なんじゃこりゃぁ!!!(とある刈高生の和訳)

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教室長ブログ

ブログが途切れ途切れになってしまっていますが、こういう時は大体山口が、授業準備でひぃひぃ言ってる時ですね。



めっちゃきつかった・・・。



(※ついでに改めて確認していただきたいのですが、難関国公立大学の解答用紙はほぼ記述でして、こちらの大学に至ってはマークは1問もありません。当塾が読解と記述に重きを置いている理由がこれに他なりません))


あ、ちなみにこれは授業準備とは何の関係もありません。


こちらの刈高生が解答してくれた某難関大の記述添削でして、授業とはまったく別にやっているものです。



能力が低い山口は、彼の解答と問題文、模範解答を何度も行ったり来たりするので、これだけでも2時間ほどの時間を費やしております。



いやしかしたまげたわい。



高校生がこの限られたたったの数年で、これだけ練度を高められるものなのかと改めて感動した次第です。




ちなみにこの問題の最初の英文和訳ですが、英文はこんな感じです。


To understand human consciousness, we may need to think not in terms of the pieces and parts of the brain, but instead in terms of how these components interact. If we want to see how simple parts can give rise to something bigger than themselves, look no farther than the nearest anthill.


この大学にしてはそれほど難しくはありませんし、もちろん、彼にとっても簡単に感じられたかもしれません。


それにしても彼が書いてくれた和訳文が、(自然な日本語として)本当に素晴らしいんですね。


(彼が書いてくれた和訳文)

『人間の意識を理解するためには、私たちは脳の一部分や領域の観点で考えるのではなく、その代わりに、これらの構成要素がどのように相互に関連しているのかという観点で考える必要があるのかもしれない。もし単純な部品の集まりが、どのようにしてそれらよりも大きな何かに昇華するのかを理解したいのなら、最も近くにあるアリの巣を見さえすればよい。』


(駿台が作成した模範解答)
『人間の意識を理解するためには、脳の断片と部分という観点ではなく、これらの構成要素がどのように相互作用するかという観点から考える必要があるのかもしれない。単純な部分がそれ自身より大きなものを、どのようにして生み出しうるかを知りたいのであれば、すぐ近くのアリ塚に目を向けるだけでよい。』



え、すごくないですか?


我々のような講師や教師、予備校の先生方は、この英文に無限に時間を割いて、それこそ片っ端から調べて解答を作ることができますが、高校生のみなさんは受験本番一発勝負、限られた時間で解答を作成しなければなりません。




いや、もうただただすごいですよ。



凡人山口が20年、30年かけて積み上げたものを、うちの塾生はたったの数年(※ちなみに彼の場合は1年)で自分のものにし、さらには遥か高みへと飛び立っていくんです。



もうね、ただただ感動ですよね。



そんな彼の授業ですが、正直山口が教えることなんて特にないのですが、ありがたいことにそれでもまだ受講を希望してくれていますので、『彼の1時間の授業に対し、10時間以上時間をかけて授業準備』しています。



それとは別で、この1年間英作文の添削もしてきましたが、何とこの1年で4万字弱に達しておりました。




全65ページ(A4用紙)、37,872単語です(※しつこいようですが授業とは別です)。




もしかしたら、『え!そんなのズルいじゃん!』と思われるかもしれませんが安心してください。


彼の授業準備をやったり、こうして記述添削をすることで、不肖山口の知識も増えていますし、指導力も向上しております。


彼のために頑張ったことすべて、塾生のみなさんに還元できておりますので、ぜんぜん贔屓でもなんでもないですよ!



