体験授業に来てくれてありがとうございます!

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雑談

昨日は西尾高校の2年生の女の子が体験授業に来てくれたのですが…、いや、本当にびっくりしたのですが、体験授業を申し込んでくれたきっかけが『自分で学習塾をネットで探して』ということでした。

ほとんどの場合、塾の体験授業のお申し込みは親御さん発信で、当然それでいいと思うのですが、こうして自分の意志で主体的に行動に起こす中高生に出会うと本当に感心してしまいます。

そして、意外な方々がこのブログを読んでくださっていることにも本当にびっくりしてしまいます。

いや、これはもう本当に嬉しいですね。

保護者様はもちろんなのですが、愛知県外の方々であったり、現役の塾生であったり、はたまた卒塾生であったり…。

いつもいつもとりとめのない文章を、最後まで読んでくださって本当にありがとうございます。

さて高校2年生のみなさん、具体的にみなさんの受験本番まで、『残りあと430日』つまり、約14か月強なんですよね。

シンプルにヤバくないですか??

みなさんの志望校が仮に私立専願だったとしても、1教科にかけられる時間は何と5ヵ月弱。

これが国公立で5教科7科目だと、何とたったの1科目に2ヵ月強しかかけられないということになります。

要となる英語や数学、国語などには、他教科よりも多く時間を割かなければならないので、実際にこのパワーバランスにはならないわけですが、逆に言えば、『英語や数学、国語以外の教科にかけられる時間は実は2ヵ月分もない』ということになります。

まあただの皮算用ですので、参考までに…。

みなさんはもっとも時間が削られるであろう、『英語と数学』については、高校3年生に上がる4月までに一通り片づけておかなければなりません。

それができなければ、どんどんどんどんやるべきことに圧迫されて、物理的に量をこなせないということが原因で志望校のランクを下げざるを得なくなるのです。

・・・とまあなんだかいつもと同じような話が続きそうなので、この話はこの辺で。

ここからは、現在高校2年生のみなさんに、ものすごく現実的なお話をさせていただきます。

【みなさんに残された日数は約430日、時間にするとおそらく2,800時間ほど】

これ、ものすごいどんぶり勘定なので、その点はご容赦ください。

みなさんに残された日数が430日だとして、その内訳はこうなります。

『平日230日くらい(多分)、休日200日くらい』。

これを一日も休むことなく、かっつかつで『平日4時間、休日10時間勉強』することで『約2,920時間』が得られます。

ただし、今から受験本番まで、それを完璧にやり切れる受験生なんてほとんどいないでしょう。

現実的なところで、高校3年生になるまではさして危機感も出ず、『平日2時間、休日4時間』くらいできれば御の字なのではないでしょうか?

そうなるとおそらくは…、ここから500時間ほどを差っ引いて、みなさんに残された時間は約2,400時間前後ではないかと思われます。

そして…ここからが重要なのですが、一番偏差値を上げるのが大変な教科が英語、その次に数学です。

山口は英語や国語が専門ですので、今回は(今回も)英語に絞った話をさせていただきますが、単純に2,400時間の内半分の『1,200時間』は英語に振らなければなりません。

みなさんが英語を好きかどうか?また、将来英語を使う可能性があるのかないのか??そんなことは一切関係なく、少なくともターゲットなどの基礎の単語帳やネクステ、ヴィンテージ系の語法書は、隅から隅まで完璧に覚えなければなりません。

みなさんがおそらくは行きたくないであろう、Fランと呼ばれる大学でも、それくらいの勉強は必要になります。

みなさんが受験まで英語に費やすであろう1,200時間の内、1,000時間はひたすら暗記です。

例えばの話、このブログでも度々紹介させていただいておりますが例えば、

・”involve” “commit”が完璧に使えるか?

・”contribute to” “attribute A to B” “distribute to” の違いは理解できているか?

・”apply for” “apply A to B”の違いを理解しているか?

・ “add to A” “add A to B” “add to B A”などの理解が完璧か?”reduce” と”reduce to A”の違いを理解しているか?

・”cause A”と”cause O to do”が全く違うことを理解しているか?・・・と挙げていくときりがないのですが、これらは当たり前に理解していないとおそらく大きく英語のスコアを落としてしまいます。

ちなみに今ご紹介した内容はすべて、『ターゲット1900』にも『LEAP』にも載っている、『超基本』の内容です。

これらを完璧に暗記するのに膨大な時間を費やすことになります。

そしてこんな面倒くさいことを、高校3年生まで残してはいけません。

しつこいようですが、高校3年生の夏は天王山でもなんでもなく、その時にみなさんに残された時間は『たったの半年』。

たったの半年本気になっただけで何とかなるほど大学受験は甘くはありません。

そして残りの200時間、実はこの200時間で長文精読・速読にも必要となる文法を固めていくことになります。

200時間もあれば、大学受験の文法は終わってしまいます。

ただし、それは最短で効率よく勉強した場合の話。

当塾ならば自信を持って、『200時間で大学受験の英語はほとんど完璧に終わらせられる』と言えます(※飽くまでも文法の話です。英単語やイディオムを覚えていなければ、それらは全て”絵にかいた餅”でしかありません。)

それは現塾生や卒塾生が残してくれた、模試の結果や合格実績がすべて物語っています。

ただし、やり方が間違っていたならば、200時間で済むものがもしかしたら倍の400時間になるかもしれませんし、400時間でも満足の得られる結果にはつながらない可能性もあります。

山口は普段根性論のように、『平日4時間休日10時間(※高校3年生)』なんて言ってるわけですが、そんなのは当たり前の話で、その上で効率も最大限に高めていかなければならないと考えています。

効率の悪い学習を2000時間、3000時間積み上げても、良い結果が得られるとは限りませんので…。

というわけで、いつも通りとりとめのない話をしてしまいましたが、とにもかくにも『高校2年生のみなさんに残された時間はそんなに多くはない』ということをご理解いただけたら幸いです。

そして、その限られた時間は、効率よく使わなければなりません。

素振りだけをひたすら繰り返しても野球がうまくならないのと同じで、何かを成し遂げようとするならば、様々な要素を多角的にこなしていかなければなりません。

『英単語やイディオムの暗記は必須!』とは言いましたが、それだけでは大学受験の英語は永久に読めるようにはなりません。

みなさんに残された時間を最も効率よく使えるような環境が用意されることを心から願います。

それでは本日はこの辺で!

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