コロナ対策は念入りに!
ここに来て…受験生にとって一番大切なこの時期に、全国的にコロナ陽性者が大爆発しています。
月並みですが、自分の身は自分で守るしかないので、中高生のみなさんは基本の手洗いうがいを徹底してください。
また、保護者様におかれましても、ご自宅の環境は万全を期していただけたらと存じます。
ただプラスに捉えるならば、コロナ対策を徹底することで、風邪やインフルエンザの予防も兼ねられるかなと個人的には思っています。
ネガティブにばかりなり過ぎるのもよくないので、少しでも前向きに日々を過ごしていただけたらと願います。
【”ありがとう”という言葉はとても大切】
まだ受験が終わったわけではありませんが、今年一年は難関大志望者が非常に多く、山口自身もみなさんに存分に鍛えていただきました。
自分の担当は主に英語と現代文なのですが、模試でも常に9割以上、偏差値も70前後を維持できるくらいに成長してくれた塾生も多数いました。
個人的にはそこまで成績が上がったなら、それ以上の授業を受講する必要はないと考えていますが、彼らや彼女達はそこで歩みを止めないからこそ、大きな飛躍があったのだと確信しています。
ただ山口の予習と授業準備が・・・。
まあ大変でした(笑)。
現代文のマンツーマン指導ですが、当然塾生1人一人の思考や解答に合わせて準備をしていくので、かなりの時間とエネルギーを使います。
なんとこの1年間で、現代文の添削指導でタイピングした文字数は”約140,000字”!
いや~、自分で自分を褒めたいです。
でもおかげさまで自分の国語力や教務力も向上しましたし、何よりも塾生のみなさんの現代文、ほぼ毎回満点になりました。
もちろん、現代文という一見捉えどころのない学問に、真摯に向き合った彼らの努力の賜物であることは言うまでもありません。
そして英語!
もうこちらも最後の半年くらいは(良い意味で)やることがなくなりました。
毎回毎回京都大学や東大、早慶などの難関大の英文を指導に使わせていただきましたが、これもみなさんのおかげで自分自身の英語力や教務力の向上につながりました。
もちろん、難関大志望者に限らず、たくさんの質問をしてくれた中学生のみなさんにも、たくさんのことを教えていただきました。
本当にありがとうございます。
中学生のみなさんや、高校1,2年生の諸君、今年もどんどん質問に来てくださいね!(まだまだ少ないですかね…。もっと遠慮なくガンガン来てください!)
そう、だいぶ前に気づいたのですが、当塾の塾生、授業が終わった後に『ありがとうございました。』という中高生が大変多いです。
これはすごい大切なことですね。
本来勉強というしんどいものに対して感謝ができるかできないかは、成績を向上させていく上で必要不可欠な要素だと思います。
(ああ、勉強だるいわ~)なんて思っていれば、感謝の言葉なんて当然出てこないでしょうし、そりゃあポシティブに取り組んでいる中高生の方が成績は上がりやすいでしょう。
びっくりしたのは、全然単語を覚えてこなかった高校生の子に、山口がぐちぐち愚痴をこぼしたところ(山口だけに)、その授業後にその子は『ありがとうございました。』と言ったのです。
こんなに嫌味を言われたらそりゃあいい気はしないでしょうし、なかなか『ありがとうございました。』とは言いづらいと思うのですが…。
きっとお父様お母様の教育方針が素晴らしかったのでしょう。
何を当たり前のことをと思われるかもしれませんが、『ありがとう』や『ごめんなさい』を素直に言える中高生、挨拶がしっかりできるお子さんは、必ず成績も上がります。
そしてこれは誰でもできますし、できていなかったとしても、今からでもできることです。
しかしながら、当然意識していなければできませんし、できればお父様お母様も積極的に環境づくりに取り組んでいただけたらと願います。
これはもう時効だから言ってもいいかなと思うのですが、昔『ガンダムとゲームが大好きな中学生の男の子』がいました。
お母様のお悩み相談で、何とかしてゲームの時間を減らして、勉強をさせたいと願っていたのですが…。
どうにもまったく改善されないとのこと。
よくよく聞いてみるとお父さんが大のゲームとガンダム好きで、部屋はありとあらゆるゲームで溢れていたとのことでした。
僭越ながら、お父様をお呼びして、『お父さんもゲームをやめて一緒に勉強するか、T君が勉強するのを諦めるか、どちらかしかありません。』とお伝えさせていただきました。
ご家庭の教育方針ですので、個人的には山口が口を挟む問題ではないのですが、T君がお父様の影響を受けているのは明白でした。
T君からすれば、シンプルに、(お父さんもめっちゃゲームやってるのに、なんで自分は我慢しなきゃいけないんだ!?)と疑問に思っていただけですし、お父様がゲームをやめない限り、T君がゲームをやめられないのは至極当然のことです。
どれだけご両親が正論で、『あなたのためを思って言っているの』『今勉強しないと後悔するよ』『このままだと行きたい高校や大学に行けないよ』などと声掛けをしても、まったくの無駄です。
とにかく、お子様はご両親の影響を一番に受けて成長していきます。
ご両親が普段から『ありがとう』と口にしていれば、感謝の気持ちを忘れないお子様に育つでしょう。
ご両親自身が勉強の大切さを知っていて、一緒に悪戦苦闘してくれるなら、お子さんはきっと目の前の困難に、主体的に取り組めるようになるはずです。
一方で、ご両親がゲーム好きなら当然お子さんもゲーム三昧の日々を送るでしょうし、勉強について主体的に取り組んでくれないご両親であれば、お子さんが主体的に学習に取り組むことはないでしょう。
あれ?ちょっと話がそれてしまいました。
とにもかくにも、いよいよ大学入学共通テストまであと9日。
まだ受験は終わっていませんし、むしろこれからなのですが、今年のメンバーには本当に鍛えられました。
少し早いですが、改めてみなさんありがとうございます。
今年は大学入学共通テストに切り替わる最初の世代で、きっと例年の受験生よりも不安を感じていることとは思いますが、条件はみな一緒です。
だとしたら、シンプルにこの3年間、より頑張った者が勝ちます。
それなら大丈夫。
勝ち負けは二の次だとしても、みなさんが他の受験生に負けるわけがない。
それは自信を持って言えます。
もちろん、不安な気持ちはなかなかぬぐえないでしょうし、試験当日も間違いなく緊張します。
それを払拭してくれるのは、ただ単純にこれまで積み重ねた努力の量だけです。
だから大丈夫。
安心してください。
(本当に現代文を教えてるの!?)と疑われそうなくらい語彙力少な目ですが、もうこれはただただシンプルな因果関係ですので、あぁだこうだ言う必要はありません。
シンプルに君たちが勝ちます!
それではコロナ対策も含め、体調管理にだけ気を付けてくださいね!