とっても長いので、本当に興味ある方だけがお読みください。

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雑談

最近は自習に来る塾生も増えましたし、質問もどんどん遠慮なく来てくれるようになったので本当に嬉しいですね!

昨年度のメンバーと比べると、ちょっとエンジンがかかるのが遅かった印象もありますが、それはその分これから挽回してくれればいいと思います。

最近では、西高や東高の課題をガンガン質問してくれるケースが増えましたが、そういうのももちろん大歓迎。

答えがなくても必ずお答えしますよ!

【現実をしっかりと知ることが大切】

さて、日ごろのブログを読んでいると、山口は中学校や高校(特に公立校)にあまり良い印象を持っていないのではないか?・・・なんてあらぬ誤解を受けていそうですが、決してそんなことはありません。

印象などという曖昧なものではなく、淡々と事実を述べているだけなのです。

でも普段の筆致ですと、山口が主観で書きなぐっているように見えているかもしれませんので、ネットからではありますが別のソースを引っ張ってきます。

こちらは関東圏の個別指導塾の先生で、旧帝大+一工などの難関大に多数の実績を持っているとのことです。

先にお伝えしておきますが、言っている内容は普段山口が話している内容とほとんど変わりません。

まず、志望校を高校2年生の夏までに決めることの大切さについて触れています。

そりゃあ当たり前の話であって、高校野球や春高バレー、バスケのインターハイだって、最後の集大成があるから頑張るわけであって、おそらくこれらの最後の大会がなければ、同じような熱量では頑張れないはずです。

『そんなこといっても、将来やりたいことも決まってないのに、大学なんて決められないよ!』と思われるかもしれませんが、結論からいいます。

『将来の夢なんてとりあえずひとまず置いておいて、何でもいいから決めてください!』

将来の夢なんて決まっていなくても当たり前(もちろん決まっていた方がいいですが)。

『将来はトヨタのエンジニアになりたい!』と言いながら名大に進んで、最終的にメガバンクに就職した生徒もいました。

とりあえず、『将来の夢を決めてから志望校を決める』なんて時間は残されていないのです。

だからすぐに志望校を決めてください!

いいじゃないですか、『とりあえず、志望校ないから旧七帝大で』『なんかかっこいいから早慶で』みたいな感じでも。

高校2年生のみなさんは(相当ギリギリではありますが)、今からなら超難関大も視野に入れることができます。

ただし、冬になったらほぼほぼ厳しいですし、高3春になってしまえばおそらく挽回は不可能です(それは後ほどお話します)。

さらにこちらの方は、オープンキャンパスですら『高3では遅い』と訴えています。

理由はこちらに書かれている通りですが、『高3生は普通に一日10時間勉強しているから、オープンキャンパスで2,3日潰れると、20時間30時間を捨ててしまうことになるから』ということですね。

普段口やかましく、『高3受験生は平日4時間、休日10時間勉強(理系は12時間以上)』と言っていますが、そんなの普通に『一般論』の話であって、山口が特段厳しいわけでもなんでもないです。

『普通』なんです。

でもそれを普通にこなすためには、少しでも早くその準備をした方がいいんです。

高校1年生、中学生…、小学生や、可能であればお子さんが生まれた瞬間から対策を取るべきです。

学習習慣をつけることができなかった高校3年生が、いきなり難関大を目指しても、それに見合う努力なんてできるわけがないんです。

そのギャップを埋めるために、学習塾や予備校があります。

金銭面もとても重要な話ですね。

これは保護者様だけでなく、ぜひ当事者である中高生のみなさんにも見てほしいのですが、『受験にはとてつもなくお金がかかる』ということです。

もちろんベストは、塾にも行かず、お金のかからない公立高校で、国内最高学府である東大にストレートで合格、こんなルートなら文句無しですね。

山口がよくブログでお話させていただく、S原先生や針本君などがこのパターンですが・・・。

正直これは相当なレアパターン。

2人に共通しているのは、小さい頃から勉強が好きで、小学生の頃からひたすら学習を積み上げてきたということ。

しかもS原先生なんかは、『数学が楽しくて楽しくて、できれば原書で数学の本を読みたいから英語を勉強した』という生粋の変人(※褒め言葉です)です。

そんな人間…、多分数千人にひとりもいないのではないかと思うんです(正確な数字は知りませんが)。

つまり、現実的には『塾にも通わずに、公立高校だけで難関大に合格!』なんてのは、確率的には結構厳しいので、何とかそれを埋めていく対策が必要になります。

手っ取り早いのが、学習塾や予備校に通うこと、なのですが、そこにはどうしてもお金がかかってしまいます。

当塾でも安くはないお金がかかっているのです(…とは言っても、大手学習塾に比べれば全然うちは安いですが。おそらく、同じような指導・管理・対応を他塾でやったならば、倍では効かないと思います。)。

