受験生必見!センター試験は『find』が大好き!
本日西尾高校2年生の塾生から修学旅行のお土産をいただきました!
長崎和泉屋さんのカステラ!
そう!
西尾高校の修学旅行は、山口の地元長崎なんですね~。
しかも山口の実家はみなさんが行ったハウステンボスから、歩いて行ける場所にあるので、なんだか不思議な気持ちというか感慨深い思いがあります(実家に帰るとFacebookに『今ハウステンボスにいます』と勝手に表示されます。)
う~ん・・・、本当はもっとディズニーランドとかUSJとかに行きたかっただろうな~・・・なんて余計なことを考えたりもします。
まあ進学校ですし、修学旅行は飽くまでも学問を修めるための旅行ですので、『一生の内で一回くらい行ってみてもいいかな』くらいで割り切ってもらえてもいいかなと思いますね!
ちなみに山口は地元ですので、もちろん長崎は大好きですよ!
さて、それでは本題に入ります。
そんな西尾高校の1年生の中間テストの整序問題で、
“I found this book interesting.”
が出題されましたが、みなさんはきちんと正解し、また完全に理解しているでしょうか??
受験生を含め、多くの高校生がSVOC(5文型)をニガテとしていて、なおかつ受験では必須ですので、これは100%完璧に理解しておかなければなりません。
この”I found this book interesting.”はもちろん、『私はこのおもしろい本を見つけた。』ではありません。
それなら”I found this intersting book.”のはずです。
ここでは正しく、『私は思った、この本がおもしろいと。』と訳さなければなりませんし、語順にもしっかりと注意を払う必要があります。
(そんなのどっちでもええやん!)・・・なんて声が聞こえてきそうですが、これを曖昧にしているようだとセンター頻発・・・というよりも必発のSVOCには手も足もでなくなります。
単語”find”が、3文型(SVO)だけではなく、5文型(SVOC)を取ることもある、(・・・というよりも、センター試験含めた受験では”find””make””have”などは絶対に5文型でしか出ません。)を理解しておくだけで、確実に10点は増やせます。
ここで解説をスタートさせると、ただでさえ冗長な山口ブログが10,000字を超えてしまいますので、ここではこの表現だけ覚えてください。
“It is difficult for me to speak English.” が
“I find it difficult to speak English.”に書き換えられるということを丸暗記するだけでもOKです。
(1)”find”はとにかく直後に目的語を取り、その後形容詞(分詞も含む)や不定詞を取ることができて
(2)その時はfindの訳は『思う、気づく』程度のふわっとした約でOK
では論より証拠、実際のセンター試験に目を通してみましょう。
ちなみに2問紹介しますが、上のルールを知っていれば英文を訳す必要もなく、10秒・・・いや、5秒くらいで解答できます。
まずは2017年度、センター本試験より。
大問2 B 問1
keita : You have so many things in your room .
Cindy : I know . Actually , ( )( )( )( )( )( ) it neat and clean .
①difficult ②find ③I ④it ⑤keep ⑥to
もう訳す必要もまったくなく、動詞”find”を発見した瞬間に、(あぁSVOCのあれね。)と判断して並び替えるだけです。
一応細々した説明を入れるなら、副詞Actuallyで始まりカンマなので、普通に主語から始まる文章を想像し、あとはSVOCに当てはめるだけです。
『I find it difficult to keep』 it neat and clean. が正解となります。
次。
こちらも同じく2012年のセンター試験より。
まったく同じ整序問題からで、もうまったく一緒じゃん!というくらい同じです。
“Did you install that computer software you bought last week?”
“Yes.And ( )( )( )( )( )( )use.”
①easy ②finding ③I’m ④it ⑤to
もうボーナス問題ですね。
finding がくっつきそうなのはbe動詞を含んだ”I’m”くらいしかないので、I’m findingを先に作ってしまい、後はfindをSVOCにあてはめて・・・というよりも、定型文を覚えていたら考える必要もなく、5秒で4点ゲットです。
これで4点ですよ!?
もちろん答えは
『I’m finding it easy to』use. で終了です。
そしてこれは冒頭申し上げました通り、『高校1年生』が学ぶ内容です。
でも文型の重要度って意外と高校生には浸透していませんし、受験生でも覚えていない子がいたりします(当塾にはいませんが)。
今回findだけを取り上げましたが、センター試験はとにかく『SVOC』が大好きです。
最近だと”let””make””get””have”の使役動詞が頻発で出題されています。
ちなみにセンターで出題される5文型動詞は9個しかありません(本当は確実性を取り、14個覚えておきたいところです)。
覚える内容はとても簡単で、知覚動詞5個・使役動詞4個のみです(知覚動詞については10個覚えておきたいのですが、センター試験では出題されませんので5個で大丈夫です)。
あとはこの計9つの動詞が『SVOC』の形しかとらないということを覚えるだけです(もちろん、これらの動詞は3文型を取ることもありますが、センター試験ではまず5文型でしか出題されません)。
どうでしょうか?
もちろん、偏差値55以上の私立大学を受験する生徒は、もう少し掘り下げて学ぶ必要がありますが、センター試験ならこれで充分です。
出るものも、出方も決まり切っているのですから。
ちなみに学ぼうとするならば、マンツーマン指導なら10分程度で終わるような内容です。
1時間も2時間もかける内容ではありません。
このようにセンター試験もそうなのですが、国立大学や私立大学、すべてに傾向があり、その傾向に合わせて学習していくことは受験生にとってマストです。
ぜひぜひ相談に来てくださいね!・・・と言いたいところなのですが、残念ながら今年度の高校3年生は締め切らせていただいたのでした・・・。
でも無料の学習相談はやらせていただきますので、高校3年生でも遠慮なくお問合せください(ただしスケジュール調整は当塾に合わせていただくことになります)。
塾生諸君は心配しなくても、私たちがしっかりとカリキュラムを組んで進めていきますので、何も心配しなくていいです。
ただしそれは諸君が努力をしなくてもいいというわけではなく、こちらが用意した課題には全力で取り組んでもらうことが前提となりますので、堅忍不抜の精神で学習に取り組んでください。