勉強が頑張れない理由はほとんどの場合は自分のせい
山口の類稀な野球愛がなせる業か、定期的に野球部員を引き込んでしまいます。
今バリバリ活躍してくれている永田先生もそうでしたしね。
先日体験に来てくれた野球部員の男の子ですが、すぐにご入会をご決断くださいました。
野球部と学習の両立は本当に大変ですし、ご両親(特にお母様)の負担も大きいと思いますが、ぜひとも文武両道で頑張ってほしいと思います。
去年は東高の試合を全試合観戦しましたが、今年はできる限り、西尾市内の高校の試合には足を運びたいと思っています。
あ、これは去年の愛工大明電を観に行った甲子園の写真でした。
こちらですね。
西尾東対愛産大三河の決勝戦。
本当に惜しかったなぁ・・・。
さて、よく議論になる話なのですが、部活と両立するべきか?それとも勉強一本に絞るべきか??という問題について、少しだけ持論を展開させていただきたいと思います。
正直個人的にはどちらでもいいと思います。
部活を頑張る生徒というのは、どうしてもそうではない生徒に対して時間の面で後れをとってしまいますが、質に関しては劣ることはありません(もちろん本人次第なのですが・・・)。
部活を頑張りながら、限られた時間で最も効率よく学習すること、自分の欲をきちんと管理することは、受験はもちろんですが、その後10年後、20年後に必ず役に立つ時がきます。
学校にもいませんか??
勉強めっちゃできるのに、部活でもスーパースター、そんなすごい友達がどこの中学や高校にも必ずいるでしょう??
彼らは言わずもがな、部活も勉強も100%で頑張っているのです。
一方、部活を一切やらず、塾や予備校に通い詰める中高生もいますが、これはこれでいいと思います。
色々遊びたい年頃の中学生や高校生が、遊びたい気持ちを抑えてストイックに目標のために頑張ることも、もちろん素晴らしいことだと思います。
中高生くらいの年頃だと(がり勉するのってなんかカッコ悪い・・・)なんて思う子もいるのかもしれませんが、進学校では普通のことですし、これまた5年後10年後、(あ・・・勉強を頑張るのってかっこいいことだったんだ・・・。)と気づくときが必ずやってきます。
中高生くらいだと、見た目であったりキャラクターであったりが人気を左右するかと思いますが、残念ながらそれが通用するのは大学生くらいまで。
30歳も過ぎる頃になると、若いころに身に着けた武器でしか評価されなくなります。
見た目のかっこよさやかわいさなんてものは、残念ながらほとんど評価されなくなってしまいます。
・・・とちょっと話がそれましたが、一番まずいのは『勉強ができないことを部活のせいにしてしまう』、これが最悪です。
というより、恥ずかしながら山口です。
まあ言い訳をさせてもらうと、山口が野球をやめたのは肘を壊したからというのが一番の理由なのですが、それでも頑張ろうと思えば何かできることがあったはずなんです。
成績が悪かったこともあって、これ幸いとばかりに部活をやめて勉強を頑張ろうと思ったのですが・・・。
結論から言うと、成績はさらに落ちました。
勉強ができない理由を他のもののせいにする、こんな腐った精神性だから(勉強ができないのは自分のせいではない。)とすぐに決めつけてしまうんですね。
勉強ができない理由なんて、よほどのことがない限り、100%自分のせいです(ここでいう『できない』とは成績の話ではありません。『頑張れるか、頑張れないか』という話です)。
自分がサボったからしかありえないんです。
もしも『いや、自分に限って言えば、本当に自分のせいではないんです。』というならば、ぜひとも教えていただきたい。
もちろん、家族もいなくて学校そのものもない、今の君がそんな環境にあるのであれば話は別です。
いや、そんな環境でも、この子達は『学校に行きたい!』『勉強がしたい!』と思いながら頑張っているでしょう??
ほとんどの中高生というのは、よほどのことがない限り、学習する環境というのは完備されているはずなんです。
『部活が忙しいから』
『学校の先生の授業が分かりにくいから』
『友達と遊びたいから』
『スマホが気になって仕方ないから』
・・・まあ概ねこんなところでしょう??
勉強ができない理由を他のもののせいにしてしまう。
もし今の君がそうなら、100%成績なんて上がりません。
だって自分のせいじゃないんだから。
他の要因のせいなんだから自分は悪くない、自分は改善する必要がない、悪いのは全部自分以外なんだ、これで成績が上がったら奇跡だと思いませんか??
ただ、恥ずかしながら中学2年生、高校2年生の頃の山口もそんな感じでした。
大概のことは何も後悔しない山口ですが、部活のせいにして野球部をやめてしまったことは今でも後悔していますし、多分死ぬまで続くと思います。
部活も勉強ももっと頑張ればよかったって。
ただ過ぎてしまったことは変えられませんし、今の自分にできることは君たちが同じ目に合わないように、伝えていくことしかできません。
そんなわけで結論ですが、部活と勉強を頑張るのもよし、勉強一本に打ち込むのも素晴らしい、ただし、勉強ができない理由を他人や他の要因のせいにしてはいけないということだけお伝えしたいと思います。