ここまでやれば絶対に合格します!

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教室長ブログ

こんにちは!

9月に入会した高校3年生の塾生のお話です。

先月あたりからちょいちょい話題に出している男の子のお話です。

 

先月のブログでまだ受験すら始まっていないのに、『彼は合格するでしょう』とご紹介させていただきましたが、見事合格しました。

普通に考えると相当厳しい条件だったのですが・・・。

 

 

改めて当時の状況をご紹介させていただくと、

・9月までがっつり運動部で頑張っていた

・そもそも就職組で、受験勉強は一切やっていなかった

・どうしても大学に行きたいと考えるようになり、急きょ受験を決意

・受験には英語が必要、ただ就職組だったため、入塾当時の英語力は中学2年生くらい

・推薦入試で残された時間は2か月ほど

 

 

・・・という状況でして、普段生徒やお母さまに『大丈夫、大丈夫ですよ!』という山口も、彼の入塾面談の時ばかりは『・・・正直かなり厳しいですが頑張りましょう!』と言ったのでした。

 

 

以前も話ましたが、彼に課した課題は相当厳しかったです。

①ターゲット1900は2か月で完璧に覚える

②ネクステージは5周する、その中でも『語法・イディオム』については完璧になるまで覚える

③都築先生・稲垣先生・山口で週3ペースで文法から長文まで指導、2か月で大学受験レベルまで仕上げる

④10月に入ってからは、毎週小論文を2本提出

⑤一日10時間学習する

 

 

地獄です。

しかし開始1週間くらいで、(あ、これは大丈夫だ。)と確信しました。

 

結果から言うと、彼は上記の①~⑤を完璧にやり遂げたのですが、開始一週間でその予感があったのです。

それどころか、まだ1校受験が残っているとはいえ、合格が決定した今でも、まったくやる気が衰えることはなく、今では関関同立クラスの問題に取り組んでいるのです。

 

 

こちらは山口が彼に出した精読の課題です。

同志社大学の経済学部の長文を精読してきなさいと伝えたのですが、ほぼ完璧にやりきっています。

・主語を見つける

・主節の動詞を見つける、関係詞が絡んだ動詞は主節動詞にはならない

・分詞を発見したら必ず先行詞を意識して訳す

・分詞の中でも『~ing』を発見したら①動名詞 ②現在分詞 ③分詞構文のどれなのかを正しく判断する(割愛)

・不定詞についても必ず『意味上の主語』を意識する

・接続詞でも主語と動詞が省略されている可能性があるので、その場合は必ず補って訳す

・前置詞句は形容詞、または副詞として処理する

 

 

・・・・。

 

 

まだまだ精読のルールはたくさんあるのですが、彼は今これらを同時に考えながら訳すことができています。

例えば上の課題の中でこんな例文があります。

 

The nation has begun to have a decreasing importance as individuals and communities , gaining access to globaly shared knowledge and cluture , are affected by economic realities that come and go over the boundaries of the state.

 

正直スラスラとは言えないものの、2か月前までは中学2年生くらいの英語力だった彼がこれを訳しているのです。

 

 

いや、ちょっとなんか今回かしこまった感じで書いちゃいましたけど、

 

①ターゲット1900は2か月で完璧に覚える

②ネクステージは5周する、その中でも『語法・イディオム』については完璧になるまで覚える

③都築先生・稲垣先生・山口の3講師で週3ペースで文法から長文まで指導、2か月で大学受験レベルまで仕上げる

④10月に入ってからは、毎週小論文を2本提出

⑤一日10時間学習する

 

 

こんだけやれば英語力なんて上がるに決まっています!

ただやるのは本人。

この短期間で結果を出したのは、紛れもなくRくんがめちゃくちゃ頑張ったから、それ以外にないのです。

もしもRくんが、(もう合格したから春まで遊びまくるぞ!)みたいな高校3年生だったら・・・厳しい話上の課題なんて絶対にこなせないですし、よい結果も出なかったかもしれません。

 

 

いや、やっぱ最後は練習量でしょ?

あのイチロー選手はオリックス時代、全体練習が終わった後にその練習量の2倍の練習をしていたといいます。

甲子園常連の智辯和歌山高校なんて、県大会に入る前に極限まで練習をして、あえてボロボロの状態で予選に臨むのだそうです。

山口の地元の清峰高校だって、練習の質や量では私立に勝てないから、甲子園で優勝するためにとにかく基本の反復とフィジカルを強化しまくったと言います。

 

 

また野球かよ!・・・と思われるかもしれませんが、みなさんの好きなスポーツやジャンルでよいので、インターネットで調べてみてください。

一流と呼ばれる人、結果を出している人というのは、想像を絶する努力をしているものです。

結果を出したい、行きたい高校や大学に行きたいのであれば、君が頑張るしかない。

厳しいようだけどそれができないのであれば、夢を諦めるなり行きたい学校のランクを下げるなりするしかないのです。

他にその学校に行きたい生徒が死に物狂いで勉強しているわけですから。

 

 

でも昨日のブログでも言いましたが、いきなりこんな量をこなせない生徒だってもちろんいると思います。

でも諦めないでください。

英単語を1日1個覚えるのが今のあなたの限界なら、それでも構わないです。

ただし、それは必ず毎日やりきること。

そして少しずつでも良いので、必ず頑張る量を増やす努力をすること。

何もしない、努力もしない、それで結果が出るはずがありません。

今のあなたのMAXで良いので、今日も明日も限界まで頑張ってくださいね!

 

本日も長くなりましたが、最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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