西尾高校学年47位おめでとう!(※ものすごい偏差値の上がり方です!)

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教室長ブログ

これまたすごい!



なんと英語の偏差値が『69.9』で西尾高校でも『19位』!

これは本当にものすごいですよ!



え?


(いや…、山口って西尾高校や東高にめっちゃきっついやん…。)というご意見もあるかと思われますが、私が厳しいのは『西尾高校に対して』であって、西高生や東高生は普通にすごいと思っています。


だって西尾高校の偏差値は『64』ですからね。


西高に合格できる高校生は間違いなく優秀です。


その西尾高校で『学年47位』なのですから、これはもう手放しですごいんです。



でも彼の一番すごいところは、『高校1年生の4月から大幅に成績が上がった』というところですね。

(※ちなみに指導担当は高橋先生です。)






『STEP2』の項目を見ると一目瞭然なのですが、この模試を受けた1月から遡ること4か月、7月に受験した模試では『総合偏差値60未満』数学に至っては『49.5』だったんですね。


それをたったの4か月で、『総合偏差値54.6』から『66.3』まで押し上げたということになります。




山口は常々申し上げておりますが、『偏差値を5上げるだけでも途轍もない時間と労力がかかる』んです。


手厳しいことを言わせていただきますが、公立中学校のテストとは比較になりません。



公立中学校の場合、成績優秀な子もいればその逆に、『まったく勉強をしない学習意欲のない子』も分母に含まれてしまうため、ちょっと頑張ればそれなりに結果が出たりします。



ところ高校の模試は違います。



公立中学校の頃にいたはずの『まったく勉強を頑張らない層』が含まれていないため、総じて集団のレベルは上がります。



さらに言えば、高等英語と高等数学の難易度は、中学校の頃とは雲泥の差ですので、ちょっとやそっと勉強したくらいでは得点も偏差値も上がりません。




私が常日頃、『大学受験の学習は高校1年生の4月が重要』と口を酸っぱくして言っているのはまさにこれです。



今回紹介した彼ですが、まさにそれを体現してくれた塾生ですね。



サッカー部に所属しながら、日々かなりきつい毎日を過ごしているにも関わらず、おそらくは自分で相当工夫してねん出しているのでしょう。


山口が見ている限り、週2~3日は自習に通っています。



これは本当にすごい大切なことです。



サッカー部や野球部に所属している高校生は、本当に毎日毎日きつい思いをしていると思います。



時には、(今日はしんどいから勉強したくないな・・・)という日もあるでしょう。



もちろん、そんな日に勉強しても、大した学習成果は得られないかもしれない。



でもそれでいいんです。



これが1年後や2年後に必ず実を結びます。



高校3年生になって部活動が終わり、大学受験で一番重要な『高校3年生の夏休み』を迎えるわけですが、そこで頑張れるのは『高校1年生の頃からちゃんと頑張れた受験生だけ』です。



高校3年生の夏まで努力しなかった受験生が、いきなり『夏休み一日も休まずに12時間以上勉強!』なんてできるわけがない。



(※余談ですが、当塾はそういう怠惰な受験生には来てほしくないので、高校2年生の12月で新規ご入塾は締め切らせていただいております)




彼のように、高校1年生の今これだけ頑張れるのであれば、1年後2年後はちゃんと頑張れます。




何も『高校1年生の4月から、毎日4時間、休日12時間以上勉強しましょう』と言っているわけではありません。


・学校の授業はきちんと受ける

・塾の課題は100%こなす

・週に2~3回は自習に通う

・部活動も両立する


この当たり前を愚直に毎日繰り返していくだけです。


・・・とは言っても、それこそが難しいのですが。



そんなわけで、彼は短期間でこの素晴らしい結果を出してくれたわけですが、実際のところ『高校1年生の4月からきちんと努力していたから』こその結果ですね。







そんなわけでこれはさすがに第一志望の名市大もB判定くらいは出ただろうと思って彼に聞いてみたところ、


『いや・・・C判定でした』




・・・うそやん。


高校1年生とはいえ、『総合偏差値66.3』やで…??



