刈谷高校の2年生、LEAPが1520まで進んでいるようです。
昨日ですが、ほとんど過疎化した山口のインスタのストーリーズが何件か更新されていました(いい加減やらねば…)。
見ると広島大学に行った女の子も楽しそうな写真を更新していたのですが・・・。
いや、もうこれは楽しいに決まってますよね(笑)。
しつこいですが、英検準1級も取って、これだけ勉強してつかみ取った第一志望で、同じように頑張ってきたお友達がたくさんできたのですから。
共通テストでも実は、予想していた点数よりも60点ほど低くなってしまい、正直なところ・・・、本当に正直なところ、(第一志望の広島大学は厳しいかも・・・)と思っていました。
ただ、彼女がものすごく頑張れる女の子であるということを知っていたので、もちろんゴーサインです。
まあ無責任に聞こえるかもしれませんが、仮にダメだったとしても、南山の英米は受かるだろうなと思っていましたし、彼女くらい頑張れるのであれば、別の道でもいくらでも頑張れると思ったからです。
そしてこの2月のカレンダーになるわけですが・・・、いや、もう本当にきつかったと思います。
何せ目標点よりも60点下回ってしまって、こんなに頑張っても受かる保証なんてどこにもなかったのですから。
高校3年生のみなさんにお伝えしておきますが、受験勉強で一番きついのは『ラストの一か月』です。
今とか夏休みじゃないですよ?
その頃はまだ受験そのものが漠然としているので、D判定やE判定が出ても(まあ最後には何とかなるんでしょ?)みたいに楽観的でいられるので、何ともきつくないです(もちろん、必死に取り組んでいる受験生はその段階できついと感じていますが)。
いよいよ受験そのものが現実的になってきた夏休みの終わり、冬、そして年末年始あたりが一番きついのです。
この話を語りだすとキリがないのでこの辺で。
とにもかくにも、こんなに頑張ってつかみ取った第一志望で、新しい大学生活を楽しんでいる彼女を見ると、本当に(頑張ってよかったね~・・・)としみじみ思います。
自分自身も思い出しますが、人生において充実しているのは今、この瞬間ですが、無条件に楽しかったのはダントツで大学生活です。
もう圧勝ですね。
もちろん高校生のみなさんにも、その最高の時間を体験してほしいと思うわけですが、当たり前の話、それを勝ち取るのは彼女のように頑張った受験生だけです。
当塾で最初の卒塾生となった、早稲田の合格を勝ち取った塾生を筆頭に、短い歴史ではありますが第一志望に合格してきた先輩たちも、学校は違えどみな同じくらい努力しておりました。
もちろん、今年の3年生にも同じ成功体験を味わってほしい。
ただ、スマホやSNS、漫画やゲームがやめれないというのであれば、第一志望も諦めた方がいいです。
ずばり無理ですから。
でもですね、小中学生ならまあ百歩譲って分からないでもありませんが、もう近々成人するあろう高校3年生が、自分の進みたい道のためにスマホごときがやめられないというのでは困ります。
スマホやゲームをやめるかやめないかはみなさんにお任せします。
ただ、共通テスト本番まで、『あと9か月を切っている』ということだけはお伝えしておきます。
私立専願でも1教科あたり3か月も時間をかけれないんです。
国公立の5教科7科目ですと、1教科あたり2ヵ月もありません。
実はもうそれくらい俵に足がかかった状態であるということを理解してください。
【刈谷高校では、2年生のLEAPが1520まで進んでいます。】
というわけで、高校2年生の男の子からLEAPをお借りしました。
もう一度念を押しておきますが、『2年生』です。
受験生ではありません。
これは僕もまったく同じ考えですが、『LEAPやターゲット、シス単などの基本の単語帳は2年生の夏休みまでに一通り終わらせないと、3年生になってから本当にきつくなる』と思っています。
それにはきちんとした理由があります。
新高校3年生のみなさん、先日の模試の長文に”divert A from B”『Aの気をBからそらす』がシレっと出ていたのを覚えていますか?
