中学校3年生のみなさん、本当によく頑張りました!

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教室長ブログ

なんと中3生5名が自己最高記録を更新!

そう…、ブログを書いているのが山口ですので、どうしても普段は大学受験(つまり高校生)の話にばかりなってしまいますが、もちろん中学生もたくさん通ってくれています。

そしてこの5名、今のところ西尾高校が第一志望なのですが、このまま今のペースで学習を続けてくれたなら、まず大丈夫かなと思っています。

あまり皮算用はよくないのですが・・・。

できれば目標をさらに上げて、刈谷高校あたりを目指してほしいと個人的には思うのですが、それは押し付けになってしまいますので、本人の自発的な心の変化が生じない限りは、このまま西尾高校を第一志望に、みなで目標に向かって進んでいけたらと願っています。

それにしても、もちろんこれはご本人たちがめちゃくちゃ頑張ったからなのですが・・・、お願いです、これだけ言わせていただきたい、この5名の内3名は、新人講師の鳥居先生と駒宮先生が担当でした。

特に2人が担当した英語と数学は、全員が85点オーバー、2名は90点オーバーと爆発的に成績が上がったのです。

たまに弊ブログでお話しておりますが、当塾では講師などを、ネットなどで募集することは一切ありません。

それは過去の経験から、ネットの募集で集まる講師を私たちは信用していないのです。

もちろん、仲には素晴らしい先生がヒットすることもあります(※S原先生なんかは本当に奇跡的にネットでヒットした先生でした)。

しかしながら・・・本当にこれは確率論の話になってしまいますが、『未経験者大歓迎!』『学歴不問!』『週1からでもOK!』『フリーターも大歓迎!』で集まってくる講師には正直ほとんど期待ができません。

これはもう山口が主観でしゃべっているのではなく、『実際に大手に勤務していた経験則』から申し上げています。

それが塾であろうが学校であろうが、『第一志望に合格したい!』という希望を持っている中高生のみなさんを、”責任を持って”預からせていただくのですから、『未経験(だからできなくてもいい)』とか『フリーター感覚』で生徒に接してもらっては困るのです。

ですので当塾は、基本誰かの紹介であるか、実際に当塾を卒業して、人格的にも実績としても申し分ない先生にしか指導をお願いしておりません。

そして何よりも…すべての講師にとって鬼門になりますが、都築先生の面接をパスしなければならないのです。

というわけですみません!本当にいつもだったら、『塾生たちがこんなに頑張ったんです!』自慢をしてしまうところなんですが、今日は先生の自慢もさせてください!

もう研修期間はあれやこれやとガミガミ言われて、正直(やめたい!)と思うこともあったと思うのですが、残ってくれて本当にありがとうございます。

そして今回最高の結果を出してくれた5名の中学3年生、みなさんの成績が上がったということは、他に下がってしまったライバルがいるということです。

彼らや彼女達は、次の二学期のテストで捲土重来を期すべく、この夏休みめちゃくちゃ勉強してくるはずです。

それこそ、『1日10時間くらいの勉強』はデフォルトくらいに考えていた方がいいです。

もちろん、実際に中学生がそこまで勉強できるのか?というと、それは現実には難しいのですが、実際に『それくらい頑張る中学生もいる』ことは事実です。

確かに少ないですが、”います”。

そしてそんな彼ら、彼女達が第一志望の席を早めに埋めてしまいます。

夏休みというのは、一年間で唯一、学校の授業がまったく進むこともなく、自由な時間が一か月以上続くボーナスステージです。

ここで頑張るのは当たり前だと考えていますが、逆に言えば、ここで勉強をサボってしまうことは、受験においては致命傷です。

夏休みが終わってしまえば、授業はまた新しい単元に入っていくのですから、もう基礎を復習する余裕のある時間は残されていません。

成績が上がったのに、こんなことを言われるのはたまったものではないかもしれませんが、”成績が上がったからこそ!”、兜の緒を締めてほしいと願います。

【もちろん、逆に成績が下がってしまった塾生もいます】

さて、成績が大幅に上がった中学生がいる一方で、あまり変わらなかった・・・、下がってしまった塾生もいます。

特に中学3年生は、この時期周りのライバルが一斉に勉強を始めるので、それまで成績がよかった連中はもちろんのこと、中にはそれまでまったく勉強していなかったのに、ちょっと勉強を頑張り始めたら、スポンジが水を吸収するように、めちゃくちゃ成績が上がるお友達もいます。

