中学の頃はめちゃくちゃ英語が得意だったのに、高校に入ってから英語の成績が下がってしまう理由。
公立高校入試も終わってひと段落、本日も通常の授業に体験授業、受験生面談に入塾面談、合格の報告と割と忙しい一日を過ごさせていただきました。
ひと段落ついでにネットの記事を少し読んでいたら・・・恐ろしい、某塾が他塾に対して社員ぐるみでネガティブな書き込みをしていたとのこと、当塾みたいな町の小さな塾はターゲットにはならないでしょうが、やはり改めてネットの情報は、良い情報も悪い情報もしっかりと吟味する必要があると改めて実感しました。
率直に言わせていただくなら、いいことも悪いことも、いつでも書けてしまいますからね。
それこそ合格体験記なんかも、いくらでも捏造できてしまうでしょうし・・・。
だからネットの情報はあてにはならない、なんてことを言いたいわけではなく、ネットの情報は話半分くらいに参考にして、実際に体験授業を受けて、納得のいくまで塾の責任者に話を聞くべきです。
まあでも大手ですと、競合他社との戦いは避けられないので、仕方がないと言えば仕方がないとも言えます。
そこへ行くと、当塾のような小規模塾は、そういったネットのしがらみとは一切無縁です!
もうそんなのに巻き込まれたらひとたまりもないでしょうし、合格実績なんか捏造しようものならあっという間に悪評が広まってしまいますからね!
ですので、必ず卒塾生に合格体験記を書いていただき、手書きのものを写真撮影した上でブログで紹介させていただいております。
当塾の合格体験記にステマは一切ございません(みなさん嬉しいことに、ステマ級にいいこと書いてくれますが…)。
規模が小さいからこそできることなのだと思います。
これを何百拠点も抱えるような大手が一斉にやるのは無理がありますし、拠点ごとに実績のムラが出たりしちゃいますからね!
そんなわけで、今年はまだチラホラとしか報告しておりませんが、公立高校入試や国立後期日程の結果などが出次第、随時ブログでご紹介させていただく予定です。
卒塾生のみなさん、本当にありがとうございます。
みなさんの努力と結果が当塾の最大の宣伝です。
ネットを含む一切の広告宣伝をやっていない当塾が、これだけお問合せをいただけているのは、全てみなさんのおかげです。
ご協力感謝します。
【中学の頃に英語が得意だったのに、高校に入ってニガテ科目になってしまう理由】
もうこれははっきりと言ってしまいます。
すべて『公立高校入試と文部科〇省のせい』、これにつきます。
もちろん、高等英文法が難しいというのも理由の一つに挙げられますが、それは正直微々たるものです。
英文法は当塾に来ていただけるなら、『1年以内で中学3年間分すべて』『同じく1年で高校3年分すべて』終わらせることが可能です(もちろんご本人にやる気があることは大前提ですが…)。
問題は英文法ではなく、とにかく『単語を覚えないこと』これに尽きます。
じゃあなぜ高校生が単語を覚えないのかというと、これのせいです。
見てくださいこの注釈の数!