そして中高生のみなさんには知ってほしいのです。

みなさんが当たり前に塾に通っている…、いや、塾じゃなくてもいいです。

君が普通に使っているスマホも、当たり前に来ている服にも、普通に家があって、何不自由なく暮らせているのにも、すべて大変なお金がかかっていて、それを何とかするために、普段ご両親が身を粉にしてお仕事を頑張っているのです。

山口は普段、『受験は中高生諸君が主役、君のための受験』なんてことを言ってはいますが、ご両親のために頑張ってみても罰は当たらないでしょう。

そして、お父さんお母さんにだって、老後の生活があるんです。

今は元気なご両親も、いつかは弱っていって、二人で何不自由ない老後の生活を送るとなると、それこそ安くはないお金が必要になるので、君たちにばかりお金をかけるわけにはいかないんです。

せめて塾や予備校に通うことになったら、それはもうお金以上の成果を上げるつもりで頑張らんかい!

だらだら通うくらいなら、塾なんてやめてしまって親孝行した方が全然マシ。

あ、話がそれてしまいました。

話を元に戻しまして、ここからが結論です!

ひとこと、『地方の公立高校の対策では、難関大対策は間に合わない』と書いていますが本当にその通りだと思います。

こと三河に絞ってお話させていただくならば、公立高校で本当に難関大までしっかりと対策が取れている高校は、『岡崎高校』『刈谷高校』のみです。

時習館などは前職も含めまして、生徒を担当させていただいたことがありませんので実情を把握できていません。

岡崎高校や刈谷高校は、卒塾生の声や前職での経験、もちろん当塾の先生や現役塾生からもヒアリングができていますので、間違いなくきちんとした対策が取れていると感じます。

S原先生などは、『岡崎高校は東大に合格するための授業準備を先生がしてくださっていましたので。僕はそれをこなしただけです。』とまで言っていました。

もう一度念を押します。

山口は別に嫌がらせで、『〇高や△高の授業では難関大に合格できない』と言っているわけではなく、ただただ事実を述べているのです。

実際のところ、〇高でも△高でも難関大の合格実績はあるでしょうが、それだっておそらく何かしらの塾や予備校に通っている受験生が多いはずです。

事実当塾の卒塾生も、当塾に通ってくれていたわけですし。

こちらの方も書いていますが、やはり現実的に『難関中高一貫私立』には、どう逆立ちしても環境では勝てないのです。

彼らは小学生の頃から厳し中学受験を乗り越えて、中学に入ってからはその後、難関大学に合格するためにガチガチに組まれたカリキュラムをこなしていくのです。

大雑把に説明させていただくならば①『中学1年間で公立中学3年間の内容をすべて終了』(というより、英語を除く4教科は中学受験の時点で終わっています)、②『中学2,3年生で高校1年生くらいまでの内容が終了(開成や灘などはもっと早いです』③『高校に入学してからは、公立高校が3年生になってやる対策をみっちり3年間かけてやる』。

これが現実です。

しつこいようですが、嫌がらせで言っているわけではなく、ただの事実です。

とある三河エリアの進学校が、『高校2年生の時点では200人以上が名大進学を希望しているのに、現実には20人から30人しかその夢を叶えられない』というのは、ただただ環境が整っていないから、またはこれだけ厳しい現実があるということを、当事者である高校生が把握していないからです。

歯に衣を着せずに言わせていただくならば、『まだ高校2年生だから、名大も何とかなる』と高を括っているのです。

知らないうちに何となく中学3年間を過ごして、三河では進学校とされる高校に進んで満足して、何となく2年が過ぎて高校3年生になってしまった・・・、西尾に来て10年が経ちますが、そういう中高生にたくさん出会ってきました。