この句動詞、LEAPですと1600番台、ターゲットですと1700番台、システム英単語でも1700番台と、『単語帳の本当に後ろのほうの単語』ということになります。
正直ここでみなさんに危機感をしっかりと持ってほしいのですが、この模試を作成した方は『新高校3年生も当然単語帳全部終わらせてますよね?』と思っているということです。
でもこれ、別に今年に限ったことではなく、毎年そうです。
高校1,2年生の模試は、同学年の学力を測るだけの模試ですが、高校3年生の模試には当然これまでガチンコで頑張ってきた『浪人生』も加わってきます。
みなさんに忖度して『高校1,2年生レベルの問題』なんて作られません。
だから毎年毎年、高校生には『英単語やイディオムなんて単純暗記は、少なくとも2年生の冬には終わらせてほしい』とお願いをしているのです。
私たちがいやがらせで言っているわけではありません。
難しい英文を精読したり、習ってもいない数学や物理の難問を一人で解くのは無理でしょうが(※それは時間がもったいないので逆にやらないでください)、『英単語やイディオムの暗記は、いつでもどこでも誰でもできる』からです。
それでもやらないというのは、厳しい話諸君の怠慢に他なりません。
私が弊ブログで、折に触れて『今年の3年生は去年と比べて厳しい』と言っているのはそこにあります。
学力や地頭といったものではありません。
ただ単に、誰にでもできたはずのことを怠ったから、なのです。
ですので、本当に危機感を持ってほしいです。
さて話を戻します。
もちろん浪人生は、多浪生も含めるならば、現役高校3年生に対して少なくとも1年以上のアドバンテージを持っているわけですから、4月5月の時点では現役高校3年生は圧倒的に不利です。
それはもう仕方のないことですし、その旨は塾生にも保護者様にも伝えております。
でもだからといって、『じゃあ4月は偏差値が下がってもしょうがないじゃん!』と思うのか、『4月に備えて早めに準備しておかなければ・・・』と思ってしっかりと準備をしているのかでは、同じ偏差値が下がるでも、その後の伸びには雲泥の差が現れます。
というわけで今回のブログ、実は高校3年生に向けたものではありません。
高校1年生や2年生、中学生に向けたメッセージです。
高校3年生に関しては、もう残された時間が『253日』と決まっているわけですし、この日数を増やすことも、1日24時間を50時間とかにすることもできません。
やれることは、『スマホ封印』『隙間時間もすべて勉強に振る』くらいでしが学習時間を確保することはできません(でもそうするべきです)。
高校1年生や2年生のみなさんには、まだまだ勉強をする余裕があります(・・・とはいえ、高校2年生に残された時間も実は618日、つまり1教科に充てられる時間は4か月ほどしかないのですが)。
ちなみに先に潰しておきますが、『部活がきつい』『課題が多い』は言い訳です。
去年の3年生ですが、6割強が運動部所属でした(体感ですがテニス部が多かったです)。
課題にしたって『普通』です、普通。
別に多くもないし、そんなに先生からの圧がかかっているようにも思えません。
そしてその言い訳をしてしまう高校生は、これから先の受験勉強で必ず『言い訳をする』ようになります。
そしてこれも体感ですが、部活動を頑張った高校生の方が土壇場で強いです。
ちなみに去年の例で言えば、広島大学、名古屋大学に合格した塾生は、ただの一度も『部活がきつい』『学校課題がきつい』とは言いませんでした。
一回もですよ?
これも高校生あるあるですが、『部活がきつい』『学校課題がきつい』という高校生に、『じゃあスマホ触ってないのかい??』と聞くと、『…それは触ってました。』と返ってくるのです。
いやおかしいやないかい!
そこは『今週スマホ触ってたんで勉強できませんでした。』と答えるべきでしょう??
なんで先に『部活』とか『学校課題』を理由にしたんや??と意地の悪い山口なんかは思ってしまうのです。
でもまあいいんです。
第一志望に合格するための勉強よりも、スマホの方が大切ならそうすればいいと思います。
その選択は自分でするものであって、他人の私たちが決断するものではありませんので・・・。
あ、この画像にはまったく意味がないです。
このままだと『山口め!なんていやなやつだ!!』で終わってしまいそうなので、せめて癒しになってくれればと・・・。
しっかしまあ本当に何もないところだったなぁ・・・。
偉そうに言ってますが、自分なんて本当に勉強しませんでした。
だからこそ国公立には、挑戦する資格すら得られなかったのですが・・・。
みなさんが目指している第一志望には、間違いなく毎日一生懸命勉強しているライバルがいます。
受験が絶対評価ならば、みなさんなりの頑張りで評価してもらえるかもしれませんが、良くも悪くも『完全相対評価』です。
だから合格最低点よりも、1点多くとらなければなりません。
そんなわけで、今日も明日も頑張りましょう!