小学校1年生で英検準1級(※当塾ではないですけどね!)

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中高生のみなさんへ

先日都築先生の雷が直撃した塾生ですがその後・・・。

 

めちゃくちゃ頑張っています。

いや、もうそれはびっくりするくらい。

 

正直なところ、(もう塾なんてやめたい)と思ってもおかしくないところを本当に頑張って踏みとどまって、しっかりと結果で返してくれました。

 

ちなみに月曜日の夜に山口がこの子に課した課題は、『ターゲット1900の1~240までと701~900までを完璧に覚えてくること。それができなければ、A4用紙20枚くらいを裏表全部埋め尽くしてくること。』でした。

 

期限は二日間で。

 

 

正直言うと、『二日間で500個近い単語を、100%覚える』というのは現実味がないので、後者の『A4用紙を全て埋めてくる』というところに着地すると思っていたのですが・・・。

 

なんと彼女は両方やってきました。

 

単語チェックは惜しくも一つだけ答えられなかったようですが(指導は都築先生です)、A4用紙も隅から隅まで埋めてきて、本当に申し分ない成果でした。

 

山口は大学受験くらいなら『ターゲット1900』を全部覚えたら完璧に対応できると考えています。

 

つまり彼女は、たったの二日間で受験に必要な英単語を4分の1覚えてきたということになります。

 

 

これは本当にものすごいことです。

 

 

もちろん、単語ですのでこの二日間で頑張って覚えたものは、同じく二日もすれば半分以上忘れてしまいます。

 

でも、この二日間は決して無駄ではないのです。

 

結局のとこと、この努力を何度も何度も繰り返して、忘れては覚え直し、忘れてはまた覚え直して、0が10に、10が20に20が30,40になって最後の最後に100になるのですから。

 

最初の段階の『0から10』がなければ、当然受験までに英単語を覚えることなんてできません。

 

しかし・・・中高生が持っているものすごい可能性やエネルギーに本当に驚きです。

 

山口が見たこともない単語を『二日で500覚えなさい』と言われても、正直厳しい・・・というか実際に無理だと思います。

山口は彼女のやる気を引き出したくて無理難題を課題として出したのですが、それをやり切ってくるあたり、本当に見上げた根性だなと思いました。

 

素直に尊敬します。

 

ぜひぜひ受験までの8か月、この努力を続けてほしいです。

 

本当によく頑張りましたね!

 

 

 

【小学校で英検準1級に挑戦】

今朝ニュースで、『小学校1年生の女の子が英検準1級に挑戦』というのを見ました。

 

準1級に挑戦・・・ということは当然現時点で2級を持っているということになります。

 

・・・というよりも、日本語を理解するのも大変なはずなのですが・・・。

 

例えば、英検2級や準1級の長文の日本語訳ってこんな感じです。

『ベイカーによれば、治療の水準を改善する1つの方法は、臨床心理学の教育課程を提供する期間向けに新しい認可制度を確立することである。彼は特に、Psy.D、つまり心理学博士の学位を授与できる教育課程を提供する営利目的の学校を標的にしている。これらの課程は・・・(以下延々と続いていく)』

 

英語以前に日本語の文章はどうやって理解しているんだ?

そもそも漢字を読めるのか??

 

・・・という疑問を持ったのですが、なんと彼女は英英辞典(英単語を英語の文章で説明している辞書)を使用しているとのことでした。

 

英英辞典・・・。

 

ちなみによほどのことがない限り、山口が塾生に英英辞典を勧めることはありません。

 

難しすぎるからです。

 

本当に高い英語力を持っている数名にだけお勧めしていますが、正直受験のことを考えると時間が足りませんからね。

 

でもここで言いたいのはそれではなくて、やろうと思えばそれくらい難しいことでも、小学生でもできるということです。

 

しかも独学ですからね。

 

もちろん、その環境はご両親が用意したのでしょうが、見ている感じ、ご両親が指導しているような様子もありません。

ひたすら机に向って、自分で英英辞典を使いながら勉強していたのです。

 

だからといって、みなさんが自分と比較する必要はありません。

 

ただし、自分に限界は作ってほしくないと強く願います。

 

小学校1年生が、独学で英検準1級に挑戦してるんですよ??

 

中高生の君たちができないはずがないんです。

 

私たちは塾生の目標が高ければ高いほど、それに合わせて一見無茶なような前倒し指導を進めていくことがありますが、本人にやる気があれば絶対にできるんです。

 

当塾でも、過去に中学生でセンター試験まで学習が進んだ塾生は何名もいました。

 

不可能なことなんてないんです。

 

みなさんが自分で『こんなの無理だ!』と思わなければね。

 

もちろん、基礎もできていない段階の中学生に、いきなり『よし!じゃあセンター試験やるぞ!』なんて言ってもそれはただの無謀です。

その計画は私たちが立てますから。

 

このことは何も難関校受験者に限ったことではなく、普通に地元の公立高校を受験する中学生にも有効です。

最も時間がかかり、最も受験で大きなウェイトをしめる英語を先取りしてしまえば、最後の3年生の時にそれに時間を取られることがなくなるからです。

 

存分に他教科に時間と労力を割くことができますね!

 

ただしひとつだけ。

 

やる気だけは用意してきてくださいね。

 

やる気があるのであれば、大概の夢物語は実は夢物語ではないんだということをお約束いたします。

 

今日も一日頑張りましょう!

 

 

 

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