているだけで無限に情報を詰め込まれているということになります。

もちろん、脳の容量や能力は昔も今も大して変わらないので、私たちの脳は常にパンク状態。
そのため脳の機能はどんどん劣化して、必要な情報がどれなのかも分からないようになってしまっています。
もうお分かりかと思いますが、この状態で勉強をしても何にもなりません。
また、勉強が終わった後にスマホを見るだけで、その日理解した内容、覚えた内容はすぐに飛んでしまいます。
そりゃあ苦労して覚えたものよりも、自分の快楽で得た好きな情報の方が優先順位は高いでしょうからね。

・・・というわけで、愛知県豊明市は自治体が動いて、『スマホを制限しましょう!』と呼びかけたようですが、恐らくは大した効果は得られないだろうなと思います。
こういうのは勉強と同じで、本人が必要性を感じて、自主的に行動しないと意味がないと思います。
それでもこうして積極的に行動に起こした豊明市は本当に凄いなと思います。
【そういったわけで、スマホとの付き合い方はご自身で考えて対応してください】
先にも申し上げました通り、残念ながらこのご時世、スマホを持っていない人間なんてほとんどいません。
ですので、みなさんが自分の意志で、うまくスマホと付き合ってほしいなと思います。
そこで、実際に行動に起こそうと思った中高生のみなさんだけこの先をお読みください。
こういうのは『何となく』でやってもあまりいい結果は得られません。
一番効果が出るのは『見える化』すること。
ありがたいことに、スマホはスクリーンタイムを確認することができます

ところが、これはお母様やお父様に共有していただきたいのですが、なかなかどうして難しい。
大人の我々でも、スマホの使用時間を1時間以内に抑えることは相当難しいです。
ぜひお母様やお父様も、若年性認知症防止のために積極的に取り組んでみてください。
これを実行するためには、はっきりと自分のルールを決めた方がいいです。
例えば山口の場合ですと、
・お風呂とトイレにはスマホを持って行かない
・寝る時も枕元にはスマホを置かない
・インスタはアプリごと削除、土日だけ復活させる
これだけでも大分効果が出ます。
【スマホを我慢できないのであれば、うちの塾はやめた方がいいです】
私自身が、『勉強の合間にスマホを触ることで、学習効果が著しく下がる』と考えているからです。
残念ながらうちの塾生でも、自習中にスマホを片手に外に出て行く中高生がいるわけですが、はっきりと言っておきます。
刈谷高校や岡崎高校で上位の成績を維持している塾生は、絶対にそんなことはしません。
本当に見たことがないんです。
あと厳しい物言いになりますが、教室の外でスマホを触っている姿はあまりみっともいいものではありません。
できれば、体験授業に来てくれた中高生や保護者様に見られたくないですね。
そういったわけで、『自分は自習中にスマホ触っちゃうな~…』という自覚がある中高生は、スマホを自宅に置いて来てください。
これは強制ではありませんので、最終的には自己判断でいいです。
ご存知の通り、当塾のルールは厳しいです。
でもその厳しいルールを(悪い意味で)かいくぐって、何とかしてスマホを触ろうとする受験生、はっきり言うけど僕は応援したくないです。
山口が応援したいのは、『大きな目標のために、一生懸命努力して挑戦する受験生』
そんなにスマホが触りたければ、スマホをガンガン触れる塾に行ってほしい。
ありがたいことに、うちはまだまだお問合せをいただいておりますので、やる気が出ない受験生にはやめてもらって結構ですので。