ここまで入試の問題でルビを振って日本語まで書いてくれるのであれば、そりゃあ誰も単語の勉強なんてやらなくなってしまいます。
自分が中学校の先生だったら、今みたいに小姑のように『単語単語!』とは言わないです。
ただ単に公立高校入試を合格するためだけなら、コスパを優先してもっと他のことをやってもらいます。
こうして3年間、単語の重要性を何も教えられないまま過ごしてしまい、高校に入ってからも(まあ単語なんて後回しでいいでしょ!)と心得違いをする高校生が量産されてしまうのです。
ちなみに中高一貫私立などは、そういったカリキュラムとは一切無縁ですので、中学の内からガンガン高等英文法と高等単語の暗記に入っています。
裏を返せば、『そのペースでやらないと大学受験には間に合わない』と考えているということでもあります。
ここで公立、私立の是非論を問うつもりは一切ありませんが、それでも
・公立高校入試は英単語をそれほど重視していない
・にもかかわらず、大学受験においては『英単語の暗記が必須』である
・英単語の暗記には膨大な時間と労力が必要となり、難関私立中学高校はいち早く対策を取っている
この事実は知っておく必要があると思います。
ここでは、『受験英語のせいで多くの日本人が英語を話せない!』とか、『難単語を覚えても日常で使うことはない!』、そんなことは一切関係ありません。
何がどうであれ、『日本の大学受験では英語は必須』『なぜだか長文のウェイトが大きく、英単語の暗記は避けられない』この事実があるのみです。
だからみなさん、大学受験を志すのであれば、頑張って英単語を暗記してください。
文法を何とかするのは私達講師の責任です。
必ず100%理解できるように全力を尽くします。
ただし、英単語を暗記するのはみなさんの仕事です。
みなさんが頑張ること。
極端な話、英文法がネイティブ級に100%になっても、英単語の暗記が不十分なら大学受験は失敗する可能性が非常に高いです。
当塾の黒野先生や石川先生のように、英語が大の苦手でも、他教科で稼ぎまくって名古屋大学や金沢大学に合格できますよ!・・・なんていうなら話は別ですが、そんなの本当に全体の1%を切ると思うんです。
オーソドックスなのは、文系理系問わず、しっかりと英語で得点を稼ぐこと。
『理系なのに英語なんていつ使うんだよ!』と思うかもしれませんが、何をどう喚こうが大学入学共通テストの配点は、特殊な圧縮がない限りは『200点満点』ですし、旧帝大二次では100%英語必須です(しかも記述)。
それに…院に進んだなら、論文の発表などはすべて英語です(…と、うちの理系の先生たちが言ってました)。
ここまでしつこく言ったならもうお分かりかと思いますが、そう!なぜだか『文系理系問わず、英語は受験に必須!』なのです。
英単語を覚えない(※”覚えられない”ではなく、”覚えようとしない”)なんて、受験を放棄しているのに等しいです。
だからどこの塾に行こうが何をしようが、とにかく『英単語を暗記』してください!
これは厳しく当塾の塾生にも言えますが、英単語が覚えられないのであれば、まず第一志望の合格は難しいです。
オブラートに包んで『難しい』と言っていますが、『まず無理』と思っています。
まだ中学生だったり、これから高校1、2年生になりますっていうならまだしも、もう来月には高校3年生になって、共通テスト本番まで『300日ほど』しか残されていないのに、『単語を覚えていない』『単語が覚えられない』というのは自分に甘すぎます。
本気で取り組んだのなら…、本当に本気で取り組んだら、基本的な単語帳は2ヵ月で終わらせられます。
もちろん、『単語帳を眺めていました』なんてのは勉強にはなりません。
それは隙間時間に確認程度にやるもの。
本気で単語を覚えるというのは、『何度も見る』『それでも覚えられないのであれば何度も書く』『それでもだめなら50回以上音読する』『毎日前日までに学んだ内容を必ず確認する』ここまでやったなら必ず覚えられます。
集中したならこれだけやっても1時間程度のはず。
ちなみに今年の受験生は、全員がそれくらい当たり前にやっていました。
よくこのブログで、『今年の新高校3年生は厳しい』と言わせていただいておりますが、それは単純に『学習への取り組み方が甘すぎる』からです。
・・・と、相変わらず小姑のようにちくちく言わせていただきましたが、納得が行かなければ、何も言わない、当たり障りなく接してくれる塾さんを探した方がいいです。
当塾は課題や宿題の進捗度を毎回講師が報告するシステムになっていますし、自習に来てくれない塾生には口やかましく声をかけています。
しかし、みなさんのお父さんお母さんは、きっとそこまでを当塾に期待してくれて、有名無名でいうならば明らかに無名の当塾に、大切なみなさんを預けてくれているのだと信じています。
それが嫌だという君には、当塾は本当に合わないのだと思います。
遠慮は無用です。
引き留めはしません。
その時はいつでもお声がけください。
あ!特にこの画像に意味はないです!
なんかいやなこと言ったっぽくていやな感じで終わるのもなんだな~と思って、『海外で迷子になった時』の画像を貼らせていただきました!
いや~まさか中学校英語の”Could you tell me how to get to the nearest bus stop?””Where can I find the nearest bus stop?”を本当に使う時が来るとは・・・。
コロナが落ち着いたら、また語学研修で海外に行きたいなとしみじみ思います。
今年も『英語系で頑張りたい!』という卒塾生が何名もいましたが、コロナが収束したら必ず海外へ行って、本当の生の英語を身につけてほしいですね!