①もう少し質問のお話②国公立の記述対策に必要なプロセス
たった今、今年難関大を受験する塾生の最後の記述添削が終了しました。
こちらはこれまでに積み上げてきた彼が書いてくれた記述解答の”ほんのごく一部”です。



(※余談と言いますか毎度のことですが、これが難関国立大学の二次試験です。
こちらは英語なのですが、国語などはもちろん、数学も物理も化学も・・・社会ですら記述でして、ほとんど長大な文章を書く能力が求められています。
こちらの大学の青本には『数学も作文力が問われている』とまで言っています。
愛知県の公立高校入試が、どれだけ世間ずれしていて大学受験と逆行しているのか、改めて知っていただきたいです。)
とまあいつもの『愛知県公立高校入試の悪口』はこの辺にしておいて、本当によくこれだけ書いて来てくれたな~・・・と感慨深い思いです。
これまたしつこいようですが彼は文系ではありません。
理系であるにも関わらず、英語はもちろん日本語の記述力も非常に高く、ここだけの話ですが、これまでに彼を指導させていただいて、何度か私の間違いを教えていただいたこともあります(※彼はとても謙虚なので、山口が傷つかないようにそ~…っと教えてくれたのですが)。
それはさておき、質問の話です。
たまに『山口が忙しそうにしていて質問ができない』という声を頂戴しますが・・・本当に??
確かにもちろん授業中は忙しそうなのかもしれないけど、結構な時間このデスクに座って、こうしてカタカタブログ書いたり、こういう記述添削してるんですけど…。






ほんまでっか?
本当にみなさんが質問できないほど、『山口忙しそう』ですかね?
いや、もちろんそういう日もあるとは思います。
ですけど大統領や総理大臣じゃないんですから、そんな一週間ぶっ通しで『分刻みのスケジュール』で動いているわけじゃないですし、第一私山口、自慢じゃありませんが『生粋の怠け者』なんです。
僕がそんなに忙しそうなわけないじゃないですか!
そんなわけで、もしも本当に『山口が忙しそうで質問ができない』というのであれば、ぜひ相談してくださいね!
でも私山口、ちょっと塾生のみなさんと雑談するだけでも、軽く10分20分は過ぎてるはずなんですけどね・・・(自分しゃべるの大好きなので)。
【公立中学校の指導とそれに準ずる学習塾の対策だけでは、国公立記述対策は不可能であるという事実】
ほとんどの中高生の体験授業を山口が担当しているわけですが、本当に愕然とすることがあります。
とにかくみなさん『漢字を書かない』。
もう衝撃です。
常用漢字ですら平仮名で書いてしまうんです(でんしゃでがっこうへいきました、など)。
ただし彼らや彼女たちはある意味では犠牲者です。
山口が絶大な信頼を置いていた西〇中学校ですら、今や中間・期末テストはオールマーク。
まあ仕方ないですよね。
公立高校入試がマークシートを塗りつぶすだけの試験なのですから、『とりあえず公立高校入試だけをなんとかしたい!』という中学生からしたら記述なんて面倒くさいだけでしょうし、保護者様からも、『そんな余計なことしなくていいから、目の前の公立高校入試を何とかしてください!』なんてクレームも出ちゃいそうですし・・・。
そんなわけで、中学生のみなさんは徹底的に『記述力』を奪われてしまい、同時に『漢字の文章を読み取る力』もついでに奪われてしまい、課題をほとんど出してくれないような高校に進学してしまった日には、高校2年生の冬くらいまでダラダラ過ごしてしまって、気がついたら(本来なら間に合ったはずの)難関大対策などお手上げ、という状態になってしまいます。
しつこいようですが、当塾が『高校2年生の12月以降は新規ご入塾一切お断り』させていただいているのはふるい分けしているわけではありません。
ただ単に、『時間的にも質的にも、間に合わない』と思っているからです。
よしんば間に合ったとしても、ものすごい数の授業を受けていただくことになりますし、うちは講師も少数精鋭のため、そこまでマンパワーを割く余裕がありません(当塾は現生徒最優先ですので)。
そういったわけで、将来的に旧七帝大、国公立大学を受験する可能性があるのであれば、愛知県の公立中学校の授業を受けているだけでは本当に厳しいと感じています。
『文章を読み、自分の手で書く』、これは本当にシンプルなことではありますが、同時に膨大な時間がかかります。
一番学力が伸びる中学・高校の6年間、特に最初の3年間で『読み書き』を怠ってしまうと、高校に入ってからそこからスタートしなければなりません。
とてもじゃありませんが、他の都道府県高校生が受けているような高等英語・高等数学を理解できるわけがないのです。
ですので、中学校で書き取りの課題が出なくなって久しい昨今ではありますが、小学生・中学生のお子さんを持つお母様、お父様、どうか『文章を読み、書く』という習慣をお子様につけさせてほしいと願います。