完全1対1の弱点(続き)

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教室長ブログ

それでは昨日の続きです!

例えばの話ですが、東大出身の先生だろうが〇進衛星予備校の林先生だろうが・・・それこそハーバード大学卒で指導も抜群にうまい先生だろうが、一週間に1~2回の指導だけで成績が上がることは絶対にありません!

 

必要なのは月並みですが毎日の積み重ねです。

 

言い換えれば、たとえ指導そのものが週に1回だけだったとしても、その生徒が毎日学習するのであれば充分な効果が期待できるということです。

ですから当塾では、

1.可能な限り毎日通塾すること

2.分からなければ自習中でも必ず質問すること

3.宿題は必ずやってくること。なおかつ、指導と合わせ毎回作成されている報告書に、保護者さまが

必ず目を通していただくこと

…を最低限お願いしています。

もちろん、部活で忙しい生徒もいますし、他塾と併用している生徒もいます。ですので、1に関して言えばなかなか難しいところもあるのですが、その分少なくとも3について保護者さまと連携を取ることによって管理を徹底しております。

他にも色々とあるのですが、そこは企業秘密ということで・・・。

考えてもみてください。

当塾でも英検一級の講師、国立大学卒の社会人講師、現役名古屋大学の学生講師、私も含めていいのなら同志社大学卒の社会人講師、その他優秀な講師が在籍しておりますが、それは他塾においても似たような顔ぶれなはずです。

それももちろん学習塾、予備校の大切な要素です。

しかしながら、どんなに優秀な経歴を持った講師が、完全1対1で指導していたとしても、肝心の生徒の学習時間がその一週間のたかだか1~2時間程度であったなら、結果が出るわけがないのです。

正直、それなら塾に通わない方がまだましですね。ご自宅で一日30分でもいいから、毎日宿題だけでもこなす、読書をする方がよっぽどいい結果につながります。

 

 

そんなわけで、当塾の売りは優秀な講師が完全1対1で指導にあたる(集団授業もありますが)というところにありますが、実はそれは真っ先にくるものではありません。

最優先されるのは、

・毎日学習する環境作り。

・学習に対する能動的な姿勢を育む。

・マンツーマンで分かりやすい!で終わらせないこと。必ず『一人でできる!』ところまで面倒を見ること。

にあります。

さて、毎日毎日思うことですが、色々な形態の学習塾や予備校を見てきて、『これが完璧だ!』というものは何一つありません。誤解を恐れずに言えば、それは当塾においても同じことが言えます。

あまねく全ての学習塾に一長一短があり、保護者様は数ある学習塾の中で、どの塾がお子さまに合っているのかを見極める必要があります。

ですから、学習塾を選ぶ時、そして今の学習塾に疑問を感じた時は、必ず複数の塾に足を運び、体験授業を受けてください。そして腑に落ちない点は、塾長先生や責任者に質問をしてください。

自習室は自由に使えるのか?

質問対応は可能なのか?

お月謝はどれくらいなのか?

どんな先生が指導をしてくれるのか?

・・・まあ他にもたくさんありますよね!そしてもしその質問に対して、できないことがあるのであれば、それを埋めるためにどんな対応をしてくれるのかまで確認するべきです。

例えばですが、『指導以外の質問には対応していないんです。』と返ってきたならば、じゃあお子さんが分からなかった時にどんな対応をしてくれるのか?、などです。

(お月謝が高いな・・・)と感じたのであれば、なぜ高いのか確認するべきです。

 

 

毎回のことながら話が反れてしまいました!タイトルは『完全1対1の弱点』でしたね!

昨日もお話しました通り『先生が完璧に教えたつもり』『つきっきりで教えてくれるから生徒も分かったつもり』、になるようであればそれは大きな弱点です。厳しい話、やってないのも同じですね。

加えて、毎日の学習時間が確保されないのであれば、どんなに優秀な講師が分かりやすい指導をしたとしても何の意味もありません。『分かる』ではなく『一人でできるようになる』ためには、月並みですが毎日の学習が絶対にマストです!

・・・大抵の塾はそこまで考えているとは思いますが、そのアプローチも塾によって変わってきますのでそこも含めて検討材料にされると良いかと思います。

さて!昨日もお話しましたが、今年もいよいよセンター試験まであと一か月強となりました!

もう毎年同じことを言っていますが、最後の最後まで諦めなかった生徒には必ず何かが起こります!

ちなみに私ですが、英語の試験開始2分前に見た『be done with ~(~を終える)』というイディオムが出題され心の中で100回くらいガッツポーズした覚えがあります。

最後まで諦めてはいけませんよ!諦めたらそこで〇〇終了ですよ!

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