お父さま、お母さまあるある

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雑談

今日は長久手周辺をジョギングして、帰りに本屋へ寄ってみたら・・・ものすごくいい参考書や問題集に遭遇したので、ついつい買いこんでしまいました!

 

早速ここで紹介!・・・と言いたいところなのですが、やめておきます

もうこれは本当に素晴らしすぎて、できれば誰にも教えたくない・・・。

なんか無名のアーティストの音楽を聴いて、『独り占めしたい!』という感覚に似ていますね。

あ、心配しなくても、塾生のみなさんには紹介しますので。

ただし、大学受験用のものばかりなので、高校生限定ですね。

 

 

そんなわけで買い込んだ参考書を教室に持ってきたついでに、教室の大掃除もやってしまいました。

・・・こんなことを言うと、(なんだ??山口さんは休暇を取っていないのか??今はやりのブ〇ック企業なのか?)などと思われそうですが、本当に今日は休む予定だったんです。

本当にたまたまいい参考書に巡り合ってしまった結果ですね。

 

さて、本日ですがいつもとは少し違って、保護者様にあててメッセージを送りたいと思います。

当塾に全く関係のないお父様お母様にも、ぜひご一読いただけたらと存じます。

参考にするかどうかはさておいて・・・ですね。

 

当塾では夏・冬・春のタイミングで面談をさせていただいております。

ご希望いただければそれ以外でもお話する機会を設けさせていただいておりますが、少なくとも1年に3回以上は、必ず保護者様とお話させていただいております。

 

そして今も昔も変わらないのですが、どうしても『お子さんを叱ってしまう・・・』というお悩みの相談をよくいただきます。

 

もちろん、何か約束事を守らなかった、道徳に反することをしたときは、しっかりと叱っていただけたらと思います。

ただし結果に関しては、できるだけ叱らない・・・というか、お子様の気持ちに寄り添っていただけたらと願います

 

ちなみにですが、こんな山口でも、塾生からテストの結果を見せられたときは、良いところよりも悪いところに目が行ってしまいます。

これは本当によくないですね。

絶対に表には出しませんが・・・。

 

まずは良かったことに関しては、手放し無条件で褒めていただきたいです。

次に、もちろん結果が伴わなかった部分については、改善をしていく必要があるわけですが、少なくとも叱って何かプラスになることはあまりありません。

 

もちろん、まれに叱られて負けず嫌いを発揮して、次のテストで挽回・・・なんてこともなくはないのですが、それは本当に稀有です。

よほど精神力が強いお子さんでなければ、そんなことにはなりません。

 

ここで『学年ビリを2度取ったことがある』山口の経験が活きてくるのです。

 

そもそもですが、学年ビリなどという最低の結果が出て、中学2年生の山口は辛くはなかったのでしょうか??

もちろん、存分に辛かったんです。

テストが終わるたび、結果が返ってくるたびに、とてつもない絶望的な気持ちになっていました。

 

こんなキャラなので、友人にどれだけいじられてもヘラヘラしていましたが、本当は泣くくらい辛かったですね。

バカなキャラを演じるしかないのです。

 

 

そこで担任の数学教師、M田先生にも言われるわけです。

 

『おまえどうせ授業なんも聞いてないんだろう?』

『おまえみたいなバカは学校に来なくていいぞ。』

 

・・・もう今の時代なら懲戒免職もんですよM田先生!と言いたいところですが、残念ながらこんな先生は、一昔前は普通にいたんですよね。

 

で、散々これ以上にないくらいに打ちのめされて、最後の砦である自宅に帰ったら、ここでも母親に追い打ちをかけられるわけです。

 

 

やる気出ますか?

 

 

普通に考えて出ませんよね?

 

社会経験を積んだ社会人ならば、あるいは同じようなシチュエーションを乗り切ることもできるのかもしれませんが、まだまだ中学生・高校生なんです。

 

心配しなくても、本人が一番惨めな思いをして、一番辛い思いをしています。

 

もちろん、怒りたい気持ちも起こるでしょう。

我が子の未来のことを思えばこそ、正しい方向に導いてあげたいと思うでしょう。

でもだからこそ、お子さんが辛い思いをしているときは、その苦しい気持ちに寄り添ってあげてください。

 

『数学は本当に良かったんだね!あとは英語も上がったら大変なことになるね!』

とか

『テスト前、あんなに頑張ってたのにね・・・。もしかしたら、もっといいやり方があるのかもしれないよ?ちょっと一緒に考えてみようか!』

とかなんでもいいと思うんです。

 

 

断っておきますが、何でも無条件で優しく優しく、はれ物に触るように接してくださいと言っているわけではありません。

冒頭申し上げました通り、『明らかにサボってた』『やると決めたことをやらなかった』『約束を守らなかった』なら、厳しく指導してもいいと思うのです。

 

本当に頑張った結果であったり、頑張りたいけど何を頑張ったらよいのか分からなくて、もがいて出た結果に対しては、叱るのではなく寄り添ってほしいと願っているのです。

 

学校の先生、塾の先生、親友、お子さんの周りにはいろんな人がいますが、最後の砦はやはり『お父さん』『お母さん』なのです。

『何を町の塾講師が偉そうに!』なんて思われるかもしれませんが、少しでもご参考にしていただけたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

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