西中2年生男子学年6位おめでとう!(※英語はとにかく早く取り組んだ方がいいです!)

相変わらず我が塾生ながらものすごい結果だな~・・・と思うのですが、実はいつもよりも少しだけ成績を落としています
彼は常に学年3位以内を維持しておりましたので・・・。
少し数字を落としてしまった理由としては、得意の理科でケアレスミスしてしまったとのこと。
まあとは言っても誤差の範囲でしょうし、しっかりとテスト直しをしてくれたらそれでOKです。
ちなみに英語については、私山口が指導を担当しておりますが・・・。
今はもう分詞構文が終わってしまいまして、これから『強調構文』『かなり重たい比較』に入っていく予定です。
高校2年生の真ん中くらいまで進んできた感じですね。
山口の皮算用ですと、こんな感じで進んでいく予定です。
中学3年生にあがるまで・・・高校生の単元すべて終了
中学3年生から高校1年生まで・・・国公立レベルの記述対策
高校1年生・・・早慶レベル、東大・京大の記述対策、英検準1~1級など
あ、高校2年生を前にして終わってしまいますね。
もしもその後も継続をご希望であれば、今いる高校2年生、3年生のみなさんたちと同様に、『東大や京大を超える難易度の課題』に取り組んでいく予定です。
こんな極端な前倒し計画を見ると、中にはもしかしたら、『いや、そんなのやる必要ないでしょ??』と思われるかもしれません。
ですが果たしてそうでしょうか?
常々申し上げておりますが、中学生のみなさんの中には、『公立中学校のカリキュラムのせいでものすごい足止めをくらっている生徒』もいるんです。
ものすごくやる気があって、理解力が高い生徒もいれば、その逆で、まったくやる気もなくて素行が悪い中学生もいる、そして大多数は普通くらいのやる気の中学生が占めている、それが公立中学校なんです。
先生方がどちらに合わせて指導しなければならないのかは一目瞭然です。
ものすごくやる気があって、理解力も高い中学生達は、10分もあれば理解できるようなことを何週間もかけて授業で受け続けなければならないんです。
そして何よりも、『間違った学習法を植え付けられること』、これが一番恐ろしいんです。
これは自論ですが、英文読解において『自動詞と他動詞の理解』は必須です。
例外なく、当塾で英語の偏差値が70を超えている塾生達は100%理解していて、もちろんそれを活かし切って難文を読解しています。
そしてこの『自動詞と他動詞の理解』、本気で取り組めば20~30分で終わります。
(※念を押しておきますが、『自動詞は自分で成立している動詞』という解釈は不充分です。その解釈は難文読解においては何の役にも立ちません)。
ところが、この自動詞と他動詞について、しっかりと指導をする公立中学校は存在しません。
恐らく全国を探しても数えるほどしかないのではないでしょうか?
理由は簡単で、『公立高校入試問題程度なら理解する必要がない』、『集団授業では全員が理解できるわけではない』からです。
私が指導において苦戦を強いられるのは、何も超絶難関大の英文読解や英作文の指導ではありません。
本当に大変なのは、『間違った指導を受けて、誤った知識を植え付けられたまま進学校に合格してしまった高校生の洗脳を解いてあげること』、です。
『自動詞と他動詞の理解』『動詞の語法』『細かい英文法』『左から右に訳し下す』、そんなことやらなくても公立高校入試では満点が取れてしまうからです。
だからこういう間違った英語指導の犠牲者たちに、『今まではそれで何とかなったかもしれないけど、大学受験、特に難関大の英語はそうはいかないよ?』ということを知ってもらうことこそが大変なのです。
特にこういう指導方針の進学校に行ってしまうと最悪だと私は思っています。

中高生のみなさんの時間には限りがあります。
時間が足りないのはもちろんのこと、『本質を捉えないままに公立高校入試でいい点が”取れてしまった高校生”』には、筆舌に尽くしがたい艱難辛苦が待ち受けています。
だから正しい学習法が求められ、膨大な時間が必要になる『英語と数学だけでも』、早い段階から正しいやり方で学習して下さい。
当塾の中学生のみなさんは、アベレージが450点前後とものすごい結果を出してくれていますが、大切なのはその目先の得点ではありません。
今の高校生諸君がそうであるように、うちの塾生が真価を発揮するのは高校生になってからです。
★余談ですが、もちろん『自動詞と他動詞の理解』そのものは、幅広い英文法の末節枝葉に過ぎず、これを理解しただけでたちどころに難文が読めるようになるわけではありません。
道具は持っているだけではただの道具に過ぎず、『その道具をどうやって使うのか?』が重要です。
そして多くの高校生が軽んじている傾向にありますが、とにかく『英単語は完璧に覚えて使いこなせるようにする』ことを心がけてください。
当然ですが言語において、語彙力は必須です。
そして高校生のみなさんが一番時間と労力を費やすことになるのがこの『英単語の理解と暗記』です。
1年やそこらではどうにもなりませんので、とにかくできるだけ早く取り組んでいただきたいと願います。