いよいよ今年も残りあとわずかとなりました!
早いな~…。
ついこの前、去年の卒塾生達が合格体験談を書いてくれて、この教室を去って行ったような感じだったのに、もう2回目の大学入学共通テストが来たのかという感じです。
こうして次の1年もあっという間に過ぎていくんだろうなと。
年末年始、クリスマスということもあって、ブログを書く余裕があるのですが、いや~もっとガンガン教室に来て、質問しまくってほしいですね!
そんなわけで受験生のみなさん、大学入学共通テストまでは、あと3週間しかありません。
3週間で新しいことに手をつける必要もない…、というよりも『メリットがまったくない』ので、とにかく復習をしまくってください。
今まで一生懸命頑張ってきたことを復習するのみ、それだけでいいです。
そして共通テストが終わって、国公立のボーダーを超えていたら二次対策、惜しくも届かなかったなら、気持ちを切り替えて私立対策、ただそれだけです。
そんな言い方をすると、ものすごくドライに聞こえるかもしれませんがそうではありません。
毎年毎年共通テスト本番になると、緊張のあまり、本来持っていたはずの力を発揮できなくなってしまう受験生が必ず出てきます。
当たり前の話ですが、現役生にとっては大学に足を運んで受験するのは当然初めて。
それまでは学校の教室で、周りは全員勝手知ったる仲間たち。
緊張感なんて出るはずがありません。
だからとにかく、勉強量だけは確保してください。
受験当日にみなさんの背中を押してくれるのは、他ならないみなさんの努力の量だけ。
膨大な量の暗記が求められる大学受験において、『質は高くて当たり前。量は絶対条件』と心得てほしいです。
英語の指導をさせていただいている山口が言うのも何ですが、『英語は9割暗記』です。
文法のウェイトは1割程度、ただしその1割が120%じゃないと、暗記した9割が全く活かされませんが・・・。
そもそも、我々が日本語を覚えてマスターしたのだって、小さい頃から膨大な量の日本語をインプット、真似てアウトプットし、小学校に入ってからきちんとした文法を学んだのであって、『暗記もせずに、文法だけで日本語を話せるようになった』わけではありません。
私たちが日本語を発する時、『思考⇒発話』しているわけではなく、『思考=発話』なのです。
一言一句、頭の中で話す内容を決めてから話しているわけではありません。
試しに、一言一句、頭の中で決めて話そうとしてみてください。
多分頭がおかしくなります(笑)。
もちろん英語は私たちにとっては異言語なので、最初は考えて話すのかもしれません。
しかし理想は、日本語と同様に『思考と発話が同時に起こる』こと。
そのためには膨大な量の暗記が求められます。
もちろん、大学受験ではそこまで高度な『スピーキング能力』は求められませんが、まあそれくらいの勢いで勉強してほしいかなと思います。
【続々と通知表が返ってきておりますが…】
概ね良好で大満足です!
特に女子の通知表がめちゃくちゃいい…。
なんと『平均で40くらい』!
いや、女の子すごいですね~…。
その反面、中3男子で英語や社会のテストの点数が爆発的に上がった塾生がいるのですが、通知表の数字はステイ…。
まあこれは仕方ないですね。
山口なら『おお!すげぇじゃん!5にするね。』となってしまうところですが、学校の先生方には土壇場になって頑張りだしたように見えて、なおかつずーっと3年間頑張ってきた他の生徒を評価しないわけにはいかないですからね。
改めて自分は学校の教師は向いていないなと実感します。
さてこの内申点ですが、公立高校の入試には大きな影響を及ぼします。
個人的には(テストの点数だけで評価してあげればいいのに…。)とも思いますが、中学生の内から目標の達成のためには地道な努力が必要であることを学ぶことも意義があるのかなとも感じます。
なにはともあれ、内申点UPに必要なのは以下の通り!
…だそうです。
こりゃ男子はあかんわ(笑)※山口含む。
まあでも、これはこれでありなんだろうと思います。
山口の中学時代は『相対評価』でしたので、すべてはテストの結果次第。
現在中高生のみなさんからしたら信じられないかもしれませんが、山口の内申は『0点を取った時はもちろん1』『90点以上取ったその瞬間に5』になりました。
いいな~と思うかもしれませんが、正直どちらにも長所短所があります。
事実、山口は高校受験が終わった瞬間にまた勉強をサボりだして、偏差値は30台まで転落してしまったのですから。
大切な中学時代に、『目標のためにしっかりコツコツ積み上げることの大切さ』を知ることは、とても大切だと思います。
まあこれは男子圧倒的に振りですよね(笑)
女の子は精神的に大人になるのが男子よりも早い印象ですし、男子あるあるで『なんか勉強を頑張ってるところを見られるのが恥ずかしい』みたいなところがありますからね。
え?
ない??
あ、山口だけでしたか、そうでしたか…。
じゃあそれならそれで、男子もしっかり内申取ってこんかーい!
というわけで本日はこの辺で…。
アニメ『進撃の巨人』より、強調構文ですね!
thatがwhoに置き換えられていて、バリバリ受験英語っぽい!
ちなみに『強調構文はネイティブはあまり使わない』と言いますが、そんなことないです。
ガンガン使います!
“It was at Geo in Kariya that I finally got this PS5!『ついに刈谷のゲオでPS5ゲットしたぜ!』
“It is on Friday that you are supposed to come here!”『金曜だよ!君の出勤日は!』
いずれもネイティブがゆーとりました。
全然会話でも普通に出てきます。
ちなみに上記のアルミンのセリフは、『アルミンだったんだ!夜間に移動していく作戦を思いついたのは!』です。
アルミンが命を懸けて、ベルトルトを成敗した時のエレンのセリフですね。
この強調構文、難関私立や国公立二次では必須ですね。
もちろん自分でも理解して書けることが望ましいです。
当然ですが、自分で書けるものは読んでも理解できますので。
『入試での失敗をもたらすのは、君の怠慢に他ならない。』
It is your negligence that will result in failure of the entrance exam.
余談ですが、『~をもたらす』という意味の”result in~”ですが、”cause~” “lead to~” “bring about~” “give rise to~” に置き換え可能です。
英作文で使えるのでガンガン覚えてください!(※高校生は)
ちなみに上記の強調構文ですが、普通のSVOに戻して、
Your negligence will result in failure of the entrance exam.
と書くこともできます。
ただ、情報構造という点においては、強調構文の方が書き手の強い意志が現れます。
『あなたの怠慢が入試での失敗をもたらす。』(普通の文)
『入試での失敗をもたらすのは、あなたの怠慢に他ならない。』(強調構文)
内容は同じでも、どちらが文章としての重要度が高いかは明らかですね。
というわけで、今日も一日頑張りましょう!