京大オープン『ドッキングB判定』出ました!(その1)

これはすごい・・・凄すぎる!
あとで詳しくお話しますが、『冠模試でB判定が出た』ということが重要です。
京大や東大、一橋や医学部などを受験する際、残念ながら進研模試の判定はほとんど参考になりません。
なぜなら、各大学問題の傾向がまったく違いますし、いわゆる『全受験生が受ける進研模試』と『京大志望者しか受験しない京大冠模試』では、余りにもその開きが大きすぎで参考にならないのです。
そして、超難関大を受験するみなさんにみてほしいのは、『共通テスト(青い丸)』と『二次(赤い丸)』の比率です。

これまでにも散々申し上げてきましたが、青い丸を見ての通り、共通テストの配点は『225点』となっております。
つまり、共通テストで満点を取ったとしても、4分の1以下に圧縮されるため何の意味もないということです。
もちろん、得点が高いに越したことはありませんが、どれだけ共通テスト対策に時間と労力を割いたところで、合格には近づきません。
常々申し上げておりますが、『記述対策がすべて』です。
そして、難関大あるあるなのですが、文系は言わずもがな、理系学部も英語の配点が異常に高いです。
彼が受験する予定の工学部は、数学の配点は250点、英語についてはなんと200点なのです。
難関大受験生にとって英語対策は避けて通れません。
そしてそんな彼の英語の得点ですがもう一度ご覧くださいませ。

本番より難易度も高めで、採点基準も辛いと言われている冠模試で『83点』、全受験生の中でなんと『686位』、実は前回の京大実戦では250位だったので、実は少し順位を落としましたが、このレベルなら誤差の範囲ですね。
なお蛇足ですが、東大理Ⅲ(医学部)に次いで難しいと言われている京大医学部の英語の合格得点率が100点前後なのだそうです。

京大二次まで残りあと5か月ほど。
もうすでに英語については合格射程圏ですが、本番までまだまだ伸びていきます。
う~ん、もっと書きたいことがあったのですが、いかんせん夜も更けてまいりましたので、続きはまた次回!
そして今回は難関大にフォーカスした話をさせていただきましたが、はっきりと申し上げておきます。
今の時点で志望校との偏差値ギャップが5以上開いていたり、(あえてはっきりと言わせていただきますが)難易度が低い進研模試などでD判定やE判定が出ているようなら、それは君にとって難関大です。
その原因のほとんどは、『間違った学習法で勉強している』『圧倒的に学習量が少ないだけ』、このいずれかかもしくは両方です。
仮に時間が伴っていたとしても、間違った知識が積みあがっていくだけで、君の理解度や偏差値が上がることはありません。
次回のブログでは、彼が一体どういう風に努力を積み上げてきたのか?お粗末ながら山口がどのようなサポートをさせていただいたのかについて紹介させていただきます。
もちろん言うまでもなく、私のサポートなど微々たるものです。
そして、旧7帝大や早慶などの難関大を目指している受験生のみなさん、その対策は高校1年生の4月から始めていなければなりませんし、遅くとも3年生の夏には一通り完成していなければなりません。
何のために難関大の冠模試が8月に設定されているのか?
もうこのころには一通りの対策を終えていて、自分に足りない所を確認するためです。
『まだ学校で習っていません』は通用しません。
そんなわけで続きはまた明日・・・。