そのたびに(もっと早く来てくれたら…)と思ったものです。

このギャップを埋めるために学習塾が存在します。

早慶や医学部、旧七帝大などの難関大に合格するためには、その正しいプロセスを知っておく必要がありますし、当塾はその実績を持っています。

そして本当のところ・・・、大学受験の対策を考えるならば早ければ早いほどよくて、ベストは小学生の頃からしっかりとした学習習慣をつけておくことです。

中学受験については、とんでもないお金もかかってしまうことですし、お金に余裕があればもちろんどんどん挑戦するべきと思いますが、正しい学習習慣がつけられるのであれば、普通に地元の公立中学に進んでもいいと思います。

ただ、毎日毎日2~3時間の勉強をこなせるような、そんな中学生になってほしいと願います。

英語に限った話をさせていただきますが、公立高校のことだけを考えるならば、特に英単語を覚えなくても全然満点が取れてしまいます。

ご丁寧に難しい単語にはルビが振られていて、適切な日本語まで書かれていますので。

でも、『これが当たり前だ』と心得違いをして高校生になってしまうと、『英単語を隅から隅まで覚える』という、大学受験ではごく当たり前のことが、まったくできなくなってしまうのです。

はっきりと申し上げますが、英単語を覚えられないということは、英語で得点ができない、ひいては文系だろうが理系だろうが、受験で合格する可能性を大幅に下げてしまうということになります。

だから中学生の頃から、本当に正しい『英語学習』を身につけてほしいのです。

『英単語を覚える』『文法を100%理解する(90%では不十分です)』『音読を繰り返す』『ネイティブの音声を聞いて、正しい発音を知る(※別に自分がネイティブの発音をできる必要はありません。しかしながら、知っておく必要はあります)』

こういったことは、高校2年生・3年生になってからは『量的な問題で』できないのです。

【つまり平たくまとめると・・・】

大学受験対策は可能な限り早くスタートしましょう!

これに尽きます。

志望校が見つからないというのであれば、東大でも早慶でも何でもいいので、とりあえず難関大にしておいてください。

あ、もちろん一度決めたら、『そこに向かって必要な努力をする!』ことは貫いてください。

動機は何でもいいですけど、一度決めたならそこに向かって何が必要なのか?本気で考えて、本気で頑張ってください。

昔ギターを教えるお仕事をさせていただいていたころ、よく『どれくらい練習したらプロになれますか?』なんて質問を受けていたのですが、正直『そんなものは知らん!』としか答えようがないのです。

まず、『音楽で食ってく』なんてことは、東大に合格することよりもはるかに難しく、確率的には紙みたいなものです。

それを知って(あぁ・・・、じゃあ自分には無理だな)と思うのであれば、しょせんは『その程度の夢』だったのです。

何となく『プロになりたいです!』と言ってるだけ。

なれるかどうかは分からないけど、それが本気の夢であるならば、寝食以外はすべてギター弾けばいいんです。

勉強なんてもっと簡単で、『頑張れば必ず結果が出る!』わけですから、四の五の言わずにやればいいんです。

もちろん、超がつく難関大は多少運の側面もあるかもしれませんが、本当に本気の努力を積み上げたなら、100%叶うはずです。

厳しいことを言えば、第一志望に合格できなかったのであれば、それは努力が足りなかっただけ。

あの世界のホームラン王、王貞治さんはこう言っています。

『努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力とは呼べない。』

というわけで、今日も一日頑張りましょう!

大学入学共通テストまで『あと162日』

え・・・、あと5ヵ月!?

あと5ヵ月ですよ!(ちなみに公立高校入試は7か月ほど)

たったの数か月くらい、死に物狂いで頑張らんかい!

一日10時間なんて普通や普通!

君の第一志望や!

『別に第一志望じゃなくてもいいです。』ってんなら、まあそれなりの努力でいいと思いますが…。

でも大げさじゃなく、行きたい大学のためにすら頑張れないのであれば、君の長い人生において何度も訪れる『本当に頑張らなければいけない局面』で頑張ることなんてできません。

就職活動もそうですし、仕事をはじめてからぶつかる様々な壁や挑戦もそうですし、恋愛にしたって(どうせ自分じゃあのコ〈人〉は無理だよ…)なんて諦めるようになっちゃいますよ!

たかだが大学受験ならまだしも、仕事や将来の伴侶は君が一番長くお付き合いしていく相手です。

大学受験程度、頑張れなくてどうするんや!

それでは本日はこの辺で…。

あ、うちのアイドルねこ『ぽぽりーた』です。

おまんはえぇのう…。

毎日クーラー全開で、毎日寝て起きてシーバ食べて…。

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