厳しいことを言えば、『ぼくは(わたしは)こんなに頑張った!』と思っていても、周りもめちゃくちゃ頑張っているので、ここからは成績がなかなか上がらなくなってしまいます。

ここで勉強をしていて一番つらい、『こんなに頑張っているのに成績が上がらない』現象が起こるのですが、ここで心を折られたものが第一志望を諦めて、ここを乗り切れたものだけが一番行きたい高校に進学することになります。

『誰かが脱落するもの待ち』というのはあまり気持ちのいいものではありませんが、受験というものが相対評価による点取りゲームである以上、それは仕方がありません。

そしてもう一度、『本当に自分の勉強は正しかったのか?』を見つめ直してください。

・スマホに気を取られていなかったか?

・音楽や動画を流しながら勉強していなかったか?(一番無駄です。)

・教科書や単語帳をぼーっと眺めていただけになっていなかったか?

・新研究や補強ワークの答えを赤で埋めただけになっていなかったか?

これらは全て『無駄な勉強』です。

もう厳しい言い方をすれば、『やらないのと変わらない』です。

頭も使わずに、ただただ網膜と手を動かしているだけなので。

山口はよく、『勉強時間が大切』とは言いますが、それはもう『最低限の条件として必要』と言っているだけであって、『質より量』と言っているわけではありません。

そりゃあダラダラと、動画や音楽を垂れ流しながら10時間勉強するよりも、『集中して1時間勉強』した方がはるかにいいです。

『机に長時間向かっていればいい』と心得違いをするくらいなら、今すぐに改めて、『30分でいいからめちゃくちゃ集中』してもらった方がいいです。

ただ、残念ながらもちろん、『30分程度の勉強』は受験には焼け石に水、なのですが、だらだら不毛な時間を過ごすよりはまだそっちの方がいいです。

いきなり、『集中しっぱなしで10時間勉強!』なんてことは無理なので、とりあえず遊ぶ時間を減らして、勉強時間を確保する姿勢を作ってほしいと思っているのです。

もちろん、ぶっ通しで集中し続ける、なんてことができる人間はいません。

中学生なら50分、高校生でも80分が限界でしょう。

(※だから授業やテストの時間は、一律決まっているのです。ただし、大学受験においては『1教科120分』という大学も結構多いので、受験生は自分の受験する大学の二次試験を少なくとも1年前には把握しておいてほしいです)

集中力が切れたら、5分10分は休憩しても構わない・・・というより休憩してください。

『答えを埋めるだけ』『参考書を眺めるだけ』『すでに書けるようになった漢字や英単語をひたすら書き続ける』というのは、網膜と手が動いているだけで、君の脳はまったく活動していません。

これで何かができるようになるわけがないのです。

もちろん、『楽しく勉強!』『小さな達成感の積み上げ』などはもちろん大切なのですが、いつもいつも『楽しく達成感が積み上げられる』わけではありません。

部活にしたって、年に数回あるかないかの本番のため、その何十倍もの時間をしんどい練習に費やすことでしょう。

楽器にしても、1曲数分、長くても数十分の曲のために、その何十倍もしんどい基礎練習に費やすことでしょう。

勉強が楽しいと思えればそれに越したことはありませんが、よほどのことがない限り、『全教科楽しくて楽しくてしかたない!』なんてことは起こらないはずです。

勉強は基本しんどいんです。

そのしんどいことをどこまで他人より頑張れるか?詰まるところ大学や高校はそれを求めていて、社会に出てからもそういう姿勢は常に求められます。

まあそんな『社会に出る』とかいう先の話はさておき、みなさんが本当に第一志望の高校や大学に本気で行きたい!と思っているのであれば、それは受け入れるしかありません。

少なくとも当塾では、『楽して第一志望の大学(高校)に合格する必勝法!』みたいなものを伝授することはできません。

『今回はダメだったらか次は頑張ろう!』とか『絶対に第一志望に合格する!』なんて口で言うのは簡単なんです。

本当に心から(悔しい!)と思ったのであれば、本当に(絶対に第一志望に合格したい!)と思っているのであれば、それは行動に移してください。

君の『自分なりに頑張った』は通用しないのです。

試験が絶対評価ならば、君の『ぼくは(わたしは)こんなに頑張ったんです。』を見てくれるかもしれませんが、試験はよくも悪くも『ただの点取りゲーム』です。

1点でも多く取るために、君の意識と行動を変えていきましょう!

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