『一生懸命戦って勝つことの次に素晴らしいのは、一生懸命戦って敗れること』
ちなみにこれは『赤毛のアン』で出てくる主人公アンのセリフですね。
英文だと『Next to trying and winninng the best thing is trying and failing.』・・・。
だった気がするのですが・・・(※後で確認して間違えていたら修正します)。
これは本当だな~とつくづく思います。
個人的にはYouTubeなんかで観てほしいですね。
当塾には現在総合偏差値が75前後をキープしている医学部志望の高校3年生がいるのですが(当ブログでも何度もご登場いただいているのでご存知の方も多いかもしれません)、彼は常に順風満帆だったわけではなく、むしろ大きな挫折を何度か味わいながら今に至っております。
まず第一の挫折は中学受験。
医学部を目指すなら真っ先に選択肢に上がるのは東海高校(ちなみに医学部合格率は全国一の屈指中高一貫私立です)、当然彼も東海中学を目指して頑張っていたわけですが、この受験には失敗してしまいます。
もちろん、並々ならぬ努力を積み上げた上でです。
ただ今となっては、東海高校の中でもおそらく上位20名に入るくらいの成績なのではないでしょうか?
ちなみに東海中と東海高校、良い意味で放任主義ですので、ついていけない生徒はそのまま放置されてしまいます。
山口は前職で、東海高校生で偏差値が40の高校3年生とお話する機会がありました。
東海中や東海高校に籍を置いたからといって、好成績や医学部進学が確約されるわけではないのです。
これも今となっては分かりませんが、もしかしたらこちらの塾生にとっては、東海中に受かって6年間過ごすよりも、今の方がよかったのかもしれません。
そして彼の中学校での成績は、その第二志望の学校でも真ん中くらい、決して上位の成績だったわけではありません。
でも彼が素晴らしかったのは、とにかく努力を怠らなかったこと。
とにかく勉強するんです。
朝の5時に起きて始発の電車に乗って一番乗りで登校し自習、夜も0時まで勉強して就寝、さすがの山口も彼にだけは『勉強しすぎないように!』と声をかけざるを得ませんでした。
いや、彼にはゆくゆくは西尾市で開業していただいて、山口の老後をケアしてほしいなと思ってますので、『医者の不養生』では困るんです(笑)。
そんなこんなで彼の成績が上がりだしたのは高校2年生に入ってから。
今では東大でもA判定が出てしまうくらいの成績を維持している彼ですが、中学時代と高校1年生の頃は、普通の成績だったのです。
とてつもない天才児だったわけではありません。
でもそれはきっと彼が、目の前の困難にぶつかったときに諦めなかったからだと思うんですよね。
考えてもみてください。
途中紆余曲折はあったにせよ、中学の3年間と高校の1年間頑張って結果が出ないことの辛さを。
でも辛いからといってそこで諦めてしまっていたら、当然今の彼の姿はなかったのだと思うのです。
だからみなさんも諦めないでください。
それにしても今でもふっと思い出します。
実は彼、当塾の開校時にうちを選んでくれた、5名の内の1人なのです。
もう正直(うちの塾でいいのだろうか・・・)とちょっと弱気になっていたのですが、彼のお母様と、もう1人、早稲田に合格した塾生のお父様がおっしゃってくれた、まったく同じ言葉が今でも私たちの原動力となっています。
『名前や看板で塾を選ぶわけではないので。』
これは多分一生忘れられませんね。
本当に本当にありがとうございます。
というわけで、少し前のブログでも書きましたが、本当に一生懸命頑張ったのなら、別に受験なんて失敗してもいいと思うんです。
本当に一生懸命頑張ったのなら、その先でいくらでも捲土重来のチャンスはやってきます。
別に指定校推薦が悪いというわけではありませんが、指定校推薦で12月には合格が決まり、その後春先までダラダラと過ごして、いざ大学に入学してみて『思ってたのと違った』なんて言いながら退学するくらいなら、一生懸命頑張って第二志望の大学に行った方が遥かにましです(そんな人いるの!?と思われるかもしれませんが、私立大学には結構います)。
結果がなかなか出ないときというのは本当に苦しいと思います。
まして自分が本当に頑張っているのならなおさらでしょう。
でもその努力は必ず報われます。
だからみなさんも絶対に諦めずに、最後の最後まで頑張ってくださいね!
【ちなみに”next to”は、アンのセリフでは『~の次に』となっていますが、実際には『ほとんど(同じ)』という意味です。】
論より証拠、見てもらった方が早いですね。
『隣にある』ということは、もうほとんど同じということですね。
だから実際には『一生懸命頑張って第一志望に合格すること』と『一生懸命頑張った結果不合格になること』は同じくらいの価値があるということです。
とはいえ、そうはいってもうちは飽くまでも進学塾ですので、最後の最後まで第一志望にこだわりますが。
これでイディオムを一つ覚えましたね!
ちなみに普通に入試で出てます。
“Although next to nothing was revealed about how the Arctic foxes got to various places , due to limitaions of the techniques being employed , deep into the high Arctic , more than 2000 kilometers away , is where some were recovered .”
キツネたちがどうやって様々な場所にたどり着いたかは用いられた技術の限界で『ほとんど』何も明らかにされなかったが、もといた場所から2000km以上離れた奥深い高緯度の北極地方で何頭かが捕獲された。
知識は地道に一つずつ積み上げていく他はありません。
少しずつ少しずつ単語貯金を増やしていきましょう!
【インスタグラム始めました!】
びっくりなことに、このブログって意外と塾生諸君も読んでいるんですね!
いや・・・本当にこんなに長ったらしい文章なのに、読んでいただいて本当にありがとうございます。
てっきり9割方保護者様だけが拝読されているものとばかり思っていました。
そして少し前のブログを読んでくれた高校3年生の塾生が、実は音楽をやっているということが分かり、意気投合したのでした。
こりゃもう卒塾したらぜひぜひスタジオに!・・・と言いたいところですが、まずは第一志望合格や!
飽くまでも目の前の受験という大きな山を乗り越えてから、やりたいことを存分に楽しみたいですね。
さて、そんなわけで塾用にインスタグラムとかいうのを始めてはみたのですが・・・フォロワーとやらが一向に増えて行かないのでガンガンギターを演奏した動画なんかをあげてしまっています(笑)。
もしもちょっと興味があるよ、というもの好きな塾生諸君がいましたら、お気軽に声をかけてくださいね!
こちらはハワイの写真です。
う~んべたですがハワイはやっぱりいい!
当塾には英語を頑張る塾生がたくさいんいますが、晴れて第一志望の大学に合格したら、いつかぜひ行ってみてください。
絶対に後悔はしませんよ!
写真は山口撮影です。
・・・特に意味はないのですが、少しでもみなさんの癒しになると嬉しいです。
それでは今日も一日頑張りましょう!