ついに夏休みが終わります
夏休み前は幣ブログで、相当厳しいことを言っていたと思いますが、蓋を開けたら塾生のみなさん、ものすごい頑張りでした。


特に中学生をはじめとする非受験生の頑張りが目立っていました。
山口は『夏休みこそ一番重要』と考えております。
それは月並みな『夏が受験の天王山』的な意味ではありません。
大学受験の合否は夏前にとうに終わってしまっています。
当り前の話ですが、夏休みというのは毎日が休み。
そして一番長期間、『自分がやりたい勉強をできる期間』でもあります。
受験生のみなさんは、9月から受験本番まで、毎日学校の授業があるわけで、これからはどう頑張っても、『平日4時間、土日15時間の学習』しかできません。
学校をずる休みしない限り、どんなに自分に必要のない授業であっても、きちんと学校の授業を受け続けなければなりません。
また、高校3年生のみなさんは、4か月もすれば人生で一番きつい時期を過ごしていくことになります。
①1月半ば・・・大学入学共通テスト(6教科8科目受験)
②2月半ば~20日・・・滑り止め、または本命の私立大学受験
③2月後半・・・本命の国公立受験
山口は口やかましく、『夏休みは文系は毎日12時間以上、理系は15時間勉強!』と言い続けてきましたが、それをやり切った受験生だけがこの過酷なスケジュールで100%の力を発揮することができます。
みなさんは1月の後半、メンタル的に相当に追い込まれます。
みなさんは当然、今の時点で厳しい判定が出ている大学を第一志望に定めているわけで、当然それは共通テストが終わったところで、大した変化はありません(※特に超難関大の場合)。
篠原先生みたいな異次元の化け物(※誉め言葉です)でない限り、ほとんどの受験生が、共通テスト判定で『C判定』『D判定』とか出てしまいます。
(なお余談ですが、昨年度一橋大学に合格した卒塾生はC判定、2年前に京都大学に合格した卒塾生はE判定でした)。
そういう精神的に極限まで追い込まれた状況で、初志貫徹して第一志望に出願し、一か月の間不安と戦いながら(しかも私立大学の受験もこなしながら)、最後の追い込みをかけるのは並大抵のことではありません。
この夏休みに、質も量も伴った学習量を積み上げることができた受験生だけが、その過酷な日々に挑戦することができます。
そういった意味では、今年の3年生はよく頑張ってくれたと思います。
とはいえ、残された期間は共通テストまで残り4か月強、国公立二次試験までの期間も半年弱程度しか残されていません。
全力を尽くしてください。
もう聞き飽きたかもしれませんが、みなさんの第一志望と手元にあるスマートフォンを天秤にかけてください。
スマホが君の受験にプラスに作用することは一切ありません。
もしかしたらスマホが毎日の苦しい受験勉強の気晴らしになるかも・・・と思えるかもしれませんが、残念ながらまったくそんなことはありません。
みなさんの不安な気持ちは、学習によってしか解消されません。
みなさんが第一志望の合格を勝ち取るその日まで、スマホではなく単語帳を握りしめてください。
『大学入学共通テスト本番まで、あと141日(4か月と20日程度)』
※新規高校2年生のご入塾につきましては、今月をもちまして西高生も締め切らせていただきます。
お問合せいただきましてありがとうございました。