山口自身、彼にたくさんのことを教えてもらっていますので。



あとさらに言えば、彼は山口が渡した課題はすべて全力で取り組んできてくれます。



もちろん、刈谷高校の課題はこなしながらですし、何とビックリ、彼は理系なんですね。



この質と量の課題をこなしながら、数ⅠA・ⅡB・ⅢCやって、物理と化学もこなしているんです(※ちなみに理系科目の指導は篠原先生が担当しております)。



理系であるにも関わらず、文系も含めて誰よりも英語を頑張っているんですね。


言うまでもなく、英単語やイディオムの暗記量も桁違いです。


改めて思うのですが、いわゆる『難関大』と呼ばれる大学は、こういう若者を求めているんですね。



もしかしたら、『いや、それは刈高生だからだよ』とか、『元々頭が良かったんでしょ?』と思われるかもしれませんし、実際に少なからず、それはあるのかもしれません。


しかし間近で彼の指導を担当させていただいた山口から言わせれば、彼はシンプルに、誰よりも努力をしているんですね。




まあそんなわけで、これから2月末までは、低スペックエンジンしか搭載していない山口も受験生ばりに追い込んでいきます。



そうじゃないとマンツーマン指導の授業で、彼に満足感を感じてもらうことができないですからね。



というわけで、うちがシャカリキに生徒を募集していない理由のひとつがこれです。



単純に山口のキャパシティの問題で、この水準の授業準備をして、実際に授業をやるとなると、大人数に対応することができないんですね。



普通に考えて、対応する人数が増えれば増えるほど、指導のクオリティは下がりますので。



それにしても本当にありがたいですね。



塾生のみなさんに思うことですが、こんな無名の・・・しかも場末の学習塾を選んでくださって、本当にありがとうございます。


また定員いっぱいとなってしまって、来年度ご対応できなくなってしまった中高生のみなさんや保護者様には本当に申し訳なく思います。



キャパシティにゆとりができましたら、すぐにご案内いたしますのでよろしくお願いいたします。



しかし常々幣ブログで申し上げておりますが、大学受験は時間との戦いです。



3年かけてやるべきことを、1年で終えることは絶対にできません。



そして難関大のA判定やB判定を取り続けている受験生のほとんどは、今回紹介したように、どこの誰よりも早く対策に取り掛かり、途轍もない努力を維持してきたライバル達です。



彼らや彼女たちにたったの1年や2年で追いつけるわけがない。



ですので他塾を選び、一刻も早く受験勉強に取り掛かるのも選択肢の一つです。



それでは高校3年生のみなさん、いよいよ受験本番です。


私たちも全力でサポートしますので、みなさんも最後の最後まで、後悔を残さないよう全力を尽くしてください。



というわけで、相変わらず支離滅裂なブログになってしまいましたが、授業準備に入りますので本日はこの辺で!





★★★『読解力と記述力を上げるために』★★★

私山口、元々の専門は英語でもなんでもなく、現代文をメインに指導させていただいていました。


そのくせ今では、まったく現代文の指導はしておりません。


それは『現代文のための指導など必要ない』と確信したからです。


おかげさまで山口の英語の指導を受けてくれた塾生達は、英語に比例して現代文の成績も上がっていきます。


ただ条件がありまして、『今の自分の力で対応できなくても、与えられた英文の和訳を必ず書ききる』を徹底してもらっています。


それをやってくれない中高生に関しては、残念ながら現代文の成績向上はお約束いたしかねます。



難易度の高い英文に向き合う時、『品詞』『英単語やイディオムの意味』『細かい英文法』『英語と日本語の違い』、そう言ったものに十全に配慮し、その上で日本語和訳を考えなければなりません。



当然ものすごく大変な時間と労力が求められますが、ここに向き合っている時にみなさんの読解力と記述力が向上するのです。



残念ながら『パラグラフリーディング』だの、『ディスコースマーカー』だの小手先のテクニックで、みなさんの読解力が上がることはありません。




月並みですが、『一生懸命文章を読み、一生懸命自分の言葉で文章を書く』、これ以外に読解力と記述力を上げる術はないのです。




私は『読解力を上げるためにはどうすればよいですか?』という質問をいただくたびに、『とにかく毎日30分から1時間、本を読んでね』とお伝えしておりますが、そういう質問をする生徒に限って、残念ながら1週間と続きません。



『できなくてもいいから、今の自分にできる力で和訳を書いてね』とお願いしていても、いつの間にか勝手な自己判断で書かなくなってしまったりします。



もちろん、簡単なことではありませんし、膨大な時間がかかります。


しかし私は何も、みなさんの部活動の時間などを削りなさいと言っているわけではありません。


ゲームであったりスマホに費やす時間を読書に充ててほしいと言っているだけなのです。



そんな程度の犠牲も払えないのであれば、残念ながら読解力や記述力の向上はお約束できませんし、ましてや第一志望合格などという夢は諦める他ありません。




当塾には刈高や岡高で上位をキープしている塾生も多数いますが、簡単に『どうせ刈高生、岡高生だからなんでしょ?』と思ってほしくないんです。


ただただ、ものすごい努力を積み上げていますし、本当に心苦しいのですが、お父様やお母様も安くはないお月謝を払ってくださっているんですね。



中高生のみなさん、山口がお金の話をするのは何とも下世話なのですが、それでもご両親がみなさんのためにお金を払ってくださるのは愛情以外の何物でもないということは知っておいてほしいです。





お父様やお母様が日々貴重なお時間を使って、それこそ大変な思いをして稼いだお金を、ただただ君たちの未来のために、勉強のために費やしてくださっているのです。



君たちはご両親の想いと愛情に応える義務があるし、それに値する努力ができないのであれば、塾なんてやめた方がいい。



そのお金はご両親の老後の暮らしのために取っておいてもらった方が親孝行ってものです。




・・・っていつの間にかまた話が逸れてしまったー!



時間も時間ですのでこの辺で失礼させていただきます。







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