英語の偏差値が65を超えている当塾の塾生たちの共通点

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教室長ブログ

先に申し上げておきますと、中学生の偏差値が70を超えることはまずありません。




これは先日紹介させていただきました、当塾の中学生が受けたサナル模試の結果なのですが、見ての通り、『英語の点数は21点(22点満点中)なのに、偏差値は61.7にとどまっています』。


理由は簡単で、『オールマークのテストなので、平均点が高めに出てしまうために、偏差値は相対的に下がってしまう』からです。



そういった事情もありまして、中学生で偏差値が60を超えていたら、まあ相当すごいということになります。



ですので、タイトルの『偏差値65以上』というのは高校生の話であって、中学生の場合は偏差値60を超えていたら、同じかそれ以上の力があると思っていただいて差支えありません。




それはさておきなのですが、タイトルの通り、『英語の偏差値が70を超える中高生たちの共通点』をお話しさせていただきます。



ごめんなさい、もっとたくさんあったのですが、とりあえずアーカイブで目についたものを紹介させていただきました。




もちろん、共通点はたくさんあるのですが、『英単語をしっかりと覚えている』だの、『英文法を100%理解している』などは、当たり前の話ですので、ここで紹介させていただくのは、『意外な共通点』です。





【全員品詞を完璧に理解しようとしている】


品詞というと、『動詞』『形容詞』『名詞』『代名詞』『副詞』とかいうあれですね。


動詞は『自動詞と他動詞』に、形容詞も『形容詞句、形容詞節、指示形容詞』などに細分化され、まあとにかく信じられないほど細かいです。



英語の偏差値が65や70を超えている中高生は、例外なく品詞に強い意識を持っています(もちろん、山口が洗脳した感は否めませんが…)。



で!


この話をすると必ず『いや、そんなに細かい品詞のことを考えてたら、ものすごく時間がかかるし、長文なんて読めないよ!』という意見が出てきます。



ですがいきなり論破させていただくと、『当塾で英語の偏差値が65を超えている中高生は、みんなやってますけどね』・・・ってことです。



そもそも私たち日本人も、幼少期の頃は品詞なんて考えずに日本語を覚えていくわけですが、小学校に入ると国語の授業で、『名詞・動詞・助詞』などを学びます。



それが少しずつ複雑に枝分かれしていって、『形容詞・形容動詞・連体詞・副詞』などが加わり、そして英語以上に複雑なのですが、『動詞と助動詞の活用』を学ぶんですね。



そう、日本語って厄介なことに『動く』という動詞を否定にすると、『動”か”ない』という風に活用が変化するんですね。



×『動くない』とは言わないわけです。



これはものすごい単純な例を紹介しましたが、実は日本語でも、細かい品詞や品詞分解を私たちは学んでいますし、いつの間にかそんなこと意識しなくても、自由自在に話し言葉や書き言葉をマスターしていくわけです。




言うまでもありませんが、異言語である英語を学ぶときも同じ、いや、それ以上に文法や品詞を意識しながら学ぶ必要があります。




よく『速読』なんて言いますが、雑なものをいくら速くやったところで、『雑なものがひたすら積みあがるだけ』です。



本当に何の意味もありません。




そうではなくて、『丁寧なものをコツコツ積み上げて、丁寧に読むスピードを少しずつ上げていく』、これが英語習得の近道です。






【だから山口は公立中学校や高校の授業をすべて無視しています】


無視しているというと語弊がありますが、正しくは、『そういった基礎的な内容は当然やるとして、英語学習に本当に必要なものを伝えている』ということになります。


当塾の塾生ならご存知の通り、『自動詞と他動詞をきちんと学習しないなんてありえない』んですね。


残念ながら、この自動詞と他動詞をしっかりと指導している中学校はありません(これは愛知県に限ったことではありませんが)。



しかし、自動詞と他動詞を理解せずに、英語を学習するなんてことはありえないんですね。


だから山口の授業では、頻繁に『これ、自動詞?他動詞??じゃあ過去形、過去分詞のどっちなの?』が飛び交っています。



ですので、正確に言えば公立中学校の内容を無視しているのではなく、『それは当たり前にやったうえで、もっと高度な内容をどんどん進めていく』というのが正しいです。





さらに言えば、岡崎高校を受験する中学生も、偏差値40の高校を受ける中学生も、受けるテストの内容はまったく同じ、『愛知県が用意したオールマークのテスト』です。


つまり、中学生のみなさんが受ける授業の内容は、全員同じなんですね。



だから平均点も高いし、ぶっちゃけ大きな差はつかないんです。





ですがここで表れている数字以上に、当塾の中学生たちはかなり先に進んでいます。



点数こそ差がなくても、うちの塾生はすでに大学受験レベルの内容まで進んでいます。



だから今それほどの差が無くても、高校に入ってから劇的な差が生まれるんですね。




ちょっと横柄な物言いに聞こえるかもしれませんが、私が『愛知県の公立高校入試なんてどうでもいいし、高校もどこでもいい』と言っているのはそういった事情があるからです。







