明日2月23日も開校します!時間は16時からです。
というわけで、明日の祝日も教室は空いております。
例年であれば祝日はお休みさせていただいていたのですが、このコロナの影響で学習の機会が減ってしまった中高生も多かったことから、今年度はほとんどの祝日を開校させていただきました。
今後ですが、来年度も祝日は基本開校させていただき、時間は平日と同じ16時からラストまでとさせていただきます。
もちろん、夏休みや冬休みなどの長期休暇はすべて土曜日と同じ13時開校となります。
今後は当塾指定のカレンダーなどに明記するなどして、塾生並びに保護者様が分かりやすいような環境づくりに努めさせていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
【成績優秀者ほどよく質問に来て、第一志望が厳しい受験生ほど、自習や質問に来ないというパラドックス】
今日はいよいよ…、今年の高校3年生の最後の授業があります。
一言でいうと今年は超ハードでした。
塾生のみなさんがお気づきかどうかは分かりませんが、山口9月に体重が8キロ減りました。
今手帳を見てもげっそりするんですが、8月9月は高校3年生の授業と夏期講習がびっしり詰まっており、また今年は難関志望校を受験する塾生が多かったことも手伝ってか、自分にとっても相当ハードでした。
いや、でも本当にみなさんありがとう!
みなさんの授業の準備をするだけで、山口の知識も相当増えましたし、指導力も底上げしていただけたと思っています。
もう本当に今年の受験生には感謝感謝ですね。
そんなわけで、個人的に自分にとっても集大成と言える授業が本日あります。
いや、もちろんみなさんあまねく平等に指導させていただいておりますし、最初だからとか最後だからとかで指導の重みが変わるわけではないのですが、それでもやっぱり今年度の大学受験の最後の指導かと思うと、なんかこうこみ上げるものがありますね!
しかし毎回のことながら・・・授業準備が実にハードでした。
これがこの塾生の1回分の授業準備になります。
すさまじい・・・。
こちらは英語と現代文の国立二次対策なのですが、自分の場合は記述添削で、良い部分は赤ペンで、改善点は青ペンを用いて、それだけでは見にくいのでA4でまとめさせていただいております。
ボールペンもすぐに空になってしまいます
当然、『自分でも一度解いてみる⇒塾生の解答をチェック⇒添削⇒word文書でまとめ』というプロセスをたどりますので、この一回の授業準備に数時間かかります。
でもいいんです。
それは彼女が一生懸命だから、こちらも全力で対応させていただいているだけの話なので。
で、ちょっと厳しい話になるのですが、成績上位者ほど学習に対する熱量が高いですし、危機感も持っていて質問にもよく来てくれます。
正直今年の三年生の何名かは(君、勉強し過ぎや!たまには休んだ方がいいよ!)と言いたくなるくらい勉強していました。
本当に不思議なことに、英語の偏差値が60や70を超えている塾生ほど授業に対する意識が高いのです。
正直なところ、偏差値が60や70を超えてしまうと、授業を受ける必要はないと思っています。
そこまで来ると、自学自習で充分学力を維持できるからです。
だからそういった塾生や保護者様には、『もう英語の指導はいらないと思いますよ。』と正直に伝えるのですが、これまた不思議なことに、『ではそうします。』とお答えする塾生や保護者様はいないのです。
きっと学力を上げることの大変さ、それを維持することに時間もお金もかかるのだということをしっかりと理解されているのだと思います。
その逆に、これまた不思議なことに、偏差値が55を下回っていたり、志望校の判定がC未満の中高生ほど質問には来ません。
もちろん、言うまでもありませんが、私たちはすべての塾生に『もっと自習に来て、もっと質問に来るように!』と声掛けさせていただいております。
しかしながら、そういったこちらからの働きかけにも限度があります。
そもそも『自習に行く』『分からないところを質問する』などといったことは、学習者が主体的に能動的に起こす行動であって、こちらから働きかけて何とかなるようなものではありません。
甲子園を目指しているという高校生に、『練習しようね!』『グローブとスパイク買おうね!』と言っているようなもので、まったくもって不毛かつ、何の成果も期待できません。
そうなると、『やる〇スイッチを探そう!』ということになるのでしょうが、正直に申し上げましてそれを探すのは当塾の目指すものではないと考えています。
もう誤解を恐れずに言わせていただくなら、やる気がなければやめていただいて構わないですし、他塾を探していただいたほうが良いと考えています。
『東大や京大、早慶上智のや医学部の対策をしてほしい!』という声に応えることよりも、『勉強をやりたくない中高生のやる気を引き出してほしい』のという声に応える方がはるかに難しいのです。
いや、もう毎度のことですが『カバディやモンゴル語に興味がない』と言っている人に、カバディの練習やモンゴル語の学習をしてもらうようなもので、そんなことは私たちにはできませんし、そこに頑張るくらいなら、最初からやる気がある中高生に心血を注ぎたいと私達は考えています。
逆に言えば、今当塾を選んでくれている塾生のほとんどが、そういった中高生です。
ほとんどと言ったのは・・・、残念ながらごく数名は本当にやる気が見られないので、あまりに改善されないようなら近々やめていただこうと考えています。
もう本当にお金がもったいない・・・。
自分がお金について言及するのはまったく下世話な話なのですが、1年も2年も通っていただいて、『結局○○さんのやる気が出なかったので、お父様お母様が期待するような成果は何も得られませんでした。』というのは不誠実極まりないと考えています。
今時期中学高校3年生を中心に面談を進めておりますが、本当に申し訳ないです、こちらから見て学習意欲がまったく見られない塾生と保護者様には厳しいことをお伝えせざるを得ないです。
そういったわけで、今年の国立志望のみなさん、みなさんにはもうこれといっていうことはありません。
最終確認だけで充分です。
他に新しいことは何もやらなくていいです。
新高校3年生のみなさん、早いもので今年の大学入学共通テストが終わってもう一か月が過ぎました。
気づいたら春になっていて、気づいたら夏休みになっていて(この時すでに受験まで残された日数は半年ほどです)、気づいたら体育祭や文化祭があって、気づいたら年末年始です。
もう本当に時間がないんです。
今みなさんが受けている模試は、同じ高校2年生の同世代の仲間だけで受けているものですが、4月後半に受ける模試には浪人生が加わってきます。
間違いなく判定は一つ以上落ちます。
そのための対策は、春からではなく『今から』立てなければなりません。
そういったわけで、現在高校2年生の新受験生のお問合せを少しずつ頂戴しておりますが、おそらくは来月いっぱいで締め切らせていただくことになると思います。
毎回毎回書きたいことを書ききれずに終わってしまって申し訳ないのですが、授業準備がありますので本日はこの辺で!
PS.『8キロ痩せました』アピールしてましたが、あれから半年たちまして、しっかりと『6キロ』リバウンドしてしまいましたことを付記させていただきます。