成績優秀者発表!(中学2年生)
・・・というわけで、今日はなぜか電話がつながらなくなってしまうという大変なトラブルに見舞われてしまったのですが、それを教えてくださったお母様に、もう一ついいご報告をいただきました。
う~ん素晴らしい!
社会が100点でもちろん県内1位!
え?
社会も教えているのかですって??
えぇ、当塾では社会は指導しておりません(テスト前に課題を用意したりはします・・・)。
ですので、この社会の100点は当塾とは一切関係がなく、ただ単純に彼が努力したから、ですね。
当塾が指導させていただいていますのは、『数学』と『英語』ですね。
数学については学生講師の板倉先生が担当しており、英語は山口が担当しておりますので、例によって英語のお話をさせていただきますね(笑)。
最初に申し上げておきますと、彼は普通に西尾市内の公立中学校に通う男の子です。
ただ、今はもうすでに高校1年生の内容が終わりかけています。
授業でも普通に高校生に教えるように、『このVは他動詞で目的語がないから、このthat以下はは不完全文で・・・』といった感じで指導しています。
具体的には、英検2級のテキストや過去問を使って、文法から長文の精読をやっています。
はたから見ると、高校生に指導しているように感じるのではないでしょうか??
・・・で、こういった先取り学習は、必要なのか不要なのか、なのですが、これは当事者が判断すればよいと思っています。
中学生の段階ではしっかりと中学生の英語を学び、しっかりと段階を経て高校で高等英語を学ぶのももちろん間違いではありません。
ただ、もっと早く対策を取っていれば・・・と思う受験生に、今までたくさん会ってきたのも事実です。
例えば高校3年生の夏、いよいよ受験シーズンということで本腰を入れて勉強を始めようと決意したものの、基礎の土台が作れていなかったため、中学英文法からやり直さなければならない、そんな子達がたくさんいました。
もっと早く来てくれたら・・・と毎年思うのです。
また、公立高校に合格するための英語学習をしてきたため、無事に第一志望の高校には合格したものの、高等英語ではまったくついていけなくなってしまった・・・、そんな子にもたくさん会ってきたのです。
中学の時は英語がすごく得意だったのに、高校に入ってからものすごく下がってしまった、そんな話を一度は聞いたことがあるのではないかと思います。
先取り学習はそのために必要なのです。
もっと言えば、公立高校入試対策と大学受験の英語はまったく別物なのです。
当塾が『公立高校に合格することを第一目標』とするならば、こういった先取り学習は一切やりません。
公立高校入試問題は完全にパターン化されていますので、受験テクニックと言うと大げさかもしれませんが、合格するためだけのカリキュラムを組んで指導しているはずです。
そしてそれを否定するつもりも全くありません。
当たり前の話ですが、全員が全員大学を受験するわけではありませんので。
中には商業高や工業高に通って、専門的な知識をしっかりと学びたいと思っている中学生だっているでしょうし、その場合には極端な先取りなどやる必要がありません。
ただ今回の彼の場合、今の時点で明確に将来のビジョンを描いていて、そのためには4年後に難関大学を受験する必要があるため、先取り学習を進めているのです。
彼が目指している高校は、英語の授業内容は非常に高度な上、ものすごいスピードで進んでいくことで有名なのです。
公立高校を突破することだけを目標にしてきた学習では、まずついていけません。
ですので、その高校に入ってから受ける英語の授業全てが復習になるよう、今のうちにあらかた終わらせておこうと計画しております。
変な話、今の段階では中学校の中間期末で、少々ケアレスミスしても構いません(とはいっても彼が95点を下回ることは絶対にありませんが)。
その結果、もしかしたらクラスのライバルに負けることはあるかもしれませんが、見えないところでは圧倒的に先を進んでいるのです。
高校に入ってからは、英語の勉強は単語を覚えるだけ、その状態に持っていく予定です。
・・・でその状態になっている塾生が何名かいるのですが、困ったことと言えば・・・。
受験レベルでは、彼らに教えることがなくなってしまいつつあるということです(笑)。
さて、そんなわけで明日から来週いっぱいで、体験授業を7名予定しております。
・・・これは大変うれしいのですが、ちょっとピンチです。
まだ大丈夫ですが、このペースだと本当に早々に締め切らなければならなくなるかもしれません。
当塾が一切宣伝や広告をしていないのはそのためです。
もちろん、1人でも多くのお子さんに選んでいただきたいという思いはありますが、現生徒の指導と学習計画が最優先されますので、語弊があるかもしれませんが、新しい塾生は成行に任せてゆっくり増えてくれればそれでいいと考えています。
さて受験生のみなさん、あと少しです。
最後の最後まで諦めずに、全力を尽くしてくださいね。
今この瞬間に覚えた英単語、きっと本番で出ますよ!