【受験英語をゴールにする必要はまったくないです】


今うちに来てくれている塾生諸君もそうですが、難関大に合格していった先輩方も、非常に高いところに目標を置いています。



山口自身も未だに日々勉強ですが、うちの塾生諸君はとにかく志が高いです。



例えば去年の話ですが、京都大学にぶっちぎりの結果で合格した卒塾生・・・、正直3年生の夏前にはほとんどやることがない、というかもはや山口の授業なんて受ける必要がまったくありませんでした。



英語の偏差値は常に80前後でしたし、その時点で、京大の過去問も20年分やりきってましたんで。



ですが他の塾生たちと同様、信じられないほどの向上心を持っていましたので、結局最後の最後まで山口の拙い授業を受け続けてくれたんですね。



うちの塾生たち、そんな向上心のカタマリみたいな生徒ばかりなんです。



中高生のみなさんは、高校受験や大学受験をゴールにする必要はありません。



もっともっと高いところに目標を置いてほしいです。


はっきりと言えば、受験英語だけを学んでもつまんないだけですし、本当の勉強の面白さは、受験勉強のもっともっと先にあります。


そして結果的に、そういう高い志を持って勉強した方が、目の前の大学受験もうまくいきます。






【山口が尊敬している佐々木高政先生の参考書の目次】


サラッと見ていただければOKです。


佐々木先生が細かい品詞に徹底的にこだわっていることが伺えます。


そんな佐々木先生の和訳がこちら。


(※英文を読む必要はありません)


(佐々木先生の和訳)

『人にほめられたい、又非難されるのを恐れる気持が他のすべての考慮に勝るほど大きいこともありうる。「恥辱を受けるより死を」というのは好ましい心意気と考えられているが、厳密に言うと、利己心を離れた情ではない。それと同じ種類の計算が、それほど劇的な形はとらないが働くのである。切符無しで列車に乗って鉄道会社からせしめてやろうかなどど気が動いたときに、見つからなかった場合に辱めを受けるのが怖いという気持ちが法的処罰よりも、はるかに強力な抑止力を持つであろう。こういう次第で、毀誉褒貶は、個人の利害を社会のそれに調和させていく点で、刑法の補いをつけているのである。』



英文に対してはもちろんですが、佐々木先生が日本語に対しても、並々ならぬ情熱を持って文章を生み出していることが伺えます。



ちなみにこちらの佐々木先生ですがなんと愛知県出身。


ネットはもちろんAIもない時代に、しかも英語が禁制であった第二次世界大戦中に、独学で英語を勉強していたのだそうです。


こちらは佐々木先生の代表作である『英文解釈考』からの一節ですが、この本を書きあげるのに、なんと30年の歳月を費やしたのだそうです。



なんという執念、なんという情熱なのでしょう。



そして、佐々木先生ほどの素晴らしい英語学者であっても、30年もの時間を要するという圧倒的に冷酷な事実が目の前にあります。



しかしありがたいことに、そのものすごい知識と研鑽が一冊の本にまとめられているわけです。




私たちは佐々木先生の30年を、圧倒的に短く圧縮して学ぶことができます。




そしてそれこそが、当塾の塾生が圧倒的な結果を出し続けている要因に他なりません。




さらに、何ともおもしろい話なのですが、山口が指導を担当している中高生の9割が理系、又は理系志望者です。



本来ならば理系の生徒は当然理系科目に力を入れるべきなのですが、凄まじいほどの知的好奇心を持っている彼らや彼女たちは、そういった事情を度外視して英語に取り組んでくれます。




まあそんなわけで、いつものように支離滅裂な文章になりましたが、明日からはまた『テスト頑張った中学生』の紹介をさせていただきます。



なんとびっくり、今回も学年1位がいます!

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