★チャットGPTと藤田医科大学の悪問を成敗しました!★(AIはものすごいですが、学習において依存してはいけません)

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教室長ブログ

まあ誰が一番悪いかっていうと、今回は藤田医科大学の問題作成者なんですけどね。



『また山口の悪口か!』と思うことなかれ。


この問題文の日本語を見て下さいよ。




第2問の並び替え、問1ですね。


『あなたは、彼が誰をその仕事に適任だと信じていたと思うのですか?』



んん?


んんんーーー!



あかん、これはあかんぞ・・・。



悪問のにおいがプンプンする・・・。




この問題、日本語がこの調子ですので、当然英文の方も完全に破綻しております。




多分作問者の意図は、『疑問文にdo you think を挿入させて、平叙文で書かせたい』というものなのでしょうが、仮にそうだとしても『文法的に完全に間違っている箇所』があるのです。



ちなみに先に申し上げますと、山口ならこんな変な日本語や英文は考えません。


日本語『彼は誰がその仕事に適任だと考えていたのでしょうか?』


英語 Who did he think is suitable for that job?



一応AIからも正解のお墨付きはいただきました。



(※時制と形容詞が異なるのは、ちょっと焦って入力したためです)




それはさておき、この悪問っぷりも手伝ってか、正直山口にはまったく答えが分かりませんでした(※問題だけは塾生からもらっていたのですが、いかんせん解答はありませんでしたので)。



そこで泣く泣くAIを頼ったところ、なんとチャットGPTも間違えてしまう始末。




チャットGPTが何を間違えているか分かるでしょうか?



そもそもなのですが、選択肢の単語が7つあるのに、チャットGPTの答えには5つの単語しか使われていないのです。



ただ正確に言えば、藤田さんの問題が間違っているのであって、チャットGPTの解答そのものは至って自然です。



そこでそのミスを指摘したところ・・・。



なんとテンパってはる・・・。



ちなみに山口が苦し紛れに考えた答えは


Who do you (that think he believed was the right ) person for that job?

でして、多分合っているとは思いますが、かなり変な答えです。



後に説明しますが、現代英語では

“Who do you think ”の直後、接続詞のthatは100%省略されるからです。


ですのでAIも混乱してしまったんですね。

そのため、仮に山口の答えが正解だったとしても、非常に不自然な、間違った英語だということです。


とはいえ、もしかしたら別のAIならまた違う答えを出してくれるのではないか?と思い、早速実行してみました。


ところが・・・。



このAIに至っては、問題文が

person for that job?


で終わるように指定しているのに、勝手に


he believed for that job?


といった感じで、person の位置にbelievedを持ってきて答えを作ってしまったのです。



そこを指摘したところ



あ、こっちのAIはちゃんと謝るんですね。





しかし普通に考えて、AIが(しかも2つの)間違える可能性と、ヒューマンエラーが起きる可能性を比較したら、そりゃ圧倒的に後者の方が高いです。




今回ですがどちらのAIも、『Who do you think の後のthatを省略』という同じ間違いをしています(ただ、間違っているのは藤田医科大学の作問者ですので、AIが間違っているとは言いたくないのですが・・・)






もう一度藤田医科大学のちょっとエキセントリックな日本語をもう一度読み返してみましょう。


『あなたは、彼が誰をその仕事に適任だと信じていたと思うのですか?』


なんだか20年前くらいの粗悪なAIに作らせた日本語みたいですね(苦笑



他にもこんな英文が考えられると思います。

Who did he believe was the right person?


Who did he think was right for the job?


Who do you think he thought was best for the job?


まだまだありますがとりあえずこの辺で。




ただ山口が強く言いたいのは、『ネイティブはこんな英語は使わないよ!』なんてことではなく、『問題として間違ったものを出題してはいけない』ということです。



受験生が混乱してしまいますので。






【AIはすごい】


今さらながらAIの凄さに驚いています。


ちなみに山口の使い方ですが、


①必ず自力で一回解く

②それを添削してもらう

③派生する知識や例文などがあれば紹介してもらう

④それをノートにメモして何度も見返す


こんな感じです。


しかしながら、やり方を間違えてしまうと、AIはみなさんの学習の助けになるどころか、『まったく何も貢献してくれない』可能性が高いです。


AIはみなさんが取り組んでいる問題に対する答えを、100%に近い精度で出してくれます。



その答えだけを見て、『なるほどね!』で終わるだけで力がつくはずがありません。



『赤本や青本の解説を見て納得しているだけ』と同じだからです。




英語にせよ数学にせよ、『なぜその解答に至るのか?』というプロセスが大切なのであって、答えだけを見る行為なら誰でもできます。




結局のところ、みなさんは大学受験レベルの英語や数学を何とかしようと思うのであれば、膨大な時間を学習に捧げる覚悟が必要になります。



まあその辺は、それこそAIに聞いてみてもいいと思います。



ちなみに今、山口がAIに聞いてみたところ、


『時間をかけたくないのは自由。でも難関大学は、他の誰かがその時間を積んで取りに来る場所だよ。』


と言っております。



さらに


●部活が忙しい⇒戦略を立てよう

●勉強が苦痛⇒やり方改善しよう

●遊びたい⇒その代償は受け入れよう

●努力せず結果だけほしい⇒それは受験では通らない



本当に伸びる子⇒『じゃあ何時間必要ですか?』と聞いてくる


伸びない子⇒『どうすれば最小努力で最大効果を得られる』かを聞いてくる




のだそうです。



ちなみにさらに余談ですが、こちらも読んでもらったところ・・・




・言っていることは正しい

・ただし空虚な理想論

・この条件ではごく一部の高校生しか頑張らない


のだそうです(※山口が言っていたわけではありません。飽くまでもチャットGPTが言ってましたので悪しからず)



信じるも信じないも自由です。



うちの塾でも、『全然勉強していないのに、岡崎高校で常に学年10位以内』という高校生がいます。



ですがそれは、『ごくわずかに、そういう受験生もいる』というだけの話です。



ほとんどの凡人たちは大きな目標を叶えるために、膨大な時間を捧げなければなりません。



でもそれって不幸なんでしょうか?



毎日くだらにスマホに4時間5時間割くくらいなら、自分の人生を豊かにするために、その時間を勉強に捧げればいいじゃない?とこれまた凡人の山口は思うわけです。



そしてうちの塾生諸君を見ていれば分かりますが、それは不幸でも何でもないです。



ものすごく幸せなことです。


自分はそんなみなさんと一緒に頑張れるということが本当に幸せですし、申し訳ないですがやる気のある中高生だけに来てほしいと願っております。



(1ヵ月前の教室の様子)




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