本当です。

中高生諸君から『プロ野球選手になれますか？』と聞かれたら、私は『なれます』と速答します。

『バンドでメジャーデビューしたいんです。できますか？？』と聞かれたら、『大丈夫。できます。』とこれも速答します。

『東京大学に入れますか？』と聞かれたら・・・もちろんその時の学年などもあるでしょうが、これも『入れます。』と速答します（さすがに高校３年生で偏差値が４５くらいと言われたら、『もう一年頑張ろうか！』と答えます）。

ただし、当たり前ですが【諦めなければ】、そしてそれに見合う【努力をすれば】ということです。本気でやり続けるならば、夢は必ずかないます。

・・・というと、『でも全ての人の夢がかなうわけではないですよね？？』とも言われます。確かにその通りですね。でもかなってない夢、タイミングは人それぞれですが、諦めた人の夢から叶わなくなっているのです。当たり前ですよね。

私はこれまで、世間一般で言うところの『無理』といわれるであろう夢を叶えてきた人をたくさん見てきました。

小６の５月、『医者になりたいから東海中に入りたい！』という夢を持ったお子さんがいました。しかしその生徒は、ありとあらゆる塾（中学受験の名門です）を『絶対に無理ですから諦めてください。うちでは預かれません』と断られました。それでも悔しさで泣きながら歯を食いしばって勉強して東海中に逆転合格しました。

『宇宙飛行士になりたい！』と夢を持った一色中の男の子がいました。その生徒は、未だ夢半ばでありますが、宇宙飛行士になるために必要な情報を全て自分で調べ、今は名古屋大学の工学部航空工学科に進学しました。

『宇宙飛行士になりたい！』・・・途方もない夢ですよね。でも私は彼はなれるだろうと確信しています。

そして私の実体験。

私は元々音楽大好きで、『いつかミュージックステーションに出るんだ！』と夢を抱いて名古屋に出てきました。

今でも趣味で楽器を演奏していますが、当時はかなり本気で打ち込んでいました。

しかし『学び教える』という今の仕事に出会いやりがいを見出したとき、この今自分が打ち込んでいるものと音楽を天秤にかけたときに、私は今の道を選択しました。

当時のことですが、音楽を選択するならば仕事も何もかも全て捨てる必要がありました。

その分岐点から今に至るまで、当時の音楽仲間がどうなったかというと、『ミュージックステーション』には出ていませんが、見事メジャーデビューという夢を果たすことができました。

よくある話ですが、お客さんがたったの５人しかいない夜もあったのです。

これは勉強でも何でもそうなのですが、『無理』と思った瞬間にそれは無理になるのです。あなたが諦めなければ、そしてそれに見合う努力を続けたならば、その夢は必ず叶います。

冒頭で『できる』『大丈夫』といったのは無責任でもなんでもなく、ただそれだけの簡単な話なんです。

諦めた人の夢から叶わなくなっていくので、『全ての人の夢が叶っていない』ように見えているだけです。

しかし誤解のないようにお伝えしますが、やるのはあなたです。私ではありませんし、学校の先生でも塾の先生でもありません。

当たり前の話ですが、あなたがそれに見合う努力をしていないのであれば、その夢は叶わない可能性の方が高いです。

中学生高校生のエネルギーと可能性は本当にすごいです。もっともっとあなたの可能性を信じて頑張ってくださいね！

それではこれが今年最後のブログになると思います。みなさん良いお年を！