ストップ高の気配が全く見えず、ただただ難易度が上がり続ける昨今の名市大。



ほんの12,3年前は『センター逃げ切り大学(※センター比率が高かったため、センター試験の得点だけで合格できていた、という意味です)』なんて言われていたのに、今や超難関大の仲間入りですね。




二次試験教科も2教科と少ないものの、とにかく難易度がえげつない。


その割にここ数年、割とポップに第一志望に名市大を掲げる受験生が増えてきたように感じます。



甘い。


甘いですよ。



受験生のみなさん、本気で名市大を目指すなら、名古屋大学を目指すくらいの気概で挑戦してください。





少なくとも、今回紹介した彼くらいの努力を、1年生の4月からやっていなければならない。



現高校1年生のみなさん、もしも今偏差値が60未満で、今から名市大を目指すのであれば、少なくともサボってしまったこの1年分を加算した努力を積み上げなければならない。



正直今からでも遅いくらい。


現高校2年生に至っては、今の偏差値が60を下回っていたら相当厳しいです。



ここでいう厳しいとは、能力の問題ではなく『ただ単に時間が無いから』。



高校2年生のみなさん、共通テスト本番まで『あと318日しかない』んです。




月に換算すると10か月と少し。


たったそれだけの期間で、

『共通テスト6教科8科目で80%取れるだけの対策』

『名市大の二次記述対策』

をやるというのはかなり無謀です。




これはぜひお父様やお母様にも共有していただきたいです。



実際のところ、難関大でA判定やB判定を出している受験生は、今回紹介した彼のように、『高校1年生の4月からコツコツ努力し続けてきた受験生』がほとんどです。



篠原先生みたいに、『岡崎高校の授業さえちゃんと受けていれば、全員東大に合格できます』なんてのは0.1%くらいです。


(※ただ篠原先生の場合、ここぞという試験を控えた時には、スマホもゲームも一切処分してしまうらしいですが)




そんなわけで今回も当塾の塾生の素晴らしい努力の結果を紹介させていただきました。

本日も当塾の宣伝広告にご協力いただきまして、本当にありがとうございました!!

余談ですが、彼が今回取った『総合偏差値66.3』という数字は、『上位7%』に該当します。

(※ちなみに英語については『上位5%』ですね)





う~ん・・・それにしても4月からは、高橋先生から山口にバトンタッチするんですよね・・・。


これはめちゃくちゃプレッシャー!


英語の偏差値『12.5』も上がってるやん!!



いや、本当に普通は偏差値ってこんなに上がらないんです・・・。



普通は5上がっただけでも大騒ぎするレベルなんですけど、うちの塾生は本当にすごいわ~。




今月ですが、『中高生の成績UP報告!』『合格体験談!』などでてんやわんやです!








【追記】

西尾高校に通っている高校生のみなさん、みなさんは高校1年生の4月時点では、刈谷高校や岡崎高校に通っているライバル達と、そんなに大差なかったはずなんです。


西尾高校の偏差値は64ですし、公立高校入試の得点差もせいぜい『2,3点から最大でも15点ほどの差』しかなかったはずなんです。


中には当日点1点差で、刈谷や岡崎に不合格になってしまった西高生もいるでしょう。



しかし西高生内部での格差は本当に大きい。


上は偏差値70を超えるような高校生もいれば、偏差値が40くらいの西高生もいるわけです。



厳しい話、大学受験はほぼ偏差値通りの結果が出ますので、今みなさんの偏差値が40、50くらいなのであれば、その層の大学にしか合格できません。



もしかしたらマークならワンチャンあるかもしれませんが(それとて天文学的な確率になりますが)、ほとんどが記述となる難関国公立の受験となると、ワンチャンどころかゼロチャンです。




偏差値55を切っているということは、現時点で読み書く力は壊滅的であると言わざるを得ません。



西高生のみなさん、もちろんみなさんは西尾高校に合格しているのですから、能力は非常に高い。



しかし高校1年生の4月から放置されることによって、一部の西高生を除いたほとんどの生徒は、刈高生、岡高生とは圧倒的な差がついてしまうのです。




『西高(東高)に合格したら、次の大学受験もまあ何とかなる』なんて思っていたら大間違いです。


これはお父様とお母様にも共有していただきたいのですが、すぐに書店で赤本や青本を手に取ってほしいです。


その中身を見て、『たったの2年9か月でこの問題を解けるようになるのか?』を考えてみてほしいのです。



私ははっきりと申し上げさせていただきますが、西尾高校や西尾東高校のカリキュラムはそれに準じておりません。


たまたま上位の20%くらいの西高生、上位5%の東高生がすごい結果を出しているだけで、相対的に全体を俯瞰すれば、とても進学校とは言い難いのが現実です。


重ねて申し上げますが、私は西高生や東高生はすごいと思っていますが、高校そのものについてはもっともっと努力をしてほしいと思っております。



生徒の能力に胡坐をかいて、きちんとやるべきことをやっていない高校、それが私の